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月光荘 プラスチック消しゴム


【月光荘/GEKKOSO】プラスチック消しゴム

ブンドキ.com Yahoo!店

 画材屋月光荘は自社名義の品も扱い、直販もしている。→月光荘画材店
平べったくスタビロ カオチュックより小さい塩ビ消しゴムも自社名義だが、片面に月光荘のホルン印を捺したほかにはなんの表示も紙巻きもなく、ビニール包装には切取線もない。
この「主張しない」製品は、衆目を集めるために大きな声を出す広告宣伝に倦んだ人々に好まれるだろう。おそらく日本製。

 消字力に優れ、力を要さず、また頂点(カド)で消さずとも稜線と端面で消すだけでも十分であり同社8B鉛筆も消せなくはない。その感触からしてヒノデワシ製プラス オムニと同素材と推測される。消し滓はまとまらない。

 コクヨがゲルインクボールペン向けに開発した澪ペーパーでも優れた消字力を見せる。ジャポニカ学習帳等でもなんら問題ない。

関連記事
スタビロ1190/30
トンボ モノスマート
ラビット510
ライオンGAZA半砂
トンボ510A
ファーバーカステル2530Nと月光荘8B鉛筆


オムニは青赤茶の三種、本品はおそらく赤と同じ。
PLUS OMNI シャープペンシル鉛筆2H~HB用25g ER-100MS 36-393
PLUS OMNI 鉛筆HB~B用25g ER-100MR 36-394
PLUS OMNI 鉛筆2B~6B用25g ER-100MD 36-395
コクヨ[Campus high grade]MIO PAPER:Amazon検索
  1. 2013/03/24(日) 18:00:00|
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シュヴァンスタビロ 消しゴム1190/30

 天然ゴムを意味するkautschukを品名に頂く、平べったくやわらかな色合いの古風な消しゴム。月光荘消しゴムより大きい。
発売当初は品名通り天然ゴム製だったようだが、現在はどうやら合成ゴム。しかしミラン合成ゴムやサクラファイトグリーンと違って紙面への残留物が少ない。
 銘は表に印刷されるのみ、紙巻きはなくPP袋で個包装される。廃番? ドイツ製?

 1990年代当時のドイツ製に散見された自然志向製品の一つ。
スタビロは「森のみつばち・ウッディー」シリーズと称し、蜜蝋クレヨンやナチュラル仕上げの鉛筆を発売した。
同種の製品はステッドラーやファーバーカステル、リラからも発売され、リラ2515にその面影が見られる。


 この扁平なかたちを立てて稜線を紙面に当て、ノートの罫線に添って文字を消せば、一行消しに適していることがわかり、一般的な四角消しゴムが厚すぎると思うようになる。

 消し心地はなめらか、消字力は良。
0.3mm芯HBも消せなくはなく実用上問題ないが、今月の五品のうち本品の消字力が最も低い。但し一回めなら問題なく消せる。また消し滓が細かく紙面にへばりつきやすい。
 低い消字力は当然劣位を示すが、失敗を許さず間違いが少ないほど信用される社会でなら本品は異なる評価を得られるはずだ。
失敗を何度もきれいに消す者より、書き間違いが少ない者のほうが優秀なのだから、本品に不満を持つ者は不出来ということになり、ひいては正常なら消字力が高い消しゴムなど不要、劣った者こそ優れた道具を使ってその能力を補わねばならないという評価に至る。
 どうしたらこの考えを覆せるだろうか? それともこれも再分配だろうか。
学習が試行錯誤の連続だと思い出せば覆せるが、それなら自他共に失敗を受け容れなければならない。
恫喝的叱責を積極的に是認する社会で我々はそれほど我慢強く理知的でいられるだろうか?
 コクヨキャンパスノートでの反復消字テスト(と呼ぶことにした)があまりにひどかったためモレスキンで再試行。さすがモレスキンだ、何ともない。黒鉛芯と消しゴムのために滲み止め剤を減らして費用節減しているのだろう。
左から三菱ハイユニHB, ナノダイヤ.9HB, ユニ鉛筆B, ユニ2mm芯B
脂っこい芯や軟芯とは相性がよくない。
資料;1993カタログp15-16、1998カタログp31
どれかひとつ買っておけばよかったと今さら思う。

現在、木目を見せるウッディーシリーズからFSC認証されたグリーンシリーズへ変わったらしい。またビッグビーが姿を変えて売られ、ウッディーの名が残っている。

【STABILO/スタビロ】グリーンライター/蛍光色鉛筆(イエロー)

【STABILO/スタビロ】グリーンライター/蛍光色鉛筆(ピンク)

【STABILO/スタビロ】グリーンライター/蛍光色鉛筆(グリーン)

【STABILO/スタビロ】Woody 3 in 1色鉛筆18色セット
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スタビロ woody;Amazon検索
  1. 2013/03/24(日) 06:00:00|
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トンボ鉛筆 モノスマートET-ST

トンボ鉛筆MONOsmart ET-ST 5個;Amazon

 我々はノートの罫線に沿わせて直線的に文字を書き連ねる作業を延々と行ってきた。これがために消しゴムのカドが珍重され、人々のカドへの妄執が都市伝説「消しゴムの正しい使い方」をも生み出した。
 コクヨはその渇望に応えてカドケシを発売するも、しかし真に求められていたのはカドそれ自体ではなく、細さや薄さだったことに人々が気づき、罫幅に合わせたミリケシが発売され、いままたトンボからはこのモノスマートが発売された。
 新たな消しゴムの黎明!
 我々はどんな消しゴムを使うべきかに気づき、もう欺かれることもない。地球幼年期から脱する日が近づいた。来たるべき日に備えよ!

 さて、ノートのA罫7mm幅、B罫6mm幅より薄い5.5mm厚(実寸は5.7mmであった)塩ビ消しゴムが2012年8月に発売された。日本製。
 人々がノートの罫幅に文字を収めて筆記するのに対し、従来直方体消しゴムでは罫幅に合わせて消すことが難しかった。
この薄型の利便性はカドと同じく消字範囲を限れる点にあり、どれだけ丸まってもその薄さが変わらず5mm幅C罫でも一行消しできる。
カドではなく厚さが使い勝手を左右している。
 厚さも体積も同価格モノ消しゴムの約半分で割高な製品だが、人類は多少割高でも利便性を選ぶことがある。エスカレータ然り自動扉然り携帯電話然りスマートフォン然り。
1行め(上段)は書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返した。
左からトンボippo!2B,ぺんてるAinシュタイン芯0.3HB,三菱ナノダイヤ芯0.9HB,三菱ユニB

 消字力は優秀、紙面を凹ます.3mm芯も消せる。
短所は従来品より三割硬いため感触がよくない、消しかすがあまりまとまらない点。
特殊配合とやらで折れにくいこの消しゴムにも、たわみやすい方向とたわみにくい方向がある。くどくどしいことだが、それが直感的にわからないなら折れにくいものも折れる。
もっともこれに1kgの力をかけて二つ折りにしても折れなかった。それでいて紙巻きに戻すと堅い。
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  1. 2013/03/16(土) 06:00:00|
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トンボ鉛筆 モノ510A ES-510A

トンボ鉛筆 消しゴムモノ砂ラバー510AパックJCB-112【5セット】
シード砂消し510(半砂)5個入

 鉛筆用消しゴムとインク用砂消しを半分ずつ接合したくさび型、いわゆる510型。天然ゴム製、SEED製、日本製。

 他社製同型より小さく、また少々厚い。くさびの角度はライオンGAZA半砂よりラビット510に近く、消すときの感触もGAZAよりラビットに近い。
 消しゴム生地は手触り良く、塩ビのやわらかさと異なるコシのあるやわらかさがある。その違いは天然皮革と合成皮革、パルプ紙とポリプロピレン合成紙との違いに似ている。もちろん前者が天然ゴム。
 消しかすは並製天然ゴムらしく細かく、また減りが遅い。

 この形状はモノスマートでも明らかなように使い勝手が良いことから、半砂でなければ評価も高まると考えているのだが、やはりその消字力が塩ビ系に劣りとくに軟芯に弱く、また百円のため価格面でも大した優位性がないのが苦しいところ。
 一方砂消しは掃除用として再評価され(錆び落としにいいらしい)今なお文具店に在庫されている。
 余計に思える砂消しのおかげで510型が塩ビ消しゴムに駆逐されずに済んだと推察されるのであった。

 砂消しとしては510型三種(本品、ラビット510、ライオンGAZA)のなかで最も消しやすかった。

 砂消し実用例。文字訂正の歴史も垣間見られる。
 砂消しゴムを使って戸籍の記載事項を訂正する不正な事務処理が行われ(中略)最も古いものでは1894(明治27)年に誤字を削って消去していた形跡を確認した。(後略)
違法訂正4万件/青森市戸籍処理/Web東奥ニュース20121019231745
前身のES-510Nは70円税別。バーコードも異なる。


【ゆうメール便!送料80円】[トンボ鉛筆] モノ砂ラバー消しゴム ES-510A
ケンコーエクスプレス - Yahoo!ショッピング
  1. 2013/03/08(金) 18:00:00|
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ライオン事務器 ギャザ(プロ用) 半砂


左から
a)月光荘消しゴム
b)スタビロ1190/30
c)トンボ モノスマート
d)ラビット510
e)ライオンGAZA半砂
f)トンボ510A
それぞれ∪:粘土芯(三菱ハイユニHB)、◇:ポリマー芯(同ナノダイヤ0.9HB)。紙:コクヨキャンパス
 今月は薄い消しゴムを五点紹介する。

 旧品番ER-510R, 天然ゴム製、田口ゴム工業製、日本製、廃番。70円税別。生産期間不明、おそらくGAZA 1Kと同時に廃番。
 このくさび型半砂消しゴムは各社で510型と呼びならわされている。開化期の日本に輸入された同型消しゴムが偶然にも510の品番を与えられていたため一般化したと思われるも不詳。

 くさびはラビット510より鋭角。厚さ7.7mm(公称7.5mm)はノートの6mm罫や7mm罫より若干幅広だが、一行消しに向くのが長所。

 古い天然ゴムのため表面が硬化しており、使い始めは字を消せない。消したときの感触にはギャザ1Kに通ずる細やかさがあり、消しゴム生地そのものが良質であると感じたが、やはり素材が異なり消し滓は粉のように細かく、消字力もあれほどではなかった。
この差は、あちらに配合された菜種油が本品に無いためと思われる。
 ギャザ1Kに配合された菜種油は、たんに消し心地を向上させるためだけではなく黒鉛吸着剤として、塩ビ消しゴムにおけるフタル酸エステル類と同じ役割を担うものとしてではないか。
 ギャザの紙巻きは、天然ゴムが緑、塩ビが水色に分けられているが、本品は天然ゴム系でありながら水色。

資料;ライオン事務器カタログ1998p963
  1. 2013/03/08(金) 06:00:00|
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