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ロットリング アートペン第二回

つや消し黒軸に白いロゴ、上から
Design pen(?-1989?)
Art pen(-1996)
Art pen(1997-)
Art pen graph(1993/1999廃番)
Art pencil(1996廃番)

アートペンには二つの姉妹品、アートペングラフとアートペンシルがある。
 右端のアートペングラフは中針式。ニブはバリアントに似るが共用不可、字幅はSF(Super Fine,0.1mm相当),EF(.2mm),F(.3mm)の3種、2ステップペンポイントで、鞘内奥にはニブ先端を塞ぎ乾燥を防ぐゴムが追加されているが、初期は無かった模様。
アートペンインクカートリッジ2本とニブ回しが付属。1994年頃廃番、Fのみ99年頃まで残った。
 アートペンシルは2mm芯ホルダ。ドロップ式、前装式。これのみ鞘が無く本体価格1000円。1996年廃番。
アートペンにはカタログ未掲載の色軸が4色、他に白軸があり、それだけはカタログに掲載されたが実見したことはついぞなかった。字幅はEFのみ。
専用ペン立て、アートペンステーション。鞘が嵌合式のままなので使い勝手は悪い。1994年廃番。

 インクはカートリッジのほか30ml瓶入りがあり、吸入器251 300で吸い上げて用いるが、平底で円形という最低の形状であるため残り少なくなると非常に吸い上げづらい。ラベル柄は何度か変わっている。 [ロットリング アートペン第二回]の続きを読む
  1. 2008/09/30(火) 06:30:30|
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ロットリング アートペン第一回

 内ポケットにアートペンが収まる服ってのはこれだ。通称モールスキンジャケット。
表ポケットにはモレスキンポケットがギリギリ収まり、新型の表ポケットならモレスキンどころかアートペンが入る。
サイズは号より並記されている身長/胸囲やNATO表記のほうがわかりやすいんじゃなかろうか。手元の資料では
5号170-180/95
11号180-190/95
※2015年4月3日;ウール地は1960年代の冬用だ(木綿の夏用もある)。珍しい。この時代はズボンが現用と異なり、米軍
BDUに似た大腿ポケットがつく。

 1980年代後半にデザインペンとして発売され、程なくアートペンへ改称、1997年ころにロゴを変えて現在も製造中。EF - BBにカリグラフィ1.1mm - 2.3mmを加えた計9種の字幅を揃える万年筆は、2000円の価格帯では希有な存在である。姉妹品にアートペングラフアートペンシルがあった。※BB廃番 ※2014年ころ2700円税別となった。
嵌合式、両用式(欧州型カートリッジ、吸入器別売)、鞘4.5g+本体8.5g、φ11.8×178(本体のみ167)mm、軸長比57%(同44%)の位置に重心がある。
 以前は軸尾に鞘を取り付けられたが現行はできない。全長が長いため携帯に不向きに思えるが、洋1か長4封筒が入るポケットなら収められる。またドイツ陸軍服の内ポケットにはぴたりと収まる。さすがドイツ。

天冠とニブに字幅標記がある。
 「乾きが速く、インクの色が濃く、しかも色あせしないという製図インクとしての良さを兼ね備えた半顔料性(ロットリング1991カタログ)」アートペンインクカートリッジ5本(以前は2本)が付属。耐水性はあるが、同社の製図用インク591 017(非万年筆用)には劣る。
 二部構成ペン芯とニブはreformのOEMと言われるモンブラン622、300(1970年代)と同型。本品はロ社が生産ラインを買い取ったかr社のOEMと思われる。
このペン芯は染料系では問題ないが、アートペンインクや顔料系では気温差が激しい時にしばしばインク漏れする。
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  1. 2008/09/30(火) 06:30:00|
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ロットリング コア

 学生向けに万年筆とローラーボールが2000年に、程なくしてボールペンと.7mmシャーペンが追加発売された。
ロットリングの迷走ここに極まれり、といった恐竜的な外見だが突出した容姿は歓迎され、売れ行きは良かったという。ただ廃番後は早々にワゴンセールへ移ったそうだ。中身は月並みに嵌合式、両用式(欧州型カートリッジ、吸入器なし)。
大きいながら軽く27g,重心は65%(本体のみ52.6%)の位置にある。

 何かの把手のような鞘は多層成形品でワイヤクリップがつく。この鞘は生地に挿しづらく、ベルトや鞄用であるとのこと。
 ステンレスニブは堅く、字幅は独自に設定されたXS(中細)とXL(中太)の二種。ニブは軸中心線から大きく外れるよう特異な首軸にセットされ、利き手の左右を問わないという。
設計者が想定した持ち方は示指と拇指が交差する持ち方と考えられるが、勿論それ以外にも対応する。
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  1. 2008/09/20(土) 06:30:00|
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ロットリング イニシャル


 2000年発売、同社600/ニュートンに代わる代表的製品になると思われたが約5年で廃番。嵌合式、両用式、吸入器は付属せず。鞘12.5g+本体36g,重心は軸長比60%(鞘を外すと56%)の位置にある。
 クリップは可動式、ばねは露出。鞘は尻軸に挿せるが外れやすい。
 ペリカンのサハラやポーラーライツに似ているが持ち合わせていないので比較できず残念である。
 軸形は曲線から成るも柔和さはない。鞘を閉めると輪郭線が連なり鞘と軸の長さの比は黄金比となって調和がとれる。そのために首軸胴軸間に疎ましい段差があり、使用時の美しさが損なわれている。使用時に輪郭線がつながるなら魅力も保持性も増しただろう。
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  1. 2008/09/10(水) 06:30:00|
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