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カランダッシュ オフィスライン849

カランダッシュ 849:Amazon検索
カランダッシュボールペン替え芯BK F 8428-009;Amazon.co.jp
CARAN d' ACHE ボールペン替芯8420-070赤F(細字)〔正規輸入品〕
CARAN d' ACHE ボールペン替芯8428-109黒B(太字)〔正規輸入品〕
CARAN d' ACHE ボールペン替芯 8418-000 グリーンM(中字) 〔正規輸入品〕

 継ぎ目がなくエナメル塗装されたアルミ製9φ六角軸に、感触が軽いノック機構を組み込み、筆記距離10,000m級のGOLIATH替芯を装備した小気味よい油性ボールペン。スイス製、15g。以前は軸色が十数色あってゼリービーンズのようだった。軸長はシャツのポケットの深さと同じ127mm=5インチ。といっても実際にポケットに収まるのはクリップ基部から軸先端までの109mm。

 ノック時の作動音は回転式に及ばないものの小さく、その感触は柔らかい。替芯交換するにはノックボタンを回して外す。
 849の口金と替芯先の直径差は0.05mmもないがしかし、繰出し式ボールペンの宿命である芯先のぐらつきは起こる。対処法は替芯先にテープを巻くなど。
 替芯価格は1000円+税。加筆訂正している2009年現在1100円+税。百円油性ボールペンが筆記距離1000m前後(替芯価格60円ほど)であることを踏まえれば長い筆記距離も相殺される価格だ。
しかし大容量替芯にしては珍しく緑インクが輸入され、赤F(細字)もある。パーカーですら赤はM(中字)しかない。
上からノックボタン、90年代の軸と替芯、80年代?の軸と替芯、それにパーカー型替芯。GOLIATH替芯の原型はパーカー型と思われる。
ノックボタン底部の凹凸はパーカー型替芯と噛み合い共用可能。但しボタン底部の凹部だけを0.5mm削らないと、芯先を収納しても0.5mmはみ出す。上級品のエクリドールは無改造で共用可。
 独自規格替芯ながら大容量替芯の最大手パーカー型との互換性が配慮され、ジェルインク化も可能。逆にGOLIATHを2.4mm延長すればパーカー互換軸(一部除く)に合う。
 油性ボールペンの寿命は数年と言われるなかで、パーカー純正替芯は十年前のものでも書ける場合が少なくないが、こちらは五年もすれば涸れる。手持ちのGOLIATHは9本中6本が使う前に涸れてしまった。対してパーカー型によく似た旧い替芯は涸れていない。現行へ変わったときに工場も変わったのだろう。
※2000年代以降に入手した替芯は十年を経ても難なく書けるため現行品には何らかの変更が加えられたようだ。

 この替芯の書き味は滑らかでさらりとしているというが、私には他と特段の違いがあるとは感じられない。それよりも、金属削り出しの一体ものの軸に安心感を得る。
優秀な油性ボールペンインクが生産される日本においては、まっすぐで堅牢且つ数種の替芯を共用できる器用な軸のほうが優位性を持つだろう。しかし実際に評価されているのは替芯である。

 一時期、アルマイト仕上げ?のメタルXやチョコレート柄のエッセンシャリースイスが発売され、ウェンガーナイフとのセット等ノベルティ品の役割も担い、同型0.7mmシャーペン844がある。
  1. 2007/07/10(火) 08:19:58|
  2. ボールペンBallpoint pen
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コメント

凹凸の理由

はじめまして。Hagyと申します。

>ノックボタン底部の凹凸によってパーカー型替芯も合う。

そうだったのですか。底部の凹凸の理由がわかりました。
ずっと気になっていたのですが、これでスッキリしました。
早速 エクリドールで試してみます。
  1. 2009/04/22(水) 00:36:19 |
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  3. Hagy #-
  4. [ 編集]

 コメントありがとうございます。

 たまたま見つけた少し旧い849の替芯がパーカー型によく似ていたところから気づきました。
軸はいいのに独自規格替芯であるのが欠点と思っていただけに、意外な汎用性に賞嘆したものです。
  1. 2009/04/23(木) 00:18:50 |
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  3. 魚眼 #-
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