アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

フルプラ ジェットオイラー No.307

フルプラ オイラー(ミシン用)【容量:35ml/ブルー】307
フルプラ油さし #307
オイラー;Amazon検索

 オイラーとは油差しのこと、機械油を入れて作動部などに油を注すためのスポイト容器。日本製。文具屋ではなくホームセンター等で売られている。
 複数の万年筆にインクを入れ、ペン先を涸らしてしまう無精者なら、ペン先を水に浸して回復させるための小瓶を机の周りに備えていることだろう。
だがそれではインクの種類が多いほどインクが混じってしまい、都度瓶中の水を換えねばならない。
 そこでオイラーからペン先に水滴をたらす方法だ。これならインクが混ざらずソネットやデュオフォールドも安心というわけだ。その際にはペーパータオル等を敷くのがいい。

 この水差しを要するくらいになったら万年筆の管理を見直すことを、またペントレイをも勧める。
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  1. 2012/04/30(月) 06:30:00|
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ロットリング A.C.P.インク R597 434

 W&Nカリグラフィインクと同時期に入手したと思うこのインクを最近棚の中から見つけた。
 耐水性と耐光性をもつ超微粒子顔料系カラーインク、A.C.P.(アーティスト・カラー・プロフェッショナル)、
製品自体にはliquid acrylicsともあり全36色、混色可能。ドイツ製、廃番、1993-1998(カタログ掲載1997まで)、
単品箱入り30mL, 650円、12色セットR597 499, 7,800円。ACMI AP-NONTOXIC付き。
黒R597 434のみ所有。色合いは墨色、青みも赤みもない。

 それまで販売されていた同社アーティストカラーの後継品。画材に分類される製品で、製図ペン、エアブラシに対応。

ねじに細工があり(矢印)、スポイト付き蓋を定位置で止める。
スポイトは混色用兼カラス口用で、この種のカラーインクにはよく見られる。瓶底にもrotringロゴ。

 ここでは筆記用インクとして触れる。
 ツバメフールス、コクヨ測量野帳、ロディアを除き、ジャポニカ学習帳(あまり知られていないが優れた紙質)やライフノーブル等種々の紙で裏ぬけ寸前、紙によっては滲むか散る(筆跡にヒゲが生える)。
 ケント紙(製造元失念)やトゥールズPMパッドでも試したがインクが散る。
但しこのインクが製造から十年以上経っていることやこれらの紙もまた本品と同じくらい古いことを割り引かなければならない。
 プラチナカーボンインク並みだが、ぬけようが散ろうが私は構わず書き付けている。
※使い始めにたらした水気(後述)がなくなってからは裏ぬけ滲みが減った。ルーペで確認できるこの滲みは、画稿なら問題になるだろうが手帳筆記なら問題ない。
また2007年頃のモレスキンでは少々裏に抜けるものの2011年ものでは抜けず滲まない。 [ロットリング A.C.P.インク R597 434]の続きを読む
  1. 2012/04/24(火) 06:30:00|
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ウィンザー&ニュートン カリグラフィインク

青蓋は万年筆用、赤蓋4色は非万年筆用。おなじみのドローイングインクも非万年筆用。
Winsor & Newton Calligraphy Ink 30ML 6色セット

 カラーインクで有名なウィンザー&ニュートンの万年筆用顔料インク。30mL(1USfl.oz.)、イギリス製、1998年頃発売。ASTM D4236適合。箱なし。
 このインクはシェラック溶液を含むW&Nドローイングインク(染料系)と異なり、顔料系ながら非耐水性で水洗可能。但し筆跡を少し流水に晒したくらいでは消えない。
WNCink.jpg
W&N配布のリーフレットから「用途の多様性」を引用してこのインクを説明しよう。
・14色(青蓋付き瓶入り)は、つけペン・エアブラシ・製図用ペンのどれにもお使いになれるインクで、各色間で混色することができます。
・4色(赤蓋付き瓶入り)は、(この4色のどれかを使用して混合した色を含めて)つけペンや筆でのご使用に適したインクです。各色とも不透明で、ブラックとホワイトはつや消しにもなっています。
万年筆には触れられていないが、瓶ラベルや前段の英文では
・14 of the colours(blue capped bottles) are suitable for use with a Dip pen,Fountain pen,technical pen and airbrush.These colours are fully intermixable.
挙げられている。
 青蓋14色のうち不透明色は黒とブルーブラックのみ。混色用としてさして意味のないブルーブラックがあるあたり、やはり万年筆用を意識したと考えられる。赤蓋(非万年筆用)には金銀がある。

 ブルーブラックは再現色。ラミー同色インクに近い。セピアは赤味が少ないが、パーカーペンマンインクモカ並みの焦げ茶色ではない。
 プラチナカーボンインクほどではないもののモレスキンで少々滲み裏ぬけする。
※耐水性などはアートペングラフ第一回を参照されたい。 [ウィンザー&ニュートン カリグラフィインク]の続きを読む
  1. 2012/04/18(水) 06:30:00|
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ロットリング アートペングラフ 第二回


別添取説ナシ、アートペンシリーズで取説が添えられたのは万年筆のみ。
箱裏説明(独英仏西四ヶ国語のうち英文)
The ArtPen Graph was designed
for especially fine writing, drawing,
and sketching. We recommend
rotring ArtPen Ink or rotring Brillant
in cartridges for best results.

To clean, unscrew the cone with
the cone wrench.
カートリッジ使用が推奨されている。

同社カタログ1991p45説明文
ペンを傾けて持っても、流れるような書き味。
美しい細線を生み出す製図ペンと取扱いの簡単な万年筆の利点を結合させて開発した筆記具。ペン先にアールを付けていますので、傾けて書いても流れるようなスムーズな書き味。特に帳簿類への細かい書込みや、小さい文字の印刷物への書込みにぴったりです。
流れるような書き味、は誇張に思うがティンテンクリ細字や同線幅の製図ペンより書き易いのは確か。 [ロットリング アートペングラフ 第二回]の続きを読む
  1. 2012/04/12(木) 06:30:30|
  2. 万年筆Fountain pen
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ロットリング アートペングラフ 第一回

 同社の傑作万年筆アートペンを基にした中針式(スタイログラフィック/チューブラ)ペン。
発売年不明、1994年廃番(Fのみ1999年前半まで残る)、ドイツ製。
インクカートリッジ2本、ニブ回し(分解工具)付属。2000円。
 製図ペンの技術を応用して中空管化されたニブは三線幅、SF(SuperFine,0.1mm)品番250400, EF(0.2)250402, F(0.3)250403。私有品はSFとF。
SFの字幅は三菱シグノビット0.18と、Fはゼブラ サラサクリップ0.3と同程度、アートペンEFはサラサクリップ0.4や0.5に近い。
 ニブ先端が段付き(2ステップペンポイント)ながら先端を丸めて筆記用途に配慮している。*私有のFは段付きではない。
同社バリアントニブに似るも互換せず、バリアント互換ニブであるステッドラーマルスマティック700ニブとも互換しない。
それができたら本品の評価がもう少し変わっていたに違いない。


ニブの他に相違が二点。
・首軸がニブに合わせて新造され、アートペンシルにも流用された。胴軸接合部付近にアーチ型の凹みがある。
・鞘の内奥にゴムが仕込まれ、ニブ先端と接してインク乾燥を防ぐ。万年筆と異なり鞘は後着できず、また小さな空気孔がある。*私有のFには乾燥防止ゴムが無い。
SF以外は天冠が万年筆と全く同じで見分けられない。

 注記通り私有のFは前掲の仕様と幾つか異なるため当初は不良品かと思ったが、今は初期型(またはFのみの仕様)と解釈している。 [ロットリング アートペングラフ 第一回]の続きを読む
  1. 2012/04/12(木) 06:30:00|
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ロットリング アートペンシル 250 300

 今月は同社の傑作アートペンから派生したアートペングラフと2mm芯ホルダのアートペンシルを取り上げる。
1984年発売(leadholder.com/,国内発売年不明)1995年廃番、1000円、ドイツ製。
付属芯2B、ドロップ式、前装式、三菱ユニ芯ではストッパーを外す必要がある。
適合芯研器:同社R505 250N青差込口。
 アートペングラフと同じ首軸で、芯先を収納すれば万年筆の鞘を流用できるが、鞘自体は付属しない。

 バリアントニブに似た釣鐘型口金が首軸とつながり、プッシュボタン兼用尾栓も全体の輪郭を崩さず、尻尾の長い胴軸と相俟って古風な印象を放つ。丸軸でよく転がるのが欠点。
 130mm長芯を収めてあまりある長軸(可納芯長143mm)ながらさほど重くなく、重心がステッドラー780と同じくチャックから約62mm(軸長比35%)にあり労せず書ける。
滑り止めも効果的で同社600金属ローレットを好む私もあれに疑問をもってしまうくらいだ。
軸径は決して細くなくkoh-i-noor5208と同程度だが、画架に立てかけた画板に芯先をあてるにも障りない。
 日本製と思しき同社300に対し本品機構部品の供給元はkoh-i-noorではないかと思っているが、ファーバーカステルにも似ている。
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  1. 2012/04/06(金) 06:30:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
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