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シード スレンディプラス EH-S



 薄い非塩ビ製消しゴムを平たい軸に収めた、携帯し易い消しゴムホルダ「スレンディ+」は、20年程前からある同社スレンディを改良したもので、
・軸材の金属鈑が0.32mmから0.4mmへ厚くなって
・クリップ形状が変わり、
・消しゴムの消字力が向上した。
全長はA6判短辺より短く栞代わりになるも、クリップの隙間が0.5mmと狭くメモ帳の厚紙表紙には挿せない。
※残念ながらスレンディを所有しておらず、OEM品のトンボZOOM636ehと比較した。

 2mm厚×6.3幅×67長の非塩ビ消しゴムを先端のチャックで銜え、後方のスライドボタンを摺動させて操作する。
ボタンはがたつきやすいが消しゴム保持は確実。消しゴム寸法は新旧で僅かに違い、プラスに旧型消しゴムは入らない。
 同じく非塩ビ製のトンボモノゼロは製図用といっていいもので紙を選ぶ傾向があったが、本品にそれは感じられず非塩ビのわりには消しやすい。
軸色は銀色のほか黒がある。また同社は同構造のルフラットという製品も発売している。
 薄型消しゴムの雄、ぺんてるクリックイレーザーFOR PRO ZE31(右)はクリップ基部から上が14mmあり、栞代わりに持ち運ぶには不都合がある。

  1. 2008/10/30(木) 06:30:00|
  2. ┗消しゴムEraser
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ウォーターマン エドソン



1993年に発売されたウォーターマンの高級ライン。鞘20g+軸23g、嵌合式、両用式。吸入器とインクカートリッジ二箱付属。クリップは可動式。緑軸は1996年限定生産、のち赤軸も限定発売され、黒軸は近年発売された。標準は金色鞘に青軸。

ほぼ同径のモンブラン149より前を握ることができ、ニブは厚く三次曲面ぎみで切割りが短いため18kといえど堅く、万年筆を立てて書く初心者にも向く。重心は中央付近だが、鞘をつければ後ろ寄りになり149と大差なくなる。

 首軸の金帯装飾は単なる鍍金ではないのかホールマークが打たれている。首軸後部の三ヶ所の金色突起は鞘との連結部品で、ねじのOリングは緩み止め。
 ペン芯はカートリッジ一本ぶんのインクを蓄えられそうなほどに大きくインク供給の不安はないのに対し吸入器は貧弱。
首軸内はインクを弾かないよう?シボ加工されているが、ニブは高級ラインのわりに磨かれているのは表面だけ、裏も磨くとインクの流れを阻まないと言われる。
ペン芯と首軸がニブの傾斜部を押さえるためぐらつかず、万年筆としては高筆圧にも耐えられる。 [ウォーターマン エドソン]の続きを読む
  1. 2008/10/20(月) 06:30:00|
  2. 万年筆Fountain pen
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トンボ鉛筆 バリアブル


 握把を回し芯繰出量を0.2 - 0.6mmの間で調節できる製図用シャーペン。私が知る限りでは本品が先駆者。
生産期間不明(1983-1988?)、廃番。φ9.5(握把径)×139mm、4mmスリーヴ、芯径.3、.4、.5の三種、芯硬度表示なし、鞘つき。
 鞘は素通しで軸尾に取り付けられる。

 通例、芯径と芯繰出量は同一(.5芯径なら0.5mm長)が良いと言われるなか、製図用シャーペンにおいて少ない芯繰出量が望まれる場合は、
・定規の縁の厚さが1mm以下
・芯径が細い
・筆圧が高い
逆に多いほうがよい場合は、
・定規の縁の厚さが1mm以上または浮き出しがある
・芯の補充時
である。芯繰出量調節は双方に応じることができ、定規との適性を勘案した製図のための仕組みと考えられる。

 握把と連結した口金の前後動により口金―チャック間距離を変え、繰出量を可変する。繰出量を変えてもノックの感触はさほど変わらない。
調節目盛りは見易く操作しやすいが、常に握っているため稀ながら不意に動いていることがある。

取説が見られる。
→製品取扱説明書置き場 - ものぐさ博物館 Monogusa Museum
※2017年7月19日追記:バリアブル説明書。おそらく1984年5月発行。
  1. 2008/10/10(金) 06:30:00|
  2. ┣シャープペンシルMechanical pencil
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