油性を上回る生産量を示しながら、水性ボールペンは絶滅を危惧される。好調なゲルインクボールペンが統計上水性に合算され底上げされているためだ。
日本筆記具工業会:統計資料「水性ボールペン」はいま絶滅の危機にあるのか 元来の水性はゲル化剤を添加しておらずゲル以上に書き味軽いのに、インク特性ゆえに鞘式が主流なのがマイナーな一因と考えられ、本品はそれを解消したノック式水性である。
ノック式水性ボールペン(キャップレスローラーボール)は既にドイツで販売されており、遅きに失した感が否めないが、月間百万本出荷される
三菱ジェットストリームに喚起されたパイロットが
アクロボールとともに発表した対抗品。両品合わせた初年度販売目標は奇しくもジェットストリーム年間出荷数と同じ1200万本。
同社Vコーンの欧米名がVボール、ゴム握把をつけたのがVボールグリップ、それをノック式ReTractableにしたのが本品。つまりノック式Vコーンである。このVが何を意味するのか不明。
欧米人は日本人のように鞘式に不満を感じないと言われ、故国では日陰に甘んじた水性ボールペンも欧米では人気を博し、本品の場合はニードルティップや緑インクも発売されている。
Vコーンは当初金属クリップだったが、樹脂へ変わりエコマークがついた。金属クリップの本品はやはり海外市場向けか。欧米は日本よりうるさそうだが……。
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- 2009/07/01(水) 06:30:30|
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新油性インク
Aインキを投入しているにも拘わらず
三菱ジェットストリーム登場後、パイロットが2008年に同価格で発売した低粘度油性ボールペン。軸はφ10.8(最大φ11.3)×142.5mmで成田亨的ラインを持ち、モンブランPiXより甲高いノック音を出す。ペン先のがたつきは殆ど無くゴム握把の感触も悪くない。9g。エコマーク品。替芯BRFV-10F(.7mm)/10M(1.0mm),筆記距離F:1200mらしい。

必然ジェットストリームと比較されるが、それについては他を参照頂くとして、ここではアクロボール替芯BRFVが専用芯(独自規格)かつパイロット製でありながら三菱シグノRTに適合する点に着目したい。
カフェイン依存症気味なエンジニアの雑記これが意図的ならパイロットは替芯市場開拓に積極的と言えよう。しかし移植可能な事務用がそれ一種では大した利益になるとは思えない。そしてパイロット製品には本品以外BRFV適合軸が無い。アクロボールはパイロットの鬼子か。
替芯に対する潜在需要がエコブームや選択式多色ボールペンによって現れ発展したことを知れば、規格外替芯の開発は疑問視される。共通規格なら多くの製品に換装でき、低コストで低粘度油性へ更新できる利点が生まれる。
これに対し、専用芯で顧客を囲い込むのが有益と同社が判断したとなれば、大量発注する法人を主客層として設定したのであり、個人向け展開例えば共通規格や同社コレト芯への展開は期待薄となる。
もし他社への替芯換装が偶然でしかないなら、アクロボールインクとBRFV芯はこれ一代で終わる可能性すら見えてくる。
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- 2009/07/01(水) 06:30:00|
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女学生向けの油性ボールペン。小さな星型クリップ兼チャームがつき、シャーペンならハート型がつく。ペン本体のクリップは可動式。2005年の限定品で半額処分されていた。日本製?


軸長はA7版長辺より少し短く102mm,ゴムグリップはなく、軸径は10mmちょっとで細くもなくて、小さく短いわりには使いづらくない。しかしその軸径が徒になってダブルリングノートのリングに挿せない。
本品の面白い点は、軸長と替芯長に4mmしか差がないこと。商品イメージに反して冗長さがなく、替芯を抜き出すとその対比に驚く。替芯はK-0.7芯(φ2.95×98mm,直線筆記距離800m)、細字嗜好が高まる若年層には0.5のほうが歓迎されたのではないか。
書き味は日本製らしく軽く滑らか、困るくらいの滑らかさでゲルインク並みの筆圧で書ける。冬だったらもう少し重くなるだろうか。三菱スタイルフィット用UMR-109(φ3×98.5mm)やぺんてるスリッチーズ用BGRN(φ3×98.5)でゲル化可能。
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- 2009/06/15(月) 06:30:30|
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