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ロットリング600G

 1992年に登場したロットリング600Gシャーペンは、ノック式機構を回転繰出機構によって出入する"リトラクタブル"機構を持つ。
明らかに凝りすぎだが製図用シャーペンを起点に持つ本品では直筒型スリーヴを保護できる利点を生んだ。
ただ残念なのは、600Gが高級筆記具という位置付けのためか芯径は.5mmと.7mmの二種のみで.3mmがなくその利点を活かせなかった。
重量約24g,後軸径φ9.5mm,同社600(20g,φ9mm)とは軸径や機構の違いもあって部品は共用できずノックボタンや付属消しゴムすら共用できない。
 握る位置で変わる感覚と前置きして書くが、600G/600の重心はほぼ中央にあるためさほど重さを感じさせず、600Gより僅かに軽いながら前重心のゼブラテクト2ウェイ(23g)のほうが重く感じられ、その体感重量はOHTOスーパープロメカ(27.5g)に近い。
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  1. 2008/03/30(日) 06:30:00|
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ロットリング600G 502 634

 ロットリング600は人気があり、1992年に上級品のロットリング600Gが二倍の価格5,000円で発売された。※1991年後半には発売されていたような気もする。
 各所に金鍍金を施した化粧直しに終わらず機構が改められ、シャーペンは口金収納型ノック式、ボールペンは回転繰出式、万年筆は18kニブとなった。トリオペンGはない。
のちに加えられたローラーボールは鍍金の有無だけだったようだ。
 いずれも1997年からニュートン及びニュートンGへの更新が行われ1998年にカタログ落ちし、ニュートンGでは単純なノック式ボールペンとなった。
よく言われるようにOHTOニードルポイント替芯が似合う。
 600ボールペンと同じくG2型替芯を用いる。ドイツ製付属替芯の字幅表記はFだがこれまたMにしか思えない。
※DIN16554/2 G2型はiso12757-2 G2型及びJIS S6039 G2型(このブログではJIS油性G2と呼ぶ)と同じもの、いわゆるパーカー型である。
ノックボタンに見える部分は固定され、矢印から上を約190°回すと口金ごと替芯を繰り出す。
インク色表示は青、赤、黒、緑の四色。

ローレットは綾目模様の線刻。
これまたクリップ先端形状が悪く、生地に挿しづらい。
口金、替芯復座ばね、替芯受けは前軸に組み付けられてユニット化され口金内径は精度が向上した(φ2.55mm)が、それを覆う外側の口金外径と前軸内径の差が大きく(φ4.65mm - φ4.45mm)相殺されている。
しかし、ふしぎと芯先があまりブレない。
対して600Gシャーペンはガタツキが多く、口金精度に関しては600と逆。

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  1. 2008/03/20(木) 06:30:00|
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ロットリング600 502 631


 1989年?に発売され、現在は製図用シャーペンしか残っていないロットリング600には、かつて油性ボールペンや万年筆があった。
600ボールペンはJIS油性G2型替芯を用いるノック式。2,500円、廃番。
 ボールペンをシャーペン化した製品は多いが逆は少なく、製図用シャーペンから派生したボールペンでは他に同社ティッキー、ぺんてるスマッシュ、ステッドラー925 25等がある。
 部品数が多いシャーペンから部品数が少ないボールペンへの変化に、私はなぜか退化の印象を抱いてしまう。本品も例外ではないが作動不良を起こしたりはしない。



インク色表示は青、赤、黒、緑の四色。
クリップ先端形状が悪く、生地に差しづらい。
口金内径φ2.65mmと緩く、芯先がガタつく。
ばねは直筒型、軸に固定されないため紛失に注意。
ドイツ製付属替芯の字幅表記はFだがMにしか思えない。
※替芯に印字されたDIN16554/2(2が付くからインクに改竄耐性がある)はドイツ工業規格の油性ボールペン規格、現在は国際的なiso12757に反映されておりJISも準拠している。規格は油性ボールペンインクに関するものであって個別の替芯型式を意味しない。
替芯型はこれらに続く英数字で表されるが、多くは省略される。
本品の替芯はG2型と名付けられ、JIS S6039 G2型(このブログではJIS油性G2と呼ぶ)と同じもの、いわゆるパーカー型。
ロットリング600のうちローレットの角が立っているのはシャーペンと油性ボールペンだけであり、他の600と600Gは綾目模様の線刻である。

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  1. 2008/03/10(月) 06:30:00|
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