アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

東京金属工業 プッチンクリップPC-8S


プッチンクリップ PC-8S トーキンコーポレーション
オールメール Yahoo!ショッピング

トーキンコーポレーション プッチンクリップPC-8S8個 お得な10パックセット
シミズ事務機Yahoo!店

 本品はすでに評価がかたまっている、良品だ。指先大の小ささで薄く、十分な狭持力でコピー用紙20枚を挟める。日本製。
磁性弱、希土類磁石にはつく。

 クリップ前面の丸印を押してぺちんと凹ませると先端が反り、そこに紙を銜えさせたら、丸印から指を離してクリップを押し込む。
外すときは丸を押さずに引き抜く。
 裏面の二ヶ所の凹みが先端を反らせやすくし、紙を銜えたとき滑りこませやすくしている。

 先端が平らなため重ねても引っかかることなく、また手帳やクリアファイルの端に取りつけてもかさばらず携帯性に優れ、図書館でコピーした資料もまとめやすい。
脱着し易いブックダーツとして栞代わりにも、果てはマネークリップにもなると宣伝されるがそれはどうだろうか。

 ゼムクリップを代表とするワイヤクリップは仮止め用。それらで書類を挟んだままにするには不安が大きく、やがては別の方法で綴じ直すか紙書類から電子書類へ移すことになる。
 鈑金クリップはこの中間にあって、書類をまとめておくのに、とくに漸次増えていく書類──月次で増える請求書などに都合がよく、クリップで挟んだまま封筒にも入れられる。郵送可能かは不明だ。
前回のトライアングルクリップはこの垣根を越えかねない逸品だった。

 本品製造元の東京金属工業(トーキン)は下請けが主体の企業であり、手帳で知られるダイゴーからはハンディピックパーツC5503ブックマークの名で売られている。画像のものは実はダイゴー名義。トーキン名義のものと全く同一。
ヴァリエーションモデル。2013年5月発売
  1. 2013/02/15(金) 18:00:00|
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ヤマサキデザインワークス トライアングルクリップ


【YAMASAKI DESIGN WORKS】triangle clip
トライアングルクリップに似た三角ゼムクリップとはこれ。

【ミツヤ】テトンボ V-CLIP
ブンドキ.com Yahoo!店

YAMASAKI DESIGN WORKS : Yahoo!ショッピング検索

 鈑金クリップ四種を比較したのちに、優れた製品の存在を知った。それもTV番組SmaSTATION!!でだ。評論家などと称しつつ大衆メディアで知ることになろうとは! ぐぬぬ。

挟まれているのは新品ロディア(80枚+厚紙台紙、8.6mm厚)トンボ モノスマート6.6mm厚。これでも塑性変形しない。
 本品はゼムクリップの一種。似たかたちの三角ゼムクリップが既にあり、大型化して材料をばね鋼へ変えたもの。磁性あり。
ゼムクリップを代表とするワイヤクリップは鈑金クリップほど厚いものを挟めないが、これは従来型ゼムクリップの三倍から五倍の50枚を挟み、80枚も不可能ではなく、さらには挟んだ紙束を重ねてもかさばらず、ひっかかりもしない。

 これの注目すべき点は、原理と基本構造が従来型ゼムクリップとなんら変わらない点だ。材料を変えただけで形態に潜む能力を最大限に引き出しており、ゼムクリップの高い完成度を正しく理解すればこそ気づいた改良であろう。設計者に賞賛を贈る。

 しかし完璧に思えるこれにも短所がある。
・クリップを外す際ワイヤ端面が引っかかりやすいことと、
・これで綴じた紙束をめくっていると徐々にクリップがズレてくることだ。外れはしないがやはりゼムクリップの性質を受け継いでいる。
・そして入手に難がある。
私は店頭で買った、のだがAmazonのほうが廉かった。AmazonアフィブロガーのクセにAmazon検索を後回しにする傾向をなんとかせねば。
奥から、コクヨ クルップ大
本品
トーキン スライドクリップ(文房堂クリッピー)Lサイズ
本品
書類を留める場合、短いほうを上に(手前の留め方に)するとズレにくい。
 次回もクリップ。

ロディア#10ナノパッドは小さすぎて使い道がないと思ったが買った。小さきものおそろしい。一枚も使ってない。

ゼムクリップから技術の世界が見える アイデアが形になるまで(平凡社ライブラリー)

 「鉛筆と人間」の著者によるこの本には9ツのものが取り上げられ、工学技術の発生と発達過程、それに社会への影響を平易に解説している。
例えば第五章「ファクシミリとネットワーク」では単体で機能しない技術を示し、第七章「水と社会」では上下水道網を取り上げて社会との関係性に言及、第八章に至っては「橋と政治」である。
 各章に20-30ページ割かれているのだが第一章つまり「ペーパークリップと設計」には50ページが充てられ(図版が多い)、トライアングルクリップとは別の、ばね鋼ワイヤクリップの特許図面も見られる。
 図版の多さだけが第一章を長くしているわけではなく、批評をも解説している。
批評/評論とは鋭利な刃物であり事象を解剖してその断面を見せる仕事、と言われるが、批評家/評論家が持っているのは後手のみであって先手を打つことはできない、つまり後出しジャンケンしかできない(だからといって防衛機制を働かせて揚げ足とりや冷笑を行うのが評論だと思っている者は卑屈な人間に影響されすぎだろう)。
 後手しか持たない者にできることとはなんだろうか?
著者ペトロスキーはそれを生産者側の視点から、かつ歴史を臨む態度で記している。

 索引つき、図版79点。文中紹介されたこれを試してみたいのだがどこに売ってるんだ。
Patent US5063640 - Endless filament paper clip - Google Patents
  1. 2013/02/15(金) 06:00:00|
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