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日本クリノス 鉛筆CL203


 1ダース350円程度なのに日本製という安物鉛筆。発売年不詳。


φ7.6~7.7×178、約5g、芯径HB/φ2.2、B/φ2.4、2B/φ2.4
芯硬度:HB~2B
銘と呼べるものはなく生産国が銀文字で捺されている。
MADE IN JAPAN [芯硬度]
ロット番号はともに0801

 書き味は悪くないが良くもない。HBでは日本製特有の脂っこさがなく少々乾いた感触。Bでは日本製らしい書き味。

 大きな特徴は木目が見える軸木。数々ある白木仕上げ鉛筆のうち、これは透明ラッカーも目止め処理もない本当の白木(素木)仕上げ。それでも、指でなでてもトゲが刺さることがない。
樹種は北米産インセンスシーダに思われ、それを日本へ供給するCCPCはその木材にロウを含浸させて快削性を付与しているが、それが感じられずその臭いもない。
またCCPCは材を、柾目の密度や傾きで等級をわけ、この軸木には特徴的な木目が表れている、つまり低級なんだと思う。眺めるにはとてもよい木目だが削りにくい(といっても鉛筆だから鉛筆削りで削れないほどではない)。
しかしその天然の手触りがよく、乾いた木の表面は何らの加工をせずとも滑り止め効果を持ち、眺めるにも触るにも好適な鉛筆。あともう少し芯質が良ければ隠れた良品として人気が出ただろう。
※2016年2月29日追記:Amazon.co.jp説明によれば、「本体の木軸のニス塗りを1回にして、木のぬくもりを大切にしました。滑りにくい鉛筆です。本体:木材 コルク」だそうだ。

 白木仕上げはトンボ木物語のように汚れやすいはずなのだが、実は使い始めてからまだ日が浅く、きれいなままだ。
 発売元の日本クリノスは文具卸でおそらく工場を持ってない。製造元は、その軸径と書き味からキャメル鉛筆か北星鉛筆に思われる。

画像ではわかりにくいが本品の表面は少々ざらついている。
7&i) セブンアンドアイ プレミアムかきかた鉛筆http://nanos.jp/schzkr/blog/1/236/
トi) トンボippo!ナチュラル
トF) トンボ木物語FSC
トK) トンボ木物語
ク) 本品
北9) 北星No.9900
北W) 北星ウッディー鉛筆
北S) 北星スタイラスな鉛筆キャップ付属鉛筆
C) キャメル鉛筆No.CA-P4
U) ユニコーン鉛筆

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  1. 2015/11/15(日) 12:00:00|
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