アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

エーマン ヴィクター


 軸径は最小でも12.5mm、軸長はA5判短辺より長い長大な木軸シャーペン。軸材は三種、これは縞模様が特徴的なwenge。
芯径1.18mm、口金を回して芯を出入する複動回転式、芯繰出量7mm/1回転、可納芯長37mm,27g。替芯は30mm長12本ガラス容器入り。消しゴムなし、予備芯収納不可。
円錐形口金は操作性に乏しく、機構は旧式で回転し過ぎると部品が傷む。作動には支障ないものの軸とズレている。
クリップは手に干渉しないが、先端と軸の間が0.5mm空き、機能性に欠ける。
 芯補充の煩雑さ、芯の短さ、口金の長さを考えれば凡そ現代的ではないが、その低いスペックに反してクセのない太軸と紙当たりが良い太芯が欠点を補い、ある種の人間、数奇者や万年筆ユーザの嗜好に合うだろう。

ヴィクトリアの名で同型ボールペンもある。それにしてもAmazonでは8000円なのか……
*2012年4月現在品切れ
ヴィクトリア
ヴィクター
替芯は僅かながら在庫あり。

etrangerdicostarica e+m;Amazon検索
  1. 2008/11/30(日) 06:30:00|
  2. ┣シャープペンシルMechanical pencil
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エーマン グルーヴ

 民芸品のような木軸3.2mm(実寸3.15mm)前装式芯ホルダ。可納芯長97mm。
滑止め溝のほか、ステイン仕上げされた木目そのものも滑止めになっている。転がり止めやクリップはない。


 ノックは感触が柔らかく軽い。いわゆる第四支点を持ち、丸く膨らんだ後部が指の股に収まり、握力が萎えても保持し易く、指先に負担をかけずに済む。筆記ではその後部が少々干渉するが指先を固定せず、これの人間工学設計は成功例に数えられるだろう。
軸を強く握り込む向きにも合うと思うが、シェイクハンドグリップでは一転、不意にノックボタンを押してしまうと思われる。

 口金は軸に接着され、その周辺には接着剤がはみ出し、赤い球状ノックボタンは中心からずれ、作動に支障ない部分は雑、というより日本の品質管理が異常なのかもしれない。
  1. 2008/11/20(木) 06:30:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
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エーマン ワイドボディ


 材木会社Ehmann holz GmbHの木軸3.2mm芯ホルダの一ツ。軸材はクルミDark WalnutとサクラCherryの二種で短く太く、ノックボタンには金環がつく。アルミ軸の同型がnothing moreから発売されている。
表面に細かな傷がついている場合があり、日本製ほど細やかな品質管理は期待できない。

 ノックボタンは外れず前装ドロップ式、芯径3.2mm(実寸3.15mm),可納芯長71mm,金環内径22mm。チャック周りに補強がないのが不安点。軸側が磨耗したら内部にパテ盛りすることになるだろう。
 画像では大きく見えるも鶏卵より小さく、持ち易くはあるが書き易い形ではない。
芯を長めに出し、ペンホルダグリップではなくシェイクハンドグリップで握ると垂直面に芯をあて易くなり、画架を用いた写生や材木へのマーキング等に向く。机上筆記は埒外だろう。
 駄作と言っていい本品を他人に薦めようとは思わないが、その存在を知らしめたくなる製品だ。
amazonでは本品は扱われていないがエーマン製品そのものはある。
エーマン(e+m)製品
  1. 2008/11/10(月) 06:30:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
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