アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

オートポイント オールアメリカンスタンダード

 以前紹介したジャンボサイズに対して、今回はスタンダードサイズ。在日米軍基地に見られるように何でもアメリカンサイズを要求する米国だが、これはまさしく標準的な大きさ。1980年代?発売、アメリカ製。
同社は1970年代に倒産して80年代に再興したため発売年もその年代になるが、本品の元型は1930年代後半の同社ユーティリティペンシルNo.6と思われ、さらにその元型となるスタンダードNo.2は1927年に登場していた。鋭角的なペン軸前部や十角軸にその時代の名残りが見られる。Web Resources Concerning the Mechanical Pencil Industry in Chicagoが詳しい。
戦前戦中に米国労働者階級がシャーペンを使っていたとすれば同社製品になるだろう。

芯径0.5/0.7/0.9/1.1mm、1.1は1.18のこと。.5と.7は段付き口金。芯径が細くなるにつれ口金の線条が増える。.5は公式HPで500を検索すると出てくる。
単動回転繰出機構、芯繰出量平均1.65mm/回転、可納芯長約36mm、付属芯5本
重心が後ろ寄りであるものの軽いため運筆に苦労しない。

 この単動式は、口金部(ペン軸前部)を回旋すると、プランジャ(針金のような芯押し棒)が内部の螺旋溝に沿って前進し、芯を無段階で押し出す。芯をひっこめるには、逆回転させてから芯先を机などにおしあてて収納する。
 回転繰出式は芯に衝撃を与えない作動方式のため芯折れが発生せず、加えて芯が装填される口金部中心の金属管が芯長より長く、芯全体を支えて落下時でも芯折れを防ぐ。たとえ芯が折れたとしても、芯押し棒がそのまま後ろから押し出すため芯詰まりを起こさず、高い筆圧にも耐えられる。
さらに二叉口金(グリップタイトポイント)が芯を挟んでブレさせず、単動式機構と相俟って残芯が短い。のみならず、ノック式で使いきれずに残った10mmほどの短い芯も装填でき、それが1mm以下になるまで書ける(.7mm芯の場合)。
大量消費を美徳とする米国に似つかわしくなく、どちらかというと「もったいない」と言ってる日本人向けだ。

つまり
・芯詰まりを起こさない
・高筆圧に耐える
・芯がブレない
・残芯が極めて短い
そのほか、
・折れやすい色芯にも適する
・ノックボタン紛失がない
・静音性
・消しゴムが実用的
・ゴムグリップではない
など長所がある一方、
・回転式のうえ作動が重くて片手で操作しにくく、
・次芯を自動給芯できず、
・装填できる芯が短い(36mm以下)、
など旧態依然としており、流行りものに左右されるシャーペン主客層の学生になびくところがない。しかしこれは、20世紀の物質文明に厭気が差した人々に合うだろう、あれの所産でありながらも。

 単動式は芯を一本使い切るごとに分解して給芯する単発シャーペン。替芯はペン軸後部に収納できる。

●給芯
1. ペン軸前部(口金部)を抜き出す。
2. 芯押し棒を(後方から見て反時計回りに)回して外す。
3. 口金部の金属管へ芯を入れる(後ろから)。標準的な60mm替芯なら半分に折って入れる。芯押し棒を戻すとき引っかかるようなら、軽く逆回転させてから順回転させる。
4. 口金部を胴軸へ戻す。 [オートポイント オールアメリカンスタンダード]の続きを読む
  1. 2016/01/15(金) 19:00:00|
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伊東屋 2.0mmシャープペンWSP


 東京銀座の文具屋、伊東屋の木軸シャーペン。軸色4色、2006年5月発売、日本製。同年グッドデザイン選定品。
 そうは見えないがペン軸は木製(インセンスシーダ材、鉛筆用材と同材)、同店の既存品イートンペンシルと併せてヘルベチカシリーズに列せられ、無印良品にも通じる簡素な、しかし色彩あるコンセプトを持つ。
軽く、重心に偏りなく、太軸も太すぎず、芯先が「仮想首軸」からズレてもおらず、戸惑うことなく書き始められる。先端の直筒部がなければもっと見やすかった。


芯径2mm、芯繰出量平均1.4mm、ノック負荷600 - 700g、残芯20mm前後、付属芯1本118mm長、芯室長125mm、芯室内径2.8mm。適合回転式芯研器;ロットリングR505 250Nの差込口を外した状態で削れる。
軸径φ10.1mm、口金付近のみφ10.2mm

 軸材、軸長、軸径、重量などohto木軸シャープ2.0とほとんど同じなのに、口金形状の違いが印象を変え、比較対象としてたいへん適切な製品である。
・ohto木軸シャープは六角軸だが、こちらは丸軸、ここは六角軸の効用を再認識した。
・あちらは寸詰まりだが、こちらはすらりとして見える。
・あちらは口金を外せないが、こちらは外せる。露出した芯を小型芯研器で削って残芯を17mm程度に短くもできる。
・あちらは回転式芯研器で削れないが、こちらは差込口を外したロットリングR505 250Nで削れる。但し芯を12mm以上出す必要があり、また芯研中に口金が弛むことがある。
・あちらもこちらもノック式は芯把持力が低く、芯を削る際に芯が空転することがある。その場合はノックボタンをつまんで削る。
・クリップは双方とも同形状。あちらは金色だが、こちらはつや消し黒。他の外装金属部品(口金とノックボタン)も黒染め。
・あちらより口金が長く、筆記角度を浅くして描くのもたやすい。

◆純正替芯SPR
5本入り、HBと赤芯のみ、日本製。
付属芯の書き味は、三菱ユニ芯ほどなめらかではないが、粉っぽくなくざらつきもない。三菱ユニ芯で代用する場合、脱落防止管(ストッパ)を外す。

参考リンク
→Lamy Safari 2.0mm pencil - the uncomfortable chair
三菱ユニホルダー替芯;Amazon.co.jp検索


【ITO-YA/伊東屋】2.0mm芯 木軸シャープペン/メタリック(シルバー)

【ITO-YA/伊東屋】2.0mm芯 木軸シャープペン(ブラック)

【ITO-YA/伊東屋】2.0mm芯 木軸シャープペン/メタリック(グリーン)

【ITO-YA/伊東屋】イートンペンシル(マットレッド)
ブンドキ.com Yahoo!店
  1. 2015/10/15(木) 06:00:00|
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北星鉛筆 大人の鉛筆に、タッチペン。OTP-780NTP

【OHTO】 オート シャープ替芯 2.0mm (HB) 3本入;Amazon.co.jp

 北星大人の鉛筆にはタッチペン/スタイラスを組み合わせた変種がある。2013年3月発売、日本製。
無銘62mm長HB芯1本付属、共色の芯研器OTP-150SP及び交換フェルト1コつき。
適合芯研器はロットリングR505 250N橙差込口(廃番)
。元型のM+R0970でたぶん代用可。バケツ芯研器で削った場合、木軸前端のカドがつぶれることがある。


三ツ割チャック(クラッチ)、チャック内滑り止めあり、芯径2mm、芯繰出量平均2mm、ノック負荷約1.2kg、残芯11mm以上、芯室内径2.8mm、芯室長90mm。ohto木軸シャープ用替芯SL-102Mがちょうど適合。

下左、左から本品、同社大人の鉛筆クリップ付OTP680NCPohto木軸シャープクリップ付APS750E

●胴軸
大人の鉛筆は長くて携帯にはやや不向きと思っていたらこんどは短い。短いぶん重心がてのひらから外れる感触がなく、野外でも有利だが、この短さに慣れるのに少々時間を要した。
・白木の木軸はほんのり赤く、使用につれて飴色に変色するだろう。
・樹種は鉛筆用材と同じインセンスシーダ。木材としては軟らかい。
・口金が芯先へ連なり、いわゆる仮想首軸からズレる違和感がない。
・残芯約11mmだが芯研器との兼ね合いで16mmほどになる。口金を外して削ればそれから5mmくらい節約できる。
・尾端内は真鍮パイプで内張りされ、ノックボタンがぐらつかず、振っても無音。

●ノックボタン
なんともおざなりな、いや愚直なデザイン。頂部のモジャモジャがタッチペン/スタイラス。
・一体型クリップはノック時にも筆記時にも手に干渉しやすいが、軸線方向へ回せる。
・結合が堅く、ポケットから取り出す際にも外れる心配がない。
・タッチペン基部が歪みそうなものだが問題なかった。

●タッチペン
/スタイラス
 最初に、私はタッチパネルには生身の指が最適と結論した。よってタッチペンとしてはもう使っていない。

 木軸は不導体だから、使用時はクリップに触れて通電させる。画面からフェルトを離さずクリップに指を置くかどうかで操作できるのが他にない長所。
が、反応度合いは機種によって差があり、新しい機種のほうが反応しやすいようだ。また脂に絶縁性があるというので、画面をよく拭いてから操作している。

・フェルトを垂直にあてないと反応しにくい。
・ノック負荷が重く、画面に少々押しつけてもボタンが沈みこまない。
・ディスプレイ保護フィルムに入った気泡を追い出すことにも、このフェルトは役立つ。
・フェルトを張り替えたことがない。
・この短さはスマートフォンに合わせた短さであった。

関連記事
→北星鉛筆STYLUSな鉛筆キャップ
→サカモトsmart@lpha2
→ゼブラ スタイラスC1
大人の手帳カバー OTC-1480はボールペン。
  1. 2015/07/12(日) 09:00:00|
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オート 木軸シャープ消しゴム付2.0 APS-680E, APS-800E


ohto 木軸シャープ;Amazon.co.jp検索

 冷戦後、持続性が無い方式にもかかわらず流行し始め、いまやこれでなければならないと嘯かれるゴムグリップ。そしてパイロットDr.グリップがモンブラン146やペリカンM800とほぼ同径ということは万年筆狂のあいだでは知られた話だ。今月はやや太軸な、ゴムグリップではないシャーペンを紹介しよう。太芯も混じってる。

 北星大人の鉛筆OTPを端緒に近年一部で流行している木軸2mmシャーペンがohtoからも発売されている、と文字にすると後追い模倣品に思えるが、実物を見ると異なる性格をもつことが瞬時にわかる製品である。
クリップなしAPS-680E・ありAPS-750E、他に限定セット等がある。2013年10月 - 2014年発売。軸色5色、日本製。適合回転式芯研器ナシ。別売りSPN-70芯研器、SPN-400芯研器や帆布製ロールペンケースなどがある。

芯径2mm、芯繰出量平均1.3mm、ノック負荷約600g、残芯20mm前後、付属芯1本、芯室長105mm、113mm長芯装填可。
 これは2mmだ。断面積が0.5mmの16倍ある。
太芯は偏減りするわ都度削らねばならんわ替芯がコンビニに無いわ、やはりシャーペン主客層の学生になびくものではない(画学生除く)。そのうえ漢字圏で不利になりやすく一般的に敬遠される、にもかかわらずそこそこ人気がある。
 流行に乗ろうとした後発製品ながら、先行品北星OTPより太く短く軽く重量配分に偏りなく、またあれ以前から木軸を採用していた同社APS280Eを踏襲した姿でもって、浅薄な後続商品ではないことを主張している。先行商品と異なる位置を占めることに成功したのか、ペンケースやギフトセットが追加発売された。

 六角軸は月光荘8B鉛筆φ9.7mmF - C 9000ジャンボφ10.3より太く、Koh-I-Noor1820φ11と、またK-I-N5208Sφ11と同径。とくにK-I-N5208Sとは軸長も近く、あれをノック式化した、というとウソになるが同じように取り回しやすく、あれよりも運筆しやすい。
ただ芯把持力が低く、芯研時に芯が空転する一大欠点がある。

画像の若草色軸は1990年代のAPS-209/0.9mm。
現行品APS-280Eは芯径.5mm、軸径が鉛筆並みφ7.8mm、消しゴム付き。

 私見では、短く持つ(芯先付近を握る)日本人が多数派。そこで今月の四本を短く握れる順に並べた。
左から本品、
プラチナ プロユース1500
ペリカンD400
オートポイント オールアメリカンジャンボ

口金先端からグリップ始端まで短い順に、他の2mmシャーペンとともに並べた。
ロ)ロットリング800/2mmが最短だが重いため短く握るには適さず、
オ)本品が最も短く握れる。
ス)ステッドラー925 25-20
フ)ファーバーカステルTK9600
三)三菱フィールド
伊)イトーヤ2.0mmシャープペンシルWSP
とくに右端の北)北星OTPの口金と木軸との境目が痛いという人々やボールペン使用者に本品を薦める。あの痛い境目は使用につれてカドがとれてゆく。K-I-N5208Sはこの点でも優れる。
また、ロットリング800が合うなら三菱MSXE4-5000も合うだろう。あの2本は似た感覚で書ける。

・口金からの重心位置、クリップなし約72mm(軸長比52%)+芯繰出しぶん、クリップつき約78mm(57%)+芯繰出しぶん

 日本人らしく寸詰まりでまったく不格好だが、重量配分に偏り感じず、運筆しやすく長文筆記でも疲れにくい。
ただし第一印象は最悪だった。本品発売を知って、見かけたら買おうと思っていたが、実際に目にするとその気が失せるほどだった。数ヶ月後、残り数本になるのを見て漸く買ったものの、使い始めると鈍角な木軸前縁円錐形の頂点に芯先が位置しないため違和感が大きくて書きづらいことこのうえなく、第一印象は二度にわたって最悪だった。
いわゆる仮想首軸からズレており、慣れるのに少々時間を要した。
→選べるリフィルペンの改造(修正仮想首軸理論)(2) - さんてんり~だ
→LAMY alumini (agenda) (その2) - さんてんり~だ
 反面、短く握る者には好都合なはず。この点ラミースクリブル.7に似ている。
[オート 木軸シャープ消しゴム付2.0 APS-680E, APS-800E]の続きを読む
  1. 2015/06/28(日) 06:00:00|
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プラチナ万年筆 プロユース Platinum-pen PRO-USE MSD1500


 同社製図用シャーペン、プロユースシリーズは価格帯が四ツにわかれ、本品は最上にある。他は製図用らしく細軸だがこれは珍しく太軸で短い。2000年代前半?発売、日本製。同型ボールペンもあった。
"Pro-use MSD1500" as draughting pencil, this product is most high price among 4 grades prices which Pro-use range. The wide and short body is unusually as draughting pencil, any others take the form of narrow-barrel as drafting pencil.
Japan made, produced in the early 2000s(?). There was also once the ball-point pen the same model.

芯径0.3mm、0.5、0.7、芯繰出量平均0.3mm/.3mm芯、0.75/.7芯、ノック負荷約700g、残芯約11mm、付属芯5本
芯繰出量が少なく製図用としていい塩梅だ。
4mmスリーヴ、芯径表示3ヶ所、芯硬度表示3H - 3B(F含む)、ただし.3芯も.7芯もFがある製品を知らない。

 2mm厚アルミ軸でブレず安定感がある。とはいえ内部機構(中軸・芯室)はグリップ前部と結合しているのみ。だから中軸尾端付近に弛み止めOリングを仕込んでブレを防いでいる。よってボタンが揺れず、振っても音を発するのは芯室内で揺れる替芯だけである。
 三芯径揃えた太軸は珍しかったが、パイロットがDr.グリップに.3mmと.9mmを加えた現在その優位性が後退した。良品ながら知名度低い本品はアフィブログ向きであったのに、紹介が遅れたのが少々悔やまれる。
Available lead diameters, 0.3mm, 0.5, 0.7 ; Average length of advance rate, 0.3mm/push (on .3mm dia), 0.75/push (.7 dia) ; The load for push, about 700g ; Length of a remaining/wastage last lead, about 11mm ; Service leads, 5 pieces
It is good for draughting as less advance rate.
Sleeve length 4mm ; Lead dia marking, 3 marks ; Adjustable lead grade indicator range, 3H - 3B (including F), but I don't know either .3 and .7 have F.

It is stabilized by the barrel from 2mm thick aluminium alloy, however, a internal-tube/lead-chamber assembled only in a fore barrel. Then it keep stabilized for set an O-ring at near end of internal-tube. As a result it isn't wobble the button, and if you shake this doing sound with only shaking refill-leads in the barrel.
This wide body was decreased an advantage which rare various lead sizes, due to Pilot added .3mm and .9mm to the Dr.Grip product range now. I have feel bit regret for "Pro-use" introduction to late, since it is for affiliate blog that these pencils not to say known while comfortably.

 私見では、ペン軸を短く持つ(芯先付近を握る)日本人が多数派。そこで短く握れる順に並べた。左から
In my view, Japanese majority have handled to short (gripped a nearer lead-point), so put in order of what can grip to short. L to R,
ohto 木軸シャープ2.0 Ohto wooden mechanical pencil 2.0mm
本品 the product
ペリカンD400 Pelikan D400
オートポイント オールアメリカンジャンボ Autopoint All-American-Jumbo

・前回までの古風な先細り軸と異なり、直筒軸は先端から40mmほどを握る少数派にも、20mmほどを握る人々にも難なく適する。
・ほとんどを曲線曲面で構成し、筆記時、人の手が触れない口金だけを直線的に細くして芯先を見やすくしている。
・今月の四本は慣れればどれも書きやすく感じられるようになるが、これは握ったとき収まりよく不安がない。重さを感じなくなることすらある。
・奇妙な滑り止め溝も、芯先を前方へ圧しつけやすいものだとわかる。
・クリップはやや短めで薄く、転がり止めとしては頼りない反面、手に干渉しにくい。脱着可。
・消しゴムに突針が無い。
・芯径表示は胴軸側面とノックボタンにあり、口金側には色標環がある。
・色標はiso9175規格に沿って.3黄、.5茶、.7青である、が黄色が橙にしか見えん。
・芯硬度表示は口金側にあり、色標環の切り欠きで示す。筆記時に見やすいが、ペン立てに入れると見えなくなる欠点もある。
・芯硬度表示を変えるには口金ねじをゆるめて行う。これがしづらい。爪楊枝がいる。
- A nearly straight barrel suits comfortably either minority who gripped on about 40mm from tip or majority who on about 20mm, which differs from the classic tapered barrel to previous posts.
- A barrel is formed from widely and almost curved line/surface in order to be handled comfortably. A barrel-tip is formed from narrowly and straight line in order to be view a point of lead easily, since a barrel-tip isn't gripped when writing.
- You will know comfortably if you became accustomed to write any 4 pencils of this month. In particular this, you steady and well settled when gripped this. I might not feel even weight.
- And so, you become aware that a strange ribbed grip is easy to push pencil forward.
- A detachable clip is inadequate for rolling-stopper, while doesn't interfere with a hand so, since it is short length and snuggled to the body.
- A built-in eraser hasn't a cleaning pin.
- There are marked on the barrel and push button the lead-diameter/lead-size, and barrel-tip has coloured collet.
- Colour code is .3/yellow, .5/brown, .7/blue, in accordance with ISO 9175 standard, though, only the orange shows it not yellow.
- A lead grade indicator indicates a grade by a notch of colour collet that on tip side. It see easily when writing, while isn't seen a collet when into the pen cup it.
- It unscrew a barrel-tip to change for indicate of lead grade, though, it difficulty to do too small. It is required the tooth pick.

左から、L to R,
ぺんてるグラフギア500 Pentel Graph-Gear 500 PG513
パイロットPilot S10 HSP-1SR
本品the product
ステッドラーStaedtler 925 25
ロットリングRotring 600

太軸でも芯先が見やすいが、直立させると太軸なために芯先が見づらくなってしまう。だからシャーペンを斜めに傾けて定規にあてがう人々に薦めるけれども、寧ろ製図には他の細軸プロユース1000/500/300を薦め、本品は筆記用に薦めたい。
This draughting pencil is recommendable to write rather than draughting/technical-drawing, as it is difficult to see a lead-point of a wide body when it takes upright position this pencil. So then, this is recommendable to who has tilted the pencil when draughting, as it is easy to see a lead-point. In conclusion, I would recommend for the purpose of writing this, and, for the purpose of draughting/technical-drawing the other Pro-use range of narrow body (as MSD1000, 500, 300 lower prices).
左から、L to R,
ゼブラ テクト2ウェイZebra Tect-2-Way MAB41 .7mm
本品the product .7mm
パイロットPilot S10 HSP-1SR .7mm

この三本はグリップがほぼ直筒。後ろ側を細く絞った軸形は重心が前へ寄りやすく、どれも前重心で、ペン軸を短く握って筆記するにも適している。
These three pencils have suited also for writing, as to gripping nearer the tip. There are the balance-point close to forward, as each pencil has a narrow tapered tail and a nearly straight grip.


ゼブラ テクト2ウェイ;Amazon.co.jp検索
パイロット S10;Amazon.co.jp検索
  1. 2015/06/21(日) 06:00:00|
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ペリカン スーヴェレーンD400

ペリカン スーベレーン ペンシル;Amazon.co.jp検索

 政府が軍拡競争路線を採ることから国民負担増大が予想され、日本人はデフレマインドを保持温存して適宜発揮する必要がある。よってプロレタリアな製品をこれからも紹介してゆくが、しかし東京五輪までは浮かれていられるだろう。今回はプチブルな製品、ペリカンD400である。
※2015年7月4日 国益を確保するためには軍事費増大やむなし、という意見もあるが、国民負担が増えることにはなんら変わりない。戦争は国民の生命と財産を費やす国家事業だから、軍費を増すには増税なりなんなりを要する。軍需産業でそれを賄おうとすれば、軍産複合体を肥大化させることになり、巨大利権が手段を目的化することは原子力ムラから類推できよう。米国の軍産複合体も先例となる。ただ、戦争といっても外地で対テロ戦争や低強度紛争をずるずる続けたり朝鮮半島有事で後方支援して攪乱されるくらいで、戦債発行するほど負担が増すことはないだろうから、中間層以上は心配しなくていい(第二次朝鮮戦争に中ロが参戦する場合は別だ)。
 また自衛隊を増員し欠員を補充するには国民を徴用しなければならないが、平等な徴兵制は保守派富裕層が反対し、貧困層を増やして徴用すると考えられる。
高学歴を要する高次産業社会において、文科省が予定する大学学費高止まりを行うと、貧困層以外も奨学金を利用して進学することになり、それと入営を組み合わせれば、またはその償還に窮したときに社会奉仕名目で入営を勧めれば、徴兵制を布かずに徴兵できる。よって格差がさらに増大する労働環境へ変えられてゆくはずだ。与党がブラック企業を囲い込む理由である。ただ富裕層はその心配をしなくていい。これも米国に先例がある。
それでも教育予算が増えるなら日本も普通の国並みになるといえるが、教育目的税導入が提案されているため、やはり国民負担が増え、中間層以下の家庭では個人消費が低迷するだろう。教育は国家にとって労働力生産であるから(この見方はあくまで国家主義的なので弊害がある)、貧困層増加政策は労働力再生産を阻害し、全体の労働力を徐々に減衰させると考えられる。
※2015年7月9日 それでもなお貧困層と富裕層は強者の倫理をもって、中間層は戦争特需への期待をもって戦争を歓迎支持するだろう。

 だがしかし、数年で戦争に巻き込まれるという意見には賛同しない。五輪を控えて五年は先延ばしされるだろうし、また海外派兵するにしても米国の対テロ戦争を手伝うという話だから低強度紛争下での警察活動が主と考えられ、我々が想像するような全面戦争・総力戦ではないと思われる。収容所運営を手伝ってテロリスト再生産に貢献していることはあるかもしれない。
 対テロ戦争以外では、第二次朝鮮戦争で米軍を介して韓国を後方支援し、日本が攪乱されることはありうる。その意味で戦争に巻き込まれ、難民を受け入れることはあるかもしれない。そして日米が参戦するなら中国も参戦するだろうから、戦線は拡大するかもしれない。事前に北朝鮮を見捨てさせる(政権交替させる)密約を結んでいるなら別だが日中対立が激化したためそれは難しく、もし結ばれるなら、米中間で行われ「新たな大国関係」が築かれるだろう。
 新三要件は朝鮮半島有事を想定し、韓国支援を実現するための条件設定であって、周辺事態法に含めれば集団的自衛権の限定行使も朝鮮半島に止まるとごまかせたはずだが、欲張って恒久法を目論んだために違憲を糊塗できない。しかも先制攻撃を合法化しようとするからますます違憲を糊塗できない。[2015年7月10日ここで言う先制攻撃は予防攻撃・予防戦争(国際法違反)、ブッシュドクトリンがそれを示唆しており、米国主戦派に従う政権には大いに疑っているが撤回する。]であるから、周辺事態特措法を再整備して提出させればよいのであって、恒久法としての対案も不要だ。しかし韓国を救う法案とわかれば与党支持層は分裂し票を失うに違いない。
 なんにせよ兵站のみでも参戦することに変わりなく、集団的自衛権を行使し米中間の代理戦争に参戦するなら国民負担は増大する。しかも人口構成比から普通の国と同じ戦略をとれず、この国がすでに老人の国だということを老人自身が思い出すだろう。[2015年7月10日草稿からの消し忘れ。世代間対立を煽っても益がない。]一方、戦争特需の可能性もあるが、日米韓の戦費負担率は不明である。
ただ北朝鮮から開戦する可能性は低い。米中どちらが勝利しようが開戦すれば金王朝は廃絶が確実だからである。しかし法整備が急がれているからには、そんな予定があるのかもしれない。


 ところで体よく軍拡の理由とされる国益だが、イラン油田を米国の圧力により手離し(それが安倍政権最初の仕事だった)、いまはホルムズ海峡封鎖危機を喧伝しているところを見ると、国益云々を主張する連中を訝しむこと頻りである。あれを手離すなら米国に代替油田を要求する必要があったし、イラン─北朝鮮関係を分断するにはイランをこちらに引き込む必要もあった。この油田権益を取り損ねて改めて重用されたのが原子力ムラ。
 現在中東産油国は石油枯渇に備えて省エネ技術と新エネルギーに着目しており(同じ理由で原発も導入しているが、やはり核廃棄物問題を解決できていない。砂漠に埋めるんじゃだめらしい)、それらの技術と引き換えに少しくらいは権益も獲得できるだろう。先ごろUAEから獲得した油田権益がそれなのかは私は知らない。

 スーヴェレーンはひとつの基本製品から出発して大小五種へ展開した製品群。出発点となったのが#400万年筆(1950年発売)であり、直系がスーヴェレーンM400万年筆(1997/1998年)、そして本品がそのシャーペンである。ドイツ製。ドイツでは軽工業品が案外生き残っているようである。
 高級品に属する本品は実用的なアクセサリでもあり、ツイストノック式(回転繰出式を模したノック式、ペン軸を半回転させて芯を繰り出し、回転繰出式のように無限回転できない)が多いこの分野でボタンが露出した標準的なノック式を採用する珍しい高級品である。シャーペン史上、先に登場したのは回転式だが、同社は1930年代からノック式を採用、こちらが伝統的となっている。しかしいまやスーヴェレーンシリーズもD400以外はツイストノック式。優雅なデザインにまとめやすいのだ。

 ピンストライプ生地のような後軸・上軸の縞々模様は酢酸セルロース樹脂板を細切れにし、透明樹脂と交互に張り合わせ、円筒形に丸めて研ぎ出したもの。往時のセルロイドのように光を乱反射するが、目を背けるような反射ではなく、流れる川面のようでもあるし飴のようでもある。


 私見では、ペン軸を短く持つ(芯先付近を握る)日本人が多数派。そこで短く握れる順に並べた。左から
ohto 木軸シャープ2.0
プラチナ プロユース1500
本品
オートポイント オールアメリカンジャンボ
芯径0.7mm、芯繰出量平均1mm、ノック負荷約420g、残芯約9.5mm、付属芯4本
・オートポイントと同じく先細り軸で古くさい外形ながら、口金へ至る曲線がゆるやかで、短めに持っても細すぎるとは感じない。
・それでも重心が後ろ寄りなため短く握るには適さないはずなのに、なぜか運筆に苦労しない。次回のプロユース1500より4gほど軽いだけなのに、前回のオートポイント並みに軽く感じられる。重量配分が分散していないためと思うが、価格によるプラセボかもしれない。
・慣れればどれも書きやすく感じられるものだが、最短で馴染むのが本品だ。これまた価格によるプラセボかもしれない。
・替芯はステッドラー、パイロット、ファーバーカステル、ぺんてる、三菱いずれも適合。
・振っても音を発するのは芯室内で揺れる替芯だけである。
・消しゴムに突針があるのがえらい。
・ノックボタンを掴んでポケットや筆入れから抜きだそうとすると外れるから、尾端やペン軸を掴む。このボタンにモンブラン350のような脱落防止措置があればよかった。※2014年6月25日追記;ボールペンK400のノックボタンは外れない。
・ペリカンの嘴を象ったクリップは機能的にも優れるが、筆記時、手に干渉する。ペン軸を短く握るならその限りでない。
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  1. 2015/06/14(日) 06:00:00|
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オートポイント オールアメリカンジャンボ#300-1, #3707


 冷戦後、持続性が無い方式にもかかわらず流行し始め、いまやこれでなければならないと囁かれるゴムグリップ。そしてパイロットDr.グリップがモンブラン146やペリカンM800とほぼ同径ということは万年筆狂のあいだでは知られた話だ。今月はやや太軸な、ゴムグリップではないシャーペンを紹介しよう。

 アメリカの老舗、しかし日本ではあまり知られていないオートポイント社の旧式な、だが現行品である回転繰出式。高級品ではなく、販促品として配られるような安物で、かつては米国内で広く普及していたという。Web Resources Concerning the Mechanical Pencil Industry in Chicagoが詳しい。
芯径0.9mm/1.1mm、同社は1.18mmを1.1mmと呼び、数独用にはそれがいい。1980年代?発売、アメリカ製。
 新自由主義により多くの軽工業品を輸入している米国だが、一度倒産した企業を再興してこんな旧式を復刻していることには感心する。しかも国内価格と米国価格がほぼ同じという良心的価格。同社直売サイトで二本注文すると半額になるので当然ではあるけれど。現在同社はタッチペン/スタイラスにも注力している。

 ステッドラー771/1.3mmやぺんてるタフXQE9、そしてパイロットがDr.グリップに.9mmを加えた現在では、太軸太芯シャーペンである本品の特異性が減った。そのうえ旧式な単動式回転繰出機構は
・自動給芯できない
・装填できる芯が短い(36mmまで)
など短所が多くシャーペン主客層の学生になびくところがない。長所は
・ノックボタン紛失がない
・静音性
・消しゴムが実用的
・芯がブレない
・高筆圧に耐える
・芯詰まりを起こさない
・残芯が極めて短く1.5mm以下
・ゴムグリップではない
などあるが旧態依然としていることに違いなく、これに価値を認めるのはゴムグリップ嫌いや雑貨好き大学生、また古いアメリカ様式を好む人々、そしてシャーペンの歴史に興味ある人々くらいだろう。

 形状も古くさく、直線的な十角軸(赤軸のみ丸軸)から伸びる鋭角的な口金など20世紀前半の様式、大きな消しゴムはアメリカ的だ。本品の原型は1930年代のS-76、1960年代のNo.76, No.176と思われる。
→Autopoint Company 1936 Catalog
→Autopoint 1964 catalog
同機構でも旧品とは部品に互換性が無いそうだが、1964年カタログの断面図は現行品と変わりない。

 私見では、ペン軸を短く持つ(芯先付近を握る)日本人が多数派。そこで短く握れる順に並べた。左から
ohto 木軸シャープ2.0
プラチナ プロユース1500
ペリカンD400
本品
私は30 - 40mmほどを握る少数派だが、本品は40 - 50mmあたりがいいようだ。
・十角軸はなかなか握りやすいが円錐部が直線的で長く、芯先付近を握る者は太軸の恩恵を享けられない。使い手も万年筆を使っているような旧式が望ましいようである。
・実用的な消しゴムとその台座のせいで重心がやや後ろ寄り。だが全体が軽く運筆に苦労しない。
・同社がグリップタイトティップと名付けた二叉口金が芯を挟み、ぐらつきを解消、残芯を1.5mm以下にまで短くしている。
●機構
旧式な回転繰出式のなかでも簡素な方式、単動式というらしい。
・芯繰出し量は両芯径とも平均2.1mm/回転。
・ペン軸を回旋すると内部の螺旋溝に沿って前進するプランジャ(針金のような芯押し棒)が芯を無段階で押し出す。
・芯押し棒が芯を支えるため高い筆圧に耐えられ、複動式(シェーファー タルガパーカー51)と異なり回しすぎても部品が傷まない。
・逆回転させると芯押し棒が後退するが、複動式と異なり芯が後退しない。芯を引き込むには、逆回転させたのち芯先を机等堅いものに押しあてる。
・片手で芯を繰り出せるものの作動はF - Cエモーションより重い。七年ほど前に入手した同社ツインポイントは軽くなったので、これもやがて回しやすくなるかもしれない。

 ペン軸後部に替芯を収納(付属芯5本)できるが自動給芯できず、一本使い切るごとに分解して給芯する単発シャーペンである。 [オートポイント オールアメリカンジャンボ#300-1, #3707]の続きを読む
  1. 2015/06/07(日) 20:00:00|
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三菱鉛筆ユニボール クルトガ0.7mm


【三菱鉛筆/MITSUBISHI】クルトガ 0.7mm/替え芯付き

ブンドキ.com Yahoo!店

 三菱鉛筆がニューウェルラバーメイド カナダ向けに輸出している北米仕様0.7mm。iso製図規格に沿って青いクルトガエンジンを内蔵する。替芯、替え消しゴムつき、中国製。平均芯繰出量0.6mm。※国内仕様.7mmは日本製

※画像中の寸法を修正した。
◆替ゴム:シャープ消しゴムS型(SKS)、φ4.6mm。
 替芯補充口は奥が細くて芯一本しか通らず、逆さにしても芯が漏れ出ない。画像では見やすいよう白い国内版を撮った。

 クルトガエンジンは筆圧を利用して芯を旋転させるからくりで、芯先を紙面に40回押しつけると一回転、つまり40画で一回転する。北米版.7mmも同様だが、2014年11月に発売が予定される国内版.7mmは20画で一回転だそうだ。
 このからくりは軸線方向に約70 - 80g加重で作動し、筆記角度が低くなるにつれ(ペン軸を紙面に向けて倒すにつれ)加重が増え、実際には130 - 150g前後で作動する。
 そして私の筆圧はそれ以下だから作動不良が頻発する。クルトガエンジンを作動させるためにふだんより筆圧をかければ肩がこる。というわけで私は使っていないが、それでこれの長所が損なわれはしない。

 「偏減り」が顕著な太芯ではクルトガエンジンの有効性もまた顕著になり、筆記角度60°で.7mm芯の線幅は常に0.4mmほどを保つ。
それを.4mm芯より折れにくい.7mm芯で実現、しかも筆圧を吸収して駆動するから、この機構は芯折れ防止のためとも説明される。
 .5mm芯を折りまくっているのに、鉛筆よりシャーペンが便利だと強弁する人々の気持ちがよくわからないのだが、そんな人々も.7mmや.9mmでA罫やB罫ノートに書いてみれば、太芯でも十分に漢字が書けることに気づくだろう、と文具マニアの私はつねづね思っている。
※追記:芯折れを防ぐ製品にはプラチナ万年筆オ・レーヌとゼブラ デルガードがある。

 ぺんてるが.2mmシャーペンを発売し、パイロットDr.グリップが.3mmと.9mmを定番化して発売し始め、異径芯が次の流れか。
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  1. 2014/11/24(月) 06:00:00|
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パーカー51

 http://www.parker51.com/pencils.htmlによれば1960年前後の0.9mm回転繰出式。アメリカ製。12k張りが剥がれ、錆も浮いており、名入れを削った痕もある中古。使っているうちに前軸にあった名入れ痕は擦り傷程度にまで摩滅してしまった。昔のプラスティックはやわらかい。

 同社同時代61と同機構。作動がとてもなめらかで、筆記中にいつのまにかペン軸を回しているらしく、気づけば芯が少しずつ繰り出されていることがしばしばある。シェーファー タルガ1006やクロス センチュリーはおろか同機構61でもこれほどなめらかに回転しない。

 軸長はシャツポケットの深さに合わせた5インチでやや短く、その43%が回転し、一回転で芯を約7.6mm繰り出し、回しきると芯を排出する。
 ノック式と異なり次芯を自動給芯できない。給芯は、後軸を9回逆回転させて口金から替芯を入れ、芯先を机等堅いものに押し当て、内部の把芯管に銜えさせる。
しかし私は次の手順で行っている。
・後軸を二・三回逆回転させたのち口金から替芯を入れ、
・芯を軽く押しこみながら、さらに逆回転させ、
・芯が数mm露出する程度まで入ったら、
・芯先を机等堅いものに押し当て、内部の把芯管に銜えさせる。
口金を外した画像を掲げているが外す必要はなく、またこのような中古でもない限り外せない。
 回転式は限界を超えて回すと内部部品が傷み、芯が1mm弱引っ込むようになる。私有品もすでにその状態だった。
 
 後軸を外せば消しゴムが現れ、消しゴムを引き抜けば替芯を取り出せる。内筒に入った切れ込みが鈑ばねになり、後軸を内側から押さえる賢い工夫が為されている。
 付属替芯は2.75インチ(69.85mm)長。可納芯長も同長。
日本製.9mm現行品を装填でき、本品にはぺんてるアインシュタインHBを入れてある。タルガには三菱ナノダイヤHBだ。
現行品は60mm長だから、前述通り正式な手順とは少々異なる手順で給芯している。

 画像下端のパーカー61ミントと較べると、消しゴムが他製品用に代えられている可能性が高い。それは当然硬化している。
 金具から消しゴムを取り除き短く切り詰めたステッドラー77R56(φ5.6mm)を挿入すればなんとか代用できる。またプラチナ万年筆ケシゴム100-AAゼブラ替えゴムPの消しゴムのみでも代用できる。同社インシグニア用消しゴムは0.01インチ(0.254mm)ほど太くて入らず。
消しゴムが無くても作動するが、価値は落ちるだろう。

 ノックボタンを持たない回転式の利点は、
・ボタン紛失がない、
・手帳のペン挿しやポケットに挿しても不意にノックボタンを押すことがない、
・書きながら芯を繰り出せる、
・静音性、
などあるが、次芯を自動給芯できない欠点も併せ持ち、回転式が旧態依然としていることに違いはない。
 しかし私はこの形式がとても好きで、再生産を望むくらいだ。もちろん回転ノック式(ツイスト式)などという紛い物ではなく、本当の回転繰出式を。
といっても時代が既に変わってしまった。実に嘆かわしい。
  1. 2014/04/15(火) 06:00:00|
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丸善美術商事 サムホルダースリム

サムホルダー:Amazon検索

 作動音ががっちゃんがっちゃんと機械的な3mmシャーペン。ステッドラー925 25-20やロットリング800/2mmとともにフルメタルシャーペンの一ツ。日本製。軸色5色。
無銘4B黒鉛芯1本付属、簡易芯研器内蔵。
適合芯研器:卵形芯研器、クリメカ芯研器等。
3.15mm芯が合わないので注意。純正品以外の適合芯:カランダッシュ6377、シスカ クリメカ3mm芯、ファーバーカステルTK9071(4Bのみ)

 付属芯は日本製らしく脂っこく、ファーバーカステル4B芯より色が濃い。
加えて異様な太芯を使い、およそシャーペンのイメージからかけ離れた製品なのは、本品が描画用だからである。一般的に太芯は芯ホルダの領分であるからノック式シャーペンは珍しい。
この種の太芯でノック式が利点か否かは意見がわかれるところ。成形木炭芯やチャコール芯へヴァリエーション展開しにくいのは欠点と言える。だが純正4B芯の書き味に満足すると、そう思わなくなるかもしれない。
また、こんな太芯なのにスリムなどと名付けられているのは、さらに太い5.8mm芯サムホルダーがあるためである。
 短いペン軸が手のひらに収まりやすく、口金が鋭角的なため紙面に触れにくく、芯を長く出しても太芯だから折れず、垂直面――画架に掛けた画板に対しても描ける。

a)本品
b)Koh-I-Noor5208S
c)カランダッシュ フィクスペンシル3
d)ファーバーカステルTK9400/3.15mm
e)Koh-I-Noor5205
f)ファーバーカステルTK9600
g)ステッドラー780C
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  1. 2013/06/24(月) 18:00:00|
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