アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

三菱鉛筆 ジェットストリーム2&1 MSXE3-800

三菱鉛筆 ジェットストリーム 多色ボールペン 0.5mm 替芯 10本セット (黒5本・赤3本・青2本) SXR-80-05:Amazon.co.jp

 同社ジェットストリーム4&1 MSXE5-1000の姉妹品。五芯式から三芯式(黒赤2色ボールペンとシャーペン)へ軽装になっただけでなく実際四割ほど軽くなった。2015年11月発売、たぶん日本製。
同社は同機能のジェットストリームをすでに二種、廉価版MSXE3-500 (2008年1月発売)と高級版MSXE3-3000 (2015年10月発売)を発売しており、それらの中間にあたる本品を加えたところに、SXシリーズの成功が垣間見える。

 替芯はJIS油性B型より短いSXR-80
MSXE3-800-07には0.7mmボール替芯が、MSXE3-800-05には0.5mm替芯が装填されて出荷される。胴軸ラベルで判別でき、そのラベルを剥がせる。
 このような、替芯交換でボール径=字幅を変えられるにも係わらず、ボール径によって異なる製品であるかのごとき売り方、考えてみればヘンな売り方を私たちは疑問なく受け容れ、字幅が異なる替芯に互換性があるのかと質問したりする。ペン軸にボール径を記したスラリ300ではより顕著である。これはどうも安物ボールペンに特有な売り方のようだ。
替芯に依拠した分類をしながら替芯交換を軽視し使い捨て同然に消費してきたことが、日本製ボールペンの高価格化を阻み低価格帯に位置づける一因であり、日本企業はその低価格帯で好況期には大いに儲け不況期には糊口をしのいできた、と私は捉えている。
 新興国製品が流入する時代になって、収益性を高めるために再び高価格化を企図しても、陳腐化し途上国で製造できる軽工業品など海外移転してコスト減すればいいというのが、さらなる利益率拡大を望む投資家らの意見であるから、軽工業の海外移転が止むことはない。
その状況に(おそらくは)意図せず抗して成功したのが、三菱ジェットストリームに代表される低粘度油性だった、というのが、現今隆盛するインク改良に対する大方の評価である。

・4&1より中芯数が減ってレバーが120°間隔で配置されたため切り替えづらくなった(ジェットストリーム2&1後述)
・4&1と同じく、ペン軸表面を艶やかな光沢または半つや消しに仕上げられ、金属を模している。金型分割線が目立たないのが4&1よりいいところ。
・4&1に装備されていた消しゴムを廃したために軸尾の見た目もよくなったが、機能的には劣る。シャーペンも廃して三色か四色ボールペンにすれば完成度が上がる。と思っていたらいつの間にか三色ボールペン化されていた。
・4&1に比べ、スライドレバーが後退しても甲高い音を発しない。後軸が二重構造化されて音を抑えている。
・4&1より細く、グリップ径がトンボ リポーター4スマートと同程度で手帳のペン差しに挿しやすいと思う。またゴムグリップであるけれども、私には運筆しやすい太さ。
・4&1と重心位置がほぼ同じだが、先軸の大部分がプラスティック化されて軽くなったため、あれほど前のめりには感じない。軽量化はまた、廉価版や他社製品と差別化できる点が外観のみになる一面ももたらした。
・4&1では先軸ねじが金属で後軸側がプラスティックだったため携帯中にゆるむことがあったが、本品では凹凸ねじ共に同材料となり、ゆるみにくくなった。異素材の組合せでは一方が磨耗し、ねじがゆるむことがある。とくに毎度毎度力いっぱい締めていると返ってゆるみやすくなり、また割れやすくなる。
 グリップ(先軸)を外して替芯を引き抜き、替芯交換。 [三菱鉛筆 ジェットストリーム2&1 MSXE3-800]の続きを読む
  1. 2017/08/16(水) 08:00:00|
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ゼブラ スラリ300 BA38, BAS38


 同社スラリBN11を金属軸化した上級品、でありながら廉価な、労働者階級向け製品。2014年6月発売、中国製。300は価格を示す。2016年さらに高級なフィラーレが発売された。

 替芯は原型品スラリBN11と同じEQ芯。EQ-0.7芯(0.7mmボール)を装填して出荷されるのがBA38、EQ-0.5芯ならBAS38、ペン軸のボール径表記にかかわらず替芯互換する。
 私は同社F-301の系譜に連なる製品に分類しているが、公式のそれはF-701或いはフォルティア300である。

 プラスティック製品はたいてい経年でみすぼらしくなるだけだが、金属製品は「年老いて」も渋く見えるうえ割れない。反面、複雑なペン軸形状にするには手間がかかるため、単調な、しかし好悪がわかれにくい直筒ペン軸にされている。あらゆる低価格品がプラスティック化された今日にあって、明らかに好印象を与える公文書仕様インクボールペン。
2000年前後の行財政改革以降、一部を除いて日本の筆記具はすっかり貧乏くさくなって、使い捨て同然の安物を高級に見せかけようと素材をごまかすことに腐心してさらに安っぽくなった。低価格化だけならまだしも低価値化はデフレスパイラルを象徴していた。
 2010年代に現れた安っぽくない廉価品が同社フォルティアや本品である。米国ではZ-Mulsion LXの名で日本の約三倍$8.23で売られ、またインフレ圧力が高まっていることから、値上げされないとも限らない。気が向いたら買っておくのがよろしい。もっとも、のちに発売されたフィラーレがその役割を担っていること、国債過多な日本では金利上昇を抑えるデフレ圧力もまた存在し続けていること──景気回復が続いているなら貸出・預金金利も上昇するのにゼロ金利のまま。銀行が言うには資金需要が無い、とのことだが、政府日銀の主張と整合しない。外資誘導派政権によって間接統治体制へ移行しつつあるのは周知の通りであるが、直接金融比率を高めて労働分配率を下げた代わりに、個人向け融資(住宅ローン等ではなくカードローン、あれはサブプライムローンだ)を増やして個人消費を増やそうとしている。その金利は他と連動されずうまい方法ではあるものの、家計負債が増え貯蓄率が下がると予想される──から本品の価格は維持されるだろう。中国製が気に入らない愛国者は同社フィラーレにするがよい。あちらはたしか日本製だ。
・ノック負荷約350g。カランダッシュ849より少し軽く、柔らかく作動し、内部で回転子が噛み合う衝撃が小さくBN11より作動音が小さい。またノックボタン径が太くて押しやすく、内部にばねが仕込まれ、引っ込んだままにはならない(定位置に復する)。

左画像は生地が薄く、右画像は厚い。
ポケットに挿した品は左から
ゼブラF-701
同F-301
本品
カランダッシュ849
ラミーロゴ206
同204
・クリップは原型BN11の形状を踏襲して金属化。旧来の弾性クリップ(可動式でない固定式)ながら機能的に充足し、ワイシャツもラシャ地も挟めるものの、厚地では留まる位置が8mm変わって同社F301並みになる。
2015年限定版では、蛇足に感じられた線刻の意匠が消えて水滴型エマルジョンインクロゴのみになった。再生産を望む。

・後軸の主材料はたぶんアルミ合金。ばねとクリップ、ノックボタンは鉄かステンレスで磁性がある。
銀色軸はヘアライン仕上げ(同社F301より粗くラミーロゴ206より細かい)、色軸は磨き仕上げを染色し、発色が良い。
・先軸は合成樹脂にゴムを二層成形したものだが、口金が金属製で重さがある。
・おそらくシリコーンゴムグリップは、潤滑性ゴムのようで新品時はすべすべして摩擦が低く、また堅い。半年ほど放置するか埃まみれにすればすべらなくなるが、ゴムグリップ好き・嫌い双方に評価が低いに違いない。代わりに、直筒ペン軸と相俟って手帳のペン挿しにもするりと入る。
金属軸は十年くらいもちそうだがゴムが何年もつかはわからない。安っぽくない本品のなかで全く安っぽい部分である。

 金属筒に合成樹脂筒を内張りし、グリップ(先軸)側とねじ材料を合わせて、磨耗とゆるみを防いでいる。ねじ材料の硬度に著しい差があると一方が磨耗するため。
先軸を外して替芯交換。替芯復座ばねがBN11より短く、細かなコストダウンを窺える。紛失に注意。 [ゼブラ スラリ300 BA38, BAS38]の続きを読む
  1. 2017/07/15(土) 18:00:00|
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ゼブラ F-701 BAZ47


 ゼブラ海外支社のスティールシリーズの金属グリップ油性ボールペン。発売年不詳(1990年代?)、インドネシア製。未輸入品をAmazon.co.jpが輸入した。同社F-301の上級品にあたり、替芯も互換。

 適度に太い金属軸とローレットグリップもさることながら、長所はぞんざいなクリップ。まったく工業的な、優雅でないプレス加工部品だが、適応範囲が広く、デニムでもラシャでも厚地のポケットに挿せるうえ、ペン軸が短めだから少々浅いポケットにも挿せる。
短めの軸長と太めの軸径が胴長短足でバランス悪そうに見えたが、書いてみると問題なかった。とくに野外でメモする際、やや短い軸長はむしろ扱いやすかった。
 短所は軸尾に露出した合成樹脂部だそうで、落としたとき、当たりどころが悪いとここが割れるそうである。
なお合成樹脂は概ね薬品耐性が低く、アルコール消毒したり溶剤等を扱うなら、合成樹脂部品比率が低い金属軸が良いという。だからかどうか、英国では外装をフルメタル化したF-xMDへ置換されている。→F-xMD │ Zebra Pen
日本でF-701が売られ始めたのは在庫処分とも考えられるものの、カナダでは双方掲載されているから(2017年5月現在)急いで買うことはない。→Steel | 3-Series, 4-Series, 7-Series | Zebra Pen Canada
 まったく労働者階級向け、それも野外仕様だが、金属軸は寒冷地では冷えすぎたり、雪面とくに新雪面に落とすと深く沈んで拾いにくくなるため、積雪地帯では紐付けするか他の合成樹脂軸も用意するのがいい。

・ノックボタンはムダなく作動する。ノック負荷約500g、重いのに感触がよく、内部で回転子(鋸歯状カム)が噛み合う際の衝撃を感じず音も小さい。三菱ジェットストリームプライムシングルより小さい。
浸水しても内部で錆びつかせないためか、ノック機構内部部品は合成樹脂、おそらくPOM樹脂。なおPOMは酸には弱いがアルコールや油には強いという。

左はポケット生地が薄く、右は厚い。
ポケットに挿した品は左から
本品
ゼブラF-301
同スラリ300
カランダッシュ849
ラミー ロゴ206
同204
・同型シャーペンとクリップ刻印が異なる。幅が5.1mm、ペン軸との隙間が2.5mmあり、紐を結わえられる。
ポケット挿入時露出部分が12.4mm。ペリカンK400やジェットストリームプライムシングルの14mmより短く、同社F301の半分、カランダッシュ849やohtoツイストの七割しか露出せず、フラップつきポケットにも干渉しない。これより短いのはラミーロゴの9mm弱や回転繰出し式くらい。反面、袖のペン挿しに挿した場合、F301やCdA849ほど取り出しやすくない。
右上画像のラシャ地のポケットは生地が厚く、スラリ300やCdA849のクリップが奥まで差さらない。これくらい厚いとラミーロゴのクリップに隠れたノック機構が引っかかるが、本品は薄地と同じように取り出せる。

・ステンレス製軸材。クリップとばね、替芯ペン先に磁性がある。
・金属グリップは菱目ローレット。ステッドラー925 25より粗く三菱シフトシャーペンに近い。
・ペン先(替芯チップ)が4mm露出するうえ口金先端(ペン先出没孔外縁部)が面取りされて見やすい。
ペン先出没孔内径φ2.55mmくらいに対してペン先径φ2.25mmだから寸法が合わない。その差を内部に仕込んだ合成樹脂部品で補い、また替芯との接触面積を増やしてガタツキを無くしている。それを外すとフィッシャーPR替芯を装填できるそうだが外せなかった。もっともそのままでもPR替芯を入れられる。→(F701後述)

 口金を外して替芯交換。ねじは口金側が金属、胴軸側が合成樹脂。異材の組合せは摩耗しやすくゆるみやすくなるはずだが、今のところ口金を軽く締めるだけでもゆるまず増し締めする機会も必要もない。口金がフランジ付きボルトのように座面が広くて摩擦を保ち、そこが金属同士で締めすぎを防いでねじ山損耗を防ぐのか。 [ゼブラ F-701 BAZ47]の続きを読む
  1. 2017/06/15(木) 06:00:00|
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キャメル鉛筆製作所 No.CA-P4


 2025年までに大学入試が選択式から記述式中心へ変わり、しかも紙を廃止する気配すらあることから、マークシートに適していそうな鉛筆を売りこむなら今しかない、というわけで鉛筆を紹介する。今回は消しゴム付鉛筆である。

 金具を介さず消しゴムを尾端に直付けし、イトーヤ イートンペンシルやクラフトデザインテクノロジー鉛筆の元型となったであろう鉛筆。1985年発売? 日本製。
この記事画像に写る六角軸は(特記あるを除き)キャメルCA-P4、丸軸はイートンである。

φ7.7mm×184六角軸、芯径2.2mm、約4.5g、芯硬度HBのみ。
60円税別、ダース売りなし
銘は一面のみ、白字。
60 MADE IN JAPAN Highest Quality CAMEL HB

 芯径2.2mmはソニック かるスピン及びラチェッタ(芯先調節機能つき)並びにラチェッタカプセルやクツワ ケズール(画像は五段階調節のうち最も短く削った芯先)等で削っても芯先が露出する。
なぜに芯先を尖らせないのかといえば、接紙面積を増してマークを塗りやすくするためであり、尖った芯先でマーキングすると手間がかかるうえ読取エラーを招くからである。
 芯先を露出させる方法もある。KUMオートマティックロングポイントAS2MM+R207で木鞘だけを削って芯を露出させる方法もある。M+R207の場合、標準的なφ2mm芯HBでは芯の周囲に木鞘が残ることがあり、このφ2.2mm芯ならうまく削り出される。
 マークシート試験程度なら芯先露出が2~3mmで十分
そして、鉛筆一本でも解答できる文系問題に対し、理数系問題は筆算用とマーキング用を使いわけるのが望ましい。だから、芯先を尖らせた鉛筆と尖らせていない鉛筆を用意することに益があり、前掲した鉛筆削りはいずれも芯先を尖らせることもできる。

 一本の鉛筆の一端を尖らせ、もう一端を鈍らせて使う方法もある。それにも芯先調節できる鉛筆削りが適している。
両頭鉛筆でもないのに両端を削るのは不作法なことであり、また消しゴム付には不適当だから、ここでは鉛筆を使い分けることを勧めている。
*1行め(上段)は書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返した。

 どんな消しゴムを使うかはお好きにしたらよいし、軸尾の消しゴムでも役立つが、ここではプラスWエアインフォームイレーザーピュアスリムなど細い、またはトンボ モノスマートSEEDレーダーラインなど薄い消しゴムを薦めよう。それらはマーク1コを消す際にも役立つ。

 鉛筆は左からファーバーカステル9000ジャンボ/HB φ5.3mmスタビロ イグザム288/HB φ2.2mm、本品/HB φ2.2mm
2016年12月はこれら三本を芯径が太い順に紹介する。
 OMR(光学式マーク読取装置)に反応するかナンバーズ3で試し、いずれも赤外光を吸収した。センター試験での再現性を保証しないが気に病むことはない。
各鉛筆でマークを9ヶ所塗り、うち6ヶ所をそれぞれの消しゴムで消しても、読取エラーが起きなかった。
消しゴムは左からF - C 587122スタビロ1191、消しゴム付鉛筆キャメルCA-P4はその消しゴムで消した。

 センター試験出題数は二日間で三百強と思われる。マークはおよそ長径4mm短径2.5mmの楕円。これを長径方向に320コ並べれば1280mm。楕円を三本の線でマーキングすると仮定すれば、線を3840mm引くことになる。
次に、鉛筆の芯先を鈍らせる。ここでは先端が約1.5mm径になるまで鈍らせた。
次に、マークシート答案用紙はロト6用紙と同じ紙質に思われ、その用紙には4mm×1mmマークが計243コある。
であるから、その紙にマーク1コあたり約4回、計960回マーキングすれば、おおよそ線を3840mm書いたことになり、そこで芯がどれくらい減ったかを見れば、試験中に鉛筆を削る回数を推定できる。
 さて実行すると、960回書いても(定規不使用)、芯が0.3~0.4mm程度短くなったくらい。二日間でもマーキング用鉛筆を削り直す必要がなさそうであるから、鉛筆削りも紹介する立場としては困ったことである。
 芯先の切削角度は、F - C 9000ジャンボが出荷時状態約26°、スタビロ イグザムグレード288はKUM AS2Mで削って約18°、本品はスタビロ鉛筆削り4518で削って約22°。左画像に写るのは比較のための1.4mmシャーペン
 いつも通り機械的な試験ではなく、また私の筆圧は低く80gあるかどうかだ。

参考リンク
→受験生のためのマークシートQ&A|教育ソフトウェア
→@nifty:デイリーポータルZ:マークシートは本当にボールペンを読まないのか?
→受験案内(PDF形式)| 大学入試センター [キャメル鉛筆製作所 No.CA-P4]の続きを読む
  1. 2016/12/24(土) 06:00:00|
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スタビロ イグザムグレード1191消しゴム


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 黒に赤を合わせた配色を特徴とするイグザムグレードシリーズの消しゴムは黒。
たぶん塩ビ製、開封リボンあり。2008年ころ発売、マレーシア製。

†紙はコクヨキャンパス
画像の1行めは、書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返したもの。
左からぺんてるAinシュタイン0.3HB、パイロット ネオックスG 0.9HB、三菱ナノダイヤえんぴつB、三菱ナノダイヤ0.9HB、同社イグザムグレード288鉛筆HB及び2B

◆消字力:良好
消しかす:まとまりやすい
消耗:ふつう
消し心地:やわらかめ
折れにくさ:折れにくい

 消しかすがまとまる消しゴムは軟らかく、紙にねばつく感触さえあるが、本品はやや堅く(といっても消しゴム全体からすれば軟らかい。ややこしい)、ねばつくことなく消せる。
軟らかい消しゴムでは紙面を凹ます0.3mm細芯や硬芯を消しづらいが、やや堅い本品ならそれらも消しやすい。軟らかければ紙面の凹凸に密着するはずだから、軟らかい他製品でなぜ消しづらくなるのかは不明だ。
 消しかすのまとまり具合(凝集性)は他社製品より劣り、カドがとれて丸まっても消しかすが細かいことがある。

 この寸詰まり形状は折れにくくたわみにくい。
マークシートに適した消しゴム形状は、Ainサラ等薄い消しゴムとフォームイレーザーピュアスリム等細い消しゴムの二種と考えられる。この寸詰まり形状にはどちらの要素も欠けるのだがしかし、その二種はいずれも折れやすい、またはたわみやすい形状であって、寸詰まりな本品の意義もある。

消しゴム側面に謎の数字102がある。

 紙巻き側面に載っている英文の口上。受験に際して気になるなら外して使うとよろしい。
Exam Grade® : Specially designed to erase on exam sheet
Exam Sheet Scanner Compliant : Erase cleanly, leaving minimal traces
Dust-Free : Eraser bits clump together to avoid messiness


関連記事
同社イグザムグレード288鉛筆
同社イグザムグレード4518鉛筆削り
  1. 2016/12/16(金) 23:55:00|
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スタビロ イグザムグレード4518鉛筆削り


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 今回は同題ブログnano版イグザムグレード4518の焼き直し。
2008年ころ発売、マレーシア製?
口径8.2mm、切削角度約22°、とんがり係数0.84、削りくず厚0.2~0.3mm
防錆処理刃であるという。替刃は無いようだ。

 切削角度がやや鋭角なため、芯先の円錐高が20mmあって、芯露出が増えるぶん長く書き続けられるのが長所。
挿入角度をちょっと変えると芯先の仕上がりが変わり、2方向へ傾けると芯先が砕けやすくなるため注意。代わりに芯先を尖らせずに削れる。

 隠れた短所が三点ある。
・鉛筆削り本体と削りくず容器との隙間がやや狭いため、五~七回程度削ると削りくずが詰まる。三菱DPS101PLTとカールくるくるカールくんより狭い。
・芯先調節機能がなく、削ると芯先が尖ってしまう。同社同シリーズ鉛筆288記事で述べたように、マークシートには鈍った芯先が適するから途中で削ることを止める。
・そして、小型鉛筆削りながらその最大厚がF - C 角型582800や魚型183520より厚く通販に不利。つまりアフィブログに不利である。

 いずれの短所も機能の周辺にあるから、気 にしなければしなくても鉛筆を削れる。
大きさ比較
*挿入口に蓋なし
1) 9000番角型582800, 21mm厚(最大厚22.4)×33.3mm幅×71mm長 約24gと角型ミニ182702, 20.8(最大22)×25×53.5 約12.5g
2)魚型183520/183525, 24×43×81 約27gと*丸型ミニ183502, 20×33×56.2 約9g
3)*トンボippo! KSA-121 21.4×30.9×43 約11g
4)*KUMオートマティックAS2M 27.5×34.8×67 約25g
5)KUM 4 in 1, 34.8×45.25×61.3 約28g
6)リラ グルーヴ用二穴式7311250, 38.5×39×52 約25g
7)*M+R 207 21.8×21.7×25 約10g
8) F - Cトリオボックス183800 46×46.4×66 約32.5g
9)ステッドラー512 001 φ42×58 約43g
10)スタビロ4518, 24.5(最大厚25.5)×26.6×45 約8.5g
11)カール くるくるカールくんCPS-80, 19×54.5×56 約17g
12)三菱パレット・ポケシャDPS-101PLT, 18×24(最大26.4)×34 約5g
13)ソニック ラチェッタカプセルSK878 φ30(最大厚31.2)×90 約18g
14)クツワ ケズールRS007 22.2×46×55.7 約18g
以下消しゴム
15) F - Cダストフリーイレーサー587122
16)スタビロ1191


関連記事
→スタビロ イグザムグレード288鉛筆
→スタビロ イグザムグレード1191消しゴム
  1. 2016/12/16(金) 23:30:00|
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スタビロ イグザムグレード288


Stabilo イグザムグレード鉛筆 HB


Stabilo イグザムグレード鉛筆 2B


Stabilo イグザムグレード消しゴム


Stabilo シャープナー4518


【STABILO/スタビロ】Exam Grade Pencil/イグザムグレード鉛筆(硬度:HB)

【STABILO/スタビロ】Exam Grade Pencil/イグザムグレード鉛筆(硬度:2B)
【STABILO/スタビロ】Exam Grade 1191 消しゴム
【STABILO/スタビロ】Exam Grade Sharpenerブンドキ.com Yahoo!店
スタビロ 鉛筆 イグザムグレード HB B288HB12 12本
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スタビロ 鉛筆 イグザムグレード 2B B28812E 12本
マーキュリーマーケット - Yahoo!ショッピング


スタビロ イグザムグレード:Yahoo!ショッピング検索

 2025年までに大学入試が選択式から記述式中心へ変わり、しかも紙を廃止する気配すらあることから、マークシートに適していそうな鉛筆を売りこむなら今しかない、というわけで鉛筆を紹介する。今回は標準的な軸径の鉛筆である。

 シュヴァン スタビロが2008年ころに発売した、つや消し黒に赤が映える鉛筆。マレーシア製。
イグザムはexam ; examination:試験。芯硬度はHBと2B二種のみ。

φ7.5mm(最大約φ7.7)×175、芯径HB/φ2.1mm(実寸φ2.2mm)、2B/φ2.5mm、約4g
芯硬度:HB、2B
1ダース600円税別@50円税別
銘はHBが金字、2Bが銀字
表銘:[白鳥ロゴ]STABILO® Exam Grade® [芯硬度] [白鳥ロゴ]STABILO®
裏銘:[バーコード] Art. No. 288HB [コード] [白鳥ロゴ]STABILO®
先付け鉛筆(芯先が削られて出荷される鉛筆、約∠25°)、封蝋あり、厚塗りされた軸尾が少々太い。

 鉛筆一本でも解答できる文系問題に対し、理数系問題は芯先を尖らせた鉛筆と鈍らせた鉛筆を用意する──筆算用とマークシート用を使いわけるのが望ましい。
なぜにマークシート用の芯先を鈍らせる(丸める)かといえば、尖った芯先でマーキングすると手間がかかるうえ読取エラーを招くからであり、丸まった芯先で接紙面積を増して塗ることが効率的だからだ。
 であるから、芯先が尖らない鉛筆削りが要る。そんな存在理由を疑われる鉛筆削りがあるのかといえば、クツワ ケズール(画像は五段階調節のうち最も短く削った芯先)やソニック かるスピン及びラチェッタ(芯先調節機能つき)並びにラチェッタカプセル等がそれであり、芯先を尖らせない機能は元来色鉛筆用。
 芯先露出が足りないことに不安を覚えるなら、製図用鉛筆削りを使って芯を剥き出す方法もある。M+R207KUMオートマティックAS2Mは木鞘のみを削って芯を削り出せる。本品のHB芯φ2.2mmはその方法に適しており、芯の周囲に木鞘を残さず削り出せる。M+R207の場合、標準的な2mm芯では木鞘が残ることがある。

 どんな鉛筆削りを使ってどう削るかなどの手間がまどろっこしいなら、本品を1ダース買っておけば鉛筆削りが無くても試験に臨める。先付け鉛筆だから初回に削る必要もない。

 どんな消しゴムを使うかはお好きにしたらよいが、ここでは同社同シリーズの1191を勧めよう。折れにくい寸詰まり形状に成形され、消しかすがまとまりやすい。
他にはプラスWエアインフォームイレーザーピュアスリムなど細い、またはトンボ モノスマートSEEDレーダーラインなど薄い消しゴムを薦めよう。

 鉛筆は左からファーバーカステル9000ジャンボ/HB φ5.3mm、本品/HB φ2.2mm、キャメル鉛筆No.CA-P4/HB φ2.2mm
2016年12月はこれら三本を芯径が太い順に紹介する。
 OMR(光学式マーク読取装置)に反応するかナンバーズ3で試し、いずれも赤外光を吸収した。センター試験での再現性を保証しないが気に病むことはない。
各鉛筆でマークを9ヶ所塗り、うち6ヶ所をそれぞれの消しゴムで消しても、読取エラーが起きなかった。
消しゴムは左からF - C 587122スタビロ1191、消しゴム付鉛筆キャメルCA-P4はその消しゴムで消した。

 センター試験出題数は二日間で三百強と思われる。マークはおよそ長径4mm短径2.5mmの楕円。これを長径方向に320コ並べれば1280mm。楕円を三本の線でマーキングすると仮定すれば、線を3840mm引くことになる。
次に、鉛筆の芯先を鈍らせる。ここでは先端が約1.5mm径になるまで鈍らせた。
次に、マークシート答案用紙はロト6用紙と同じ紙質に思われ、その用紙には4mm×1mmマークが計243コある。
であるから、その紙にマーク1コあたり約4回、計960回マーキングすれば、おおよそ線を3840mm書いたことになり、そこで芯がどれくらい減ったかを見れば、試験中に鉛筆を削る回数を推定できる。
 さて実行すると、960回書いても(定規不使用)、芯が0.3~0.4mm程度短くなったくらい。二日間でもマークシート用鉛筆を削り直す必要がなさそうであるから、鉛筆削りも紹介する立場としては困ったことである。
 芯先の切削角度は、F - C 9000ジャンボが出荷時状態約26°、本品はKUM AS2Mで削って約18°、キャメルCA-P4はスタビロ鉛筆削り4518で削って約22°。左画像に写るのは比較のための1.4mmシャーペン
 いつも通り機械的な試験ではなく、また私の筆圧は低く80gあるかどうかだ。

参考リンク
→受験生のためのマークシートQ&A|教育ソフトウェア
→@nifty:デイリーポータルZ:マークシートは本当にボールペンを読まないのか?
→受験案内(PDF形式)| 大学入試センター [スタビロ イグザムグレード288]の続きを読む
  1. 2016/12/16(金) 23:00:00|
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ファーバーカステル 9000番ダストフリーイレーサー587122


 緑は同社コーポレートカラー。紙巻きの印刷文が変わったようで、届いた品はカタログ画像と異なっていた。開封帯あり。発売年不詳、マレーシア製。150円税別。
 同社がマレーシアに消しゴム工場を構えたのはあそこが一大ゴム産地だからと思うがしかし、これは天然ゴム生地ではなくプラスティック消しゴム。
Amazon.co.jp説明ではPVCフリー(非塩ビ)と説明されているが、ファーバーカステル公式→Faber-Castell - Art eraser DUST-FREE greenではビニール製でフタル酸系可塑剤不使用。


◆消字力:良好
消す際の堅さなど、カランダッシュやリラの透明な塩ビ消しゴムに似ているが、あれらより消字力が高い。9000番ジャンボ/6Bも消せるし、舶来消しゴムとは相性悪いナノダイヤえんぴつも消せる。
消しかす:通例、まとまる消しゴムの消しかすがまとまり始めるのは、カドが丸まってから。これは新品時からまとまるうえ、消しかすが少ない。
消耗:やや遅い
消し心地:案外軽く消せる。
折れにくさ:折れにくい。トンボ モノより堅く感じる。

 特徴はカドは無いこと。四角柱の稜線を面取りして八角柱にしている。使うにつれカドが無くなるのだし、カドで細部を消せるのは始めのうちだけなのだから、始めから無くてもいい。
そのぶん細部を消しにくいが、実のところ従来品と大して変わらず、一行消しくらいはできるから実用上あまり問題ない。
面取りされた四隅は折れも防ぐ。ただ折れやすい消しゴム生地には感じられない。

 八角柱にしたのは材料を減らす目論見もあるはず。体積/10円を比べよう。
体積約15,600mm3÷150円税別×10=1,040mm3
トンボ モノPE-04(百円サイズ11mm×23×55)の約1.3倍。なんでも割高にする同社にしては控え目だ。

関連記事
→ファーバーカステル 鉛筆削り582800

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  1. 2016/12/08(木) 23:50:00|
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ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー582800


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー 582800 ゆうパケット対応
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 9000番鉛筆及びジャンボのために発売された二穴式鉛筆削り。
先に発売されていた子供向け(赤カステルと呼ばれている)角型182700系を元に切削角度を鋭くしてアート&グラフィック(緑カステルと呼ばれている)へ展開した製品。2012年?発売、中国製。
替え刃ナシ、刃が鈍ったら買い替えることを同社は勧めている。ねじは七角形で分解し難く、同社は安全ねじと呼んでいる。
口径φ8.5mm、切削角度19° - 19.5°、とんがり係数1.02 - 1、削りくず厚約0.2 - 0.25mm
公称21°だがそれより尖る。鋭く削る──芯先の円錐を長くすると、鉛筆と刃の接触面も長くなって抵抗が増えるため、削れ味がやや重い。
元型となった角型182700系同様、このφ8.5mm口径は同社水彩色鉛筆アルブレヒト デューラーφ8.4mmに合わせたらしく、9000番鉛筆φ7.5mmやふつうの鉛筆φ7.5 - 8mmには緩くて不安定に削れるため、切削角度も一定せず18°になることもある。そこで低く評価されがちだが、口径に合う鉛筆を削れば良品であることがわかる。
とはいえ9000番用なのだから、それに合わせてもらいたいところだ。
その口径に合う鉛筆であるカランダッシュ グラフウッドφ8.3mmを削ると19°になることから、設計上の切削角度も19°と考えられる。
コンテ ア パリφ8.5mmはギリギリ合わない。
他の同社製品と。
上から本品
角型182797/魚型183520
角型ミニ182702/丸型ミニ183502
トリオボックス183800下側
他社製鋭角鉛筆削りと。
鉛筆は一本めのみF - C 9000番、以下全てカランダッシュ テクノグラフ777。
上から本品
トンボKSA-121
KUMオートマティックAS2M
KUM 202-24で削った鉛筆は芯が何度も折れたカランダッシュ777/2B。今回は折れずに尖った。
KUM 400-5L
鉛筆は上二本カランダッシュ グラフウッド775 φ8.3mm、下一本F - C アルブレヒト デューラーφ8.4mm。
鉛筆削りは上から本品
魚型183520/角型182797
φ10.6mm、∠24.5°、とんがり係数0.78、削りくず厚約0.3mm
公称切削角度は24°、ほぼ公称通り。太軸でここまで尖る鉛筆削りは珍しい。
色芯より硬い黒鉛芯を削るためか、こちらのみチタンコーティング刃。しかし削れ味が重い。ちゃんと削れるし芯先も尖るが、元型のほうが削りやすい。

鉛筆は上四本が同社9000番ジャンボ、下二本がK-I-N 1820
鉛筆削りは上二本めから、本品
同社魚型183520/角型182700系
同社183800
M+R 203
Dux 9249
 やや大きく、筆入れに収められないのが難点だが、蓋の紛失と閉め忘れを防げる優れたデザイン。角型には小型化した角型ミニ182702もある。
*挿入口に蓋なし
1) 9000番角型582800, 21mm厚(最大厚22.4)×33.3mm幅×71mm長 約24gと角型ミニ182702, 20.8(最大22)×25×53.5 約12.5g
2)魚型183520/183525, 24×43×81 約27gと*丸型ミニ183502, 20×33×56.2 約9g
3)*トンボippo! KSA-121 21.4×30.9×43 約11g
4)*KUMオートマティックAS2M 27.5×34.8×67 約25g
5)KUM 4 in 1, 34.8×45.25×61.3 約28g
6)リラ グルーヴ用二穴式7311250, 38.5×39×52 約25g
7)*M+R 207 21.8×21.7×25 約10g
8) F - Cトリオボックス183800 46×46.4×66 約32.5g
9)ステッドラー512 001 φ42×58 約43g
10)スタビロ4518 24.5(最大厚25.5)×26.6×45 約8.5g
11)カール くるくるカールくんCPS-80 19×54.5×56 約17g
12)三菱パレット・ポケシャDPS-101PLT 18×24(最大26.4)×34 約5g
13)ソニック ラチェッタカプセルSK878 φ30(最大厚31.2)×90 約18g
14)クツワ ケズールRS007 22.2×46×55.7 約18g
以下消しゴム
15) F - Cダストフリーイレーサー587122
16)スタビロ1191
鉛筆削り本体の接合部は対称形、大小二穴の上下を入れ替えられる。

組みこまれた鉛筆削り本体は角型182700系と基本的に同じもの。それは丸型183500系とも同じもの。

 この優れた鉛筆削りにも欠点がある。鉛筆削り刃と周囲枠との間隔が狭く、三~五回程度削ると詰まって削りにくくなる。画像は二回削った状態。
詰まったら、鉛筆挿入口を上に向け、鉛筆削り本体をいったん外すと、削りくずが削りくず容器奥へ落ちるから、そこで本体を戻す。

 この点、角型ミニ182702と丸型183500系は間隔が広く、数本程度では詰まらない。丸型には蓋が無いのが欠点だが、その変種である魚型183520/183525やテントウムシ型183526、鷲型183527には消しゴムキャップが付く。

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ファーバーカステル 9000番ジャンボ1193**


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番ジャンボ鉛筆 5硬度デザイン缶入 ゆうパケット対応


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番ジャンボ鉛筆 ゆうパケット対応


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー 582800 ゆうパケット対応

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【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:HB)

【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:2B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:4B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:6B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:8B)
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 2025年までに大学入試が選択式から記述式中心へ変わり、しかも紙を廃止する気配すらあることから、マークシートに適していそうな鉛筆を売りこむなら今しかない、というわけで鉛筆を紹介する。ただし今回はふつうの鉛筆削りで削れない太軸太芯鉛筆である。

 同社を代表する緑軸の鉛筆9000番を太軸太芯化したもの。発売年不詳(日本発売2012年7月)、ドイツ製。たぶんFSC認証材使用、ASTM D4236(米国無毒検査)適合。

φ10.3mm×174~176六角軸、芯径5.3mm、約10g
芯硬度:HB、2B、4B、6B、8B
5硬度セット1,500円税別@300円税別、先付け鉛筆(芯先が削られて出荷される鉛筆、約∠26°)、封蝋あり
芯硬度標示が三面にあり、金字の銘が二面にあり、バーコードは緑がかった白。無地ではないため試験には今ひとつ不向きだが、とやかく言われるほどの内容ではないだろう。
[CASTELLロゴ] 9000 JUMBO [闘う騎士ロゴ] FABER-CASTELL [芯硬度]
[バーコード] [芯硬度]
Water-based varnish Wasserlack [SVマーク] Made in Germany www.Faber-Castell.com [芯硬度]
SVとは芯と木鞘を接着し芯が折れたり抜けたりすることを防ぐ製法。現在ではきわめて一般的。
昔の日本版カタログではセキューラル方式、米国公式HP→Faber-Castell - Faber-Castell FAQs
でもSekuralverfahren (Sekuralは造語に思われる)と説明されているが、ドイツ公式HP→Bleistift CASTELL 9000 Jumbo HBでは現在Spezialverleimung(特殊接着)と説明されている。

 書き味はKoh-I-Noor1820よりなめらか、黒鉛粒子が微細に感じられる。
しかしマークシート試験に書き味は関係なく、素早く塗れるか否かであり黒鉛が含まれるか否かであって、本品はその条件を満たしている。
 鉛筆一本でも解答できる文系問題に対し、理数系問題は筆算用とマークシート用を使いわけるのが望ましく、太軸鉛筆を併用すれば見分けやすい。太芯は芯露出が大きく、マークシート用なら一度削れば書き減っても二日は削らずに過ごせるうえ、先付け鉛筆だから鉛筆削りがなくても当座は塗れる。もっとも私は大学へ行こうと思ったことすらない人間であるからこの方法を無視してもよい。

 これを削れる鉛筆削りには同社9000番角型582800、角型182797、魚型183520、トリオボックス183800があり、他社製品にはKUM 4 in 1やDUX9249、リラ グルーヴ用、M+R602、同603、同203等々がある。
 どの鉛筆削りを選んでどう削るかなどお好きにすればよいが、芯先の円錐頂点が現れるまで削ることはない。鈍った芯先を残せば(戴頭円錐にすれば)接紙面積が増してマークシート用にも色鉛筆用にも益がある。
注意点は、この鉛筆の新品時芯先約26°に比べ多くの鉛筆削りは切削角度が鈍く、削ろうとすると、刃が芯先に深く食い込んで欠けやすくなること。この点、本品用鉛筆削り9000番角型582800は鋭角24.5°に削るため、その問題が発生しない。
 鉛筆は左から本品HB φ5.3mm、スタビロ イグザム288/HB φ2.2mmキャメル鉛筆No.CA-P4/HB φ2.2mm
2016年12月はこれら三本を芯径が太い順に紹介する。
 OMR(光学式マーク読取装置)に反応するかナンバーズ3で試し、いずれも赤外光を吸収した。センター試験での再現性を保証しないが気に病むことはない。
各鉛筆でマークを9ヶ所塗り、うち6ヶ所をそれぞれの消しゴムで消しても、読取エラーが起きなかった。
消しゴムは左からF - C 587122スタビロ1191、消しゴム付鉛筆キャメルCA-P4はその消しゴムで消した。

 センター試験出題数は二日間で三百強と思われる。マークはおよそ長径4mm短径2.5mmの楕円。これを長径方向に320コ並べれば1280mm。楕円を三本の線でマーキングすると仮定すれば、線を3840mm引くことになる。
次に、鉛筆の芯先を鈍らせる。ここでは先端が約1.5mm径になるまで鈍らせた。
次に、マークシート答案用紙はロト6用紙と同じ紙質に思われ、その用紙には4mm×1mmマークが計243コある。
であるから、その紙にマーク1コあたり約4回、計960回マーキングすれば、おおよそ線を3840mm書いたことになり、そこで芯がどれくらい減ったかを見れば、試験中に鉛筆を削る回数を推定できる。
 さて実行すると、960回書いても(定規不使用)、芯が0.3~0.4mm程度短くなったくらい。二日間でもマーキング用鉛筆を削り直す必要がなさそうであるから、鉛筆削りも紹介する立場としては困ったことである。
 芯先の切削角度は、本品が出荷時状態約26°、スタビロ イグザムグレード288はKUM AS2Mで削って約1918°、キャメルCA-P4はスタビロ鉛筆削り4518で削って約22°。減った体積は計算していない。左画像に写るのは比較のための1.4mmシャーペン
 いつも通り機械的な試験ではなく、また私の筆圧は低く80gあるかどうかだ。

参考リンク
→受験生のためのマークシートQ&A|教育ソフトウェア
→@nifty:デイリーポータルZ:マークシートは本当にボールペンを読まないのか?
→受験案内(PDF形式)| 大学入試センター [ファーバーカステル 9000番ジャンボ1193**]の続きを読む
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