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シスカ クリメカ芯研器消しゴムつきSC-102


【SISSCA/シスカ】クリメカ・ポケット芯研器

ブンドキ.com Yahoo!店


上画像、左から、芯研器覆い(削り粉容器)、芯研器、芯研器蓋、消しゴム

 同社クリメカ鉛筆用。小型芯研器はどれも似たりよったりだが本品には蓋と消しゴムが付いているうえ、なんと2mm - 3mm両用だ。中国製。
 大きな利点は削り粉が漏れないこと。容器に削り粉が半分以上溜まっていても、胸ポケットの中で漏れたことがない。他製品では北星 大人の芯削り器OTP-150SPと三菱ユニ芯研器DPS600が漏れない。

・芯を9.5mm以上出して削る。
・研削角度約23°
・削れ味、良
1) 3.15mm芯を削ると段差ができる。
2) 3mm芯をこれで削ると、芯先が尖らず細長く伸びる傾向がある。
3) 2mm芯はF - C 184100と同じ方法で研削角度を変え、同じく約15°に削れる。
2mm芯を中央に据えて削ると3mm芯と同様、芯先が尖らず細長く伸びる。
 問題点が二ツ、
・両手で削り粉容器と蓋を持って同時にひっぱると容器が先に外れてしまうこと。
容器をつままず、白い縁をつまんで蓋を外す必要がある。
・残る一ツ、2mm芯兼用となっているが3.2mmの挿入孔に2mm芯を入れるため不安定になり、うまく削れないこと。さして使いやすくはない。
 卵形芯研器が二穴式なのは、ドイツ人が凝り性だからではないことを、本品が証している。一枚刃で異径芯に対応するならF - C 50/65と同じく挿入孔を対向配置するのが妥当。

◆消しゴム
反復消字試験の前に、消しゴムを外して芯研器のみを使っていたため、消しゴム表面がすっかり硬化していたことを白状しなければならない。なので表面を少々擦ってから消した。
1行め(上段)は書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返した。
全て2mm芯、各画像左から
三菱ユニB
北星B
ステッドラーB
ファーバーカステルB
・消しかすが細かい。
・合成ゴム等と相性がよくないコクヨ キャンパスノートでは消字力がはかばかしくないが、モレスキンではマシになった。

 材料はサクラ ファイトグリーンに似ている。替えゴムの有無は不明だが、サクララビット フォームイレーザーピュアスリムで代用可能。その場合は可塑剤が移行すると思われる。
消しゴム付きは便利だ、しかし、消す際に持ち方に気をつけないと削り粉容器が外れるから注意。

 クリメカ芯は日本製らしい。6Bでも北星かきかた三角鉛筆ほど脂ぎっておらず、芯密度があちらより高く感じる。
 3mm芯は雲や波など不定形のものを描くのにいいのではないかと思っているが、思うこととうまく描けることは異なることである。

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→カランダッシュ プッシュボタン
→ファーバーカステル184100
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→KUM233
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ユニ芯研器はきちんと尖るし仕上がりもきれいなのだが、削り上がるまでに時間がかかる。クリメカ芯研器はこれより速く、KUM233はそれらより速く削れるが芯先が崩れやすい。
  1. 2014/05/24(土) 18:00:00|
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クム233

 -onitと陽刻された2mm芯用小型芯研器。ドイツ製。Iceが透明樹脂製。F - C 184100やM+R031購入時に入手し損ねたもので、この種の製品はどれも似たりよったり、概要は他の同型芯研器と同じ。

右画像は端が歪んでいる。
・芯を9.5mm以上出して削る。
・研削角度約18°
・挿入口がφ2.1mmのためF - C 184100クリメカ芯研器のように研削角度を変えることはできない。そのかわり安定して削れる。
・芯が折れたときの排出口がない。もっとも芯詰まりを起こすほど大きく折れたことはない。
・削れ味良。他製品より速く削れて、北星大人の鉛筆や三菱フィールドなどノック式(ドロップ式より芯把持力が低い)でも芯が空転しない。
ただし刃の仕上げが粗く、芯の表面にやすりで削ったような横縞が現れる。

 刃を鈍らせる黒鉛芯に対して、刃を粗く仕上げたのか、それとも私有の2コがたまたまそうだっのかは不明だ。同社木軸鉛筆削りの刃オートマティックAS2M付属芯研器の刃もこんな仕上げではない。
 そんな刃だからか、硬芯は尖るが軟芯では芯先が崩れる。製図用としては問題あるが、メモ用としては十分に細く問題ない。

左画像、削って芯先が崩れた状態。右画像はそれを、最小限の力で急がずに削り直した状態。
青)は青い233で、黄)は黄色い233で削った。芯が曲がっているように見えるが気のせいだ。
青1)ステッドラー200/Fと同925 25-20、これは削り直していない。
青2)三菱フィールド/HBとフィールドM20-700、同社ユニ芯より軟らかく尖端が崩れやすい。
黄)北星Bと大人の鉛筆OTP680

 以前書いたように2mm芯を尖らすにはやはり回転式芯研器が有用。だからこの種の小型芯研器をほとんど使わない、が複数持っている。たんなる好事家である。

関連記事
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  1. 2014/05/24(土) 06:00:00|
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ファーバーカステル 52/40旧型

 同社52/40(184000)の旧型。基本構造は同じだが少々の違いがあり、また一部材料が異なるため後期型より重い。
 新旧更新時期不明。値札が2900円(1990年代後半価格)となっていたが、おそらく貼り替えられたものであるから、値札で更新時期を特定できない。

・上蓋中央の真鍮製部品をはさみこむワイヤが、下側バケツ内中央にあるやすりを傾かせる。後期型ではプラスティック製突起へ置換された。
・研削角度約19° - 20°
・芯ホルダ挿入口は部品を差し替えて内径を変えられる。φ8.2→φ8.9
・芯出し調節孔は後期型より深い、しかし削ってみると後期型と同じ長さに仕上がる。ステッドラー502等他製品と異なり、芯研後に芯出し再調整しなくともなんとか作業へ戻れる。
・芯クリーナー(クリーニングパット)が欠損していた。後期型共用。

  1. 2014/05/12(月) 06:00:00|
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