アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

ロットリング1928 第二回

鞘20g+軸24g,先端を起点に軸長比約60%の位置に重心がある。大きなクリップがついた鞘を270°回すと外れ、軸尻には浅く嵌るため外れやすい。

 鈑ニブ(私有品はM)は滑らかで柔らかめ、決して悪くないが大味。
 中空(tubler)ニブとは細管に針金を通したインク導管で、ロットリング最初の製品ティンテンクリと同形式。中針式とも尖筆型(stylographic)とも呼ばれ、ニブ先端から針金が出ているのが特徴。ニブ根元に通気口がある。
 しかしこのような長さが異なる二種のニブを持ちながら鞘内部には何の工夫もない。画像左上隅の鞘内奥中央に突起が見えるも、深く位置しているため細管先端を塞ぐことはない。
先端と根元の通気口の二ヶ所を塞ぎ、細管内でインクが凝固するのを防止する尖筆型は、乾き易い顔料系インクにも向くといわれるが1928は向かない。
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  1. 2008/08/30(土) 06:30:30|
  2. 万年筆Fountain pen
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ロットリング1928 第一回

Amazonではrotringは多機能ペンの代名詞のようである。ロットリング製品

 1998年に発売されたロットリング創業70周年記念品。軸はセルロイド、吸入機構はプランジャー(オノト)式、鈑ニブとチタン製中空ニブの二種が付属。
1928の外観は創業時から1980年代まで生産していた万年筆"ティンテンクリ"を模し、軸は戦前に生産していたキャンディストライプ模様を再現したセルロイド製。往時のティンテンクリはfountainpen-networkを参照されたい。
 ロットリングにしては珍しく高価で、売れなかったらしく数年後には半額で売られる始末だったとの噂を聞いた。発売後半年内に購入した私は少数派か。 [ロットリング1928 第一回]の続きを読む
  1. 2008/08/30(土) 06:30:00|
  2. 万年筆Fountain pen
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ロットリング ラピッドグラフIPL第二回

rapidographIPL(International Pen Line)
世代分類は非公式かつ推測
部品は世代間で完全互換
I(1983-1985?)II(1985?-)
品番
*は線幅
115 ***155 ***
155 ***
線幅0.1(えび茶),0.15(緑),0.2(黄),0.3(よもぎ),0.4(渋柿色),0.5(灰),0.6(水色),0.8(白),1.0(苔桃),1.2(クリーム)0.1(えび茶),0.13(紫),0.18(赤),0.2(黄橙),0.25(白),0.3(よもぎ),0.35(黄),0.4(渋柿色),0.50(茶),0.6(水色),0.70(青),0.8(明灰白色),1.0(橙),1.4(緑),2.0(灰)
0.13(紫),0.18(赤),0.25(白),0.35(黄),0.50(茶),0.70(青),1.0(橙),1.4(緑),2.0(灰)

黒(整数0あり)小豆色(整数0なし)
小豆色(整数0なし)
内鞘
変化なし
ニブ
ロット番号なしロット番号あり
首軸
識別色のみ、リブつき線幅標示と識別色、溝つき
インクカートリッジ
変化なし
胴軸
黒、リブ4本つき小豆色、リブなし
小豆色、リブ4本つき

付属品、取説、インクカートリッジ
  1. 2008/08/20(水) 06:30:30|
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ロットリング ラピッドグラフIPL第一回


rotring rapidographIPL(Amazon検索)
キャピラリーカートリッジ【黒】590-517
Amazonにはラピッドシャーペン502 35*取扱業者がいないのにキャピラリーカートリッジ取扱業者が17もいる充実ぶり。
製図ペンはまだまだ需要がある、のかもしれない。
 1983年に発売(日本では80年代後半発売だった模様)されたラピッドグラフIPLは、ロットリング最初の製図ペンと同じ名を与えられたカートリッジ専用製図ペンで現行品。

線幅標示:天冠、首軸(初期はなし)
線幅識別色:天冠、ニブ、首軸
 首軸と胴軸にリブがつき、一般10線幅が黒軸、iso9線幅(iso9175 Wikipedia準拠)が小豆色だった。1985年?に、イソグラフと同様15線幅、小豆色軸に統合され、軸のリブは廃止された。
 ねじはバリアントと同仕様、拡張部品の多くを共用できるがダブルホルダは共用できない。 [ロットリング ラピッドグラフIPL第一回]の続きを読む
  1. 2008/08/20(水) 06:30:00|
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ロットリング 2000とイソグラフIPL第二回

Rotring2000, 2000isograph, isographIPL(International Pen Line)
世代分類は非公式かつ推測
部品は世代間で完全互換
2000, 2000イソグラフイソグラフIPL
IIIIIIIVV
品番
*は線幅
111 ***(2000)151 ***
151 ***(2000イソグラフ)
線幅(識別色)0.1(赤),0.15(よもぎ),0.2(黄),0.3(緑),0.4(茶),0.5(灰),0.6(水色),0.8(白),1.0(苔桃),1.2(クリーム)0.1(えび茶),0.13(紫),0.18(赤),0.2(黄橙),0.25(白),0.3(よもぎ),0.35(黄),0.4(渋柿色),0.50(茶),0.6(水色),0.70(青),0.8(明灰白色),1.0(橙),1.4(緑),2.0(灰)
0.13(紫),0.18(赤),0.25(白),0.35(黄),0.50(茶),0.70(青),1.0(橙),1.4(緑),2.0(灰)

溝なし溝あり円筒形
内鞘凸あり凸なし
ニブ
インク導管基部、金属インク導管基部、樹脂
中針押さえ短中針押さえ長
インクタンク
約1.3ml約0.8ml
金属環あり金属環なし
胴軸
赤い輪が別部品赤い輪が印刷

付属品取説

品番を見るに、
左がiso線幅8本セット、0.18mmから2.0mmまでの約√2等比数列セット。
右が一般線幅8本セット。0.1mmから0.6mmまで0.1mmずつ太くなり、それらに0.8mmと1.4mmを加えた8本セット。
ともにインクつき。
  1. 2008/08/10(日) 06:30:30|
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ロットリング 2000とイソグラフIPL第一回

単品にはインクつかず、セットはインクつき。
rotring isographIPL(Amazon検索)

 1978年、バリアントを改良したロットリング2000(10線幅)と2000イソグラフ(iso9175 Wikipedia準拠9線幅)が発売された。
線幅標示:天冠、首軸
線幅識別色:首軸
軸色は共にロットリングボルドー。バリアントⅡの名で売られたこともあり、それは黒軸だった。
2000は1985年にイソグラフIPLへ改良、iso線幅を中心に15線幅にまとめられる。
バリアントと同じくインクは別売り、23mL品番591 017と250mL 591 217、それにインクカートリッジ5本入り590 217がある。
イソグラフへの改良点
 ニブ前方のプッシュオンカバー/プッシュオンスリーブ(後述)を取り外しやすくするため鞘内に溝が追加された。2000には溝が無くプッシュオンカバーの条が長い。
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  1. 2008/08/10(日) 06:30:00|
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