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ロットリング イニシャル


 2000年発売、同社600/ニュートンに代わる代表的製品になると思われたが約5年で廃番。嵌合式、両用式、吸入器は付属せず。鞘12.5g+本体36g,重心は軸長比60%(鞘を外すと56%)の位置にある。
 クリップは可動式、ばねは露出。鞘は尻軸に挿せるが外れやすい。
 ペリカンのサハラやポーラーライツに似ているが持ち合わせていないので比較できず残念である。
 軸形は曲線から成るも柔和さはない。鞘を閉めると輪郭線が連なり鞘と軸の長さの比は黄金比となって調和がとれる。そのために首軸胴軸間に疎ましい段差があり、使用時の美しさが損なわれている。使用時に輪郭線がつながるなら魅力も保持性も増しただろう。


 ニブは堅く、切割りの寄せは強く、しばしば書き出せなかったため切割りを心持ち拡げている。堅く切割りが締まっているニブでもペン芯が優秀なら書き出せなくはない筈だが、イニシャルは例外だった。
 ニブ先端は軸中心から外れ、万年筆に慣れていなければ違和感を持つだろう。また首軸には滑り止めがあるが径が細く、重心位置や重量からしても首軸を握ると負担が大きくなり疲れる。
 ペン芯はTII(Triple Ink Injection)及びAPC(Air Press Compensation)設計により航空機内でも使用できるとのことだが実験したことはない。ペン芯後端は他には見られない左右非対称。
購入当初はペン芯に樹脂の削り屑が詰まっておりかなり不調だった。
  1. 2008/09/10(水) 06:30:00|
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