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1980-90年代の製図用。カタログ上はHHP-50Rホルダー。φ8.9×144mm,4mmスリーヴ、芯硬度表示4H-2B(F含む)、10g,重心位置軸長比48%,クリップ脱着可、五芯径。芯繰出量0.3mm/ノック。消しゴムは同社現行製図用シャーペンSシリーズと同一、ノックボタンは交換可能。
価格500円だから500番台、2ケタめの6は不明(開発番号?)、下1ケタは芯径を表し、563は.3mm。


本品は鋭角的且つ長い口金のおかげで芯先も見やすく、堅牢であれば単純な軸形でかまわない製図用らしい軸といえよう。
同社Sシリーズに見られる、長い握把というコンセプトは本品で既に示されており、その長さは全長の53%に及ぶ。
シャーペンを直立させて線を引くとき、軸を短く持てば芯先が見づらくなり、脇から覗きこむか軸を傾けて線を引くことになる。しかし軸を長く持てば(軸中央を握れば)、直立させたまま線を引けて芯折れを防ぐことができ、線を引きながらシャーペンを回す芸当もやりやすい。
同社Dr.Gripの登場(1991)以来、すらりとしたクセのない軸はずいぶん減ってしまったが、高筆圧が多く筆記用途が優先される状況ではそれが当然なのだろう。
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- 2010/07/05(月) 06:30:00|
- ┣シャープペンシルMechanical pencil
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