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サクラクレパス ラビット ラディック510



左画像上:現行(70円)、下:旧(50円)
 鉛筆用天然消しゴムとインク用砂消しを半分ずつ接合した薄型消しゴム。幸運にも新旧双方を入手できたので取り上げてみよう。
旧型の製造時期は不明。ラビットは現在サクラクレパスに吸収されたが品番510は残されている。
厚さ7.3mmと薄く先端は楔型で文字を消すには使い勝手がいい。この楔型がプラスティック字消しになぜ採用されないのか謎だ。
 環境への配慮から非塩ビ消しゴムが増えているが天然ゴム系復古には結びつかず、その主流はエラストマ樹脂系。
塩ビ系消しゴムのゴミ分別については日本字消工業会の公式見解を参照されたい。また、塩ビの環境影響度については未だ議論の途上にあるようだ。→「塩ビを誤解しないで」
 天然ゴム系はバレーボールの臭いと消し屑が細かいのが特徴。新旧変わらぬ感触で消し屑はまとまらず細かく、プラスティック字消しに比べれば消字性能は低い。
また、天然ゴム系は日に当たると表面が硬化する欠点があり、使い始めや数週間使わずにいた場合は表面が硬化していることが多く、紙面を黒ずませるだけで満足に消せないこともしばしば。その場合は少しこすってから用いる。
 消字能力において塩ビ系を下回る天然ゴム系と非塩ビ系も、上質な紙が増えた現在では実用上十分に思える。
紙面を削り取る砂消しは、万年筆でも油性ボールペンでも消すのに一苦労で、薄い紙には不適。消し跡に万年筆で書くと僅かに滲む。


サクラ/ラビット 両用 半砂/NO.510
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  1. 2008/06/30(月) 06:30:00|
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キリン鉛筆 エース50-100


日本の鉛筆会社には三菱、トンボの二強のほかにも北星鉛筆やアイボール鉛筆、そして今回のACE50を製造していたキリン鉛筆がある。
 キリンACE50の書き心地は舶来鉛筆に程近く私の好みだったが、これの取扱店が廃業したため入手できなくなったのが悲しい。また本品自体廃番となっていた。生産期間は不明。
 米国では鉛筆は黄色軸でなければ売れないと言われる。それは20世紀初頭に米国で好評を得た米国産鉛筆が黄色軸であったことから米国消費者にそれが良品という刷り込みが為されたためであり、また机上で目立つ色だからだが、この黄色は極東シベリアや朝鮮半島産の黒鉛を用いていたことを示す色、即ち人種の色であった。
スイスのカランダッシュはそのことを知ってか知らずか黄色軸で、藍色のキリンと並べると栄える。
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  1. 2008/06/20(金) 06:30:00|
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シェーファー タルガ

1977年に発売された.9mm複動式回転式。軸全長の52%の位置を境に回り、一回転で芯を8mm繰り出す。後軸を引き抜くと消しゴムが現れる。90年代には.5mmツイストノックへ変わり廃番となった。
 回転式の扱いで留意すべきは回し過ぎないこと。可動範囲(芯を銜える把芯管が前後動できる範囲。本品なら67mm/約8回転)以上に回すと内部部品が傷み、緩み始める。
といっても可動範囲内なら回したほうがよく、寧ろ回さないと、つまり使っていないと作動が渋くなる。

クリップ先端には金属片が鑞づけされている。軸表面の溝は浅く滑り止め効果は低い。
 口金には横縞の切削加工跡が見え、右のクロスと比べるとその差がわかる。このタルガ1006は925銀軸だがクリップがクロム鍍金されるなど、あまり外観に気を遣われていない。 [シェーファー タルガ]の続きを読む
  1. 2008/06/10(火) 06:30:00|
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