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ロットリング アートペン第一回

 内ポケットにアートペンが収まる服ってのはこれだ。通称モールスキンジャケット。
表ポケットにはモレスキンポケットがギリギリ収まり、新型の表ポケットならモレスキンどころかアートペンが入る。
サイズは号より並記されている身長/胸囲やNATO表記のほうがわかりやすいんじゃなかろうか。手元の資料では
5号170-180/95
11号180-190/95
※2015年4月3日;ウール地は1960年代の冬用だ(木綿の夏用もある)。珍しい。この時代はズボンが現用と異なり、米軍
BDUに似た大腿ポケットがつく。

 1980年代後半にデザインペンとして発売され、程なくアートペンへ改称、1997年ころにロゴを変えて現在も製造中。EF - BBにカリグラフィ1.1mm - 2.3mmを加えた計9種の字幅を揃える万年筆は、2000円の価格帯では希有な存在である。姉妹品にアートペングラフアートペンシルがあった。※BB廃番 ※2014年ころ2700円税別となった。
嵌合式、両用式(欧州型カートリッジ、吸入器別売)、鞘4.5g+本体8.5g、φ11.8×178(本体のみ167)mm、軸長比57%(同44%)の位置に重心がある。
 以前は軸尾に鞘を取り付けられたが現行はできない。全長が長いため携帯に不向きに思えるが、洋1か長4封筒が入るポケットなら収められる。またドイツ陸軍服の内ポケットにはぴたりと収まる。さすがドイツ。

天冠とニブに字幅標記がある。
 「乾きが速く、インクの色が濃く、しかも色あせしないという製図インクとしての良さを兼ね備えた半顔料性(ロットリング1991カタログ)」アートペンインクカートリッジ5本(以前は2本)が付属。耐水性はあるが、同社の製図用インク591 017(非万年筆用)には劣る。
 二部構成ペン芯とニブはreformのOEMと言われるモンブラン622、300(1970年代)と同型。本品はロ社が生産ラインを買い取ったかr社のOEMと思われる。
このペン芯は染料系では問題ないが、アートペンインクや顔料系では気温差が激しい時にしばしばインク漏れする。


M、B、BBのニブ先端は半球の断面が紙に接する珍しい形。画像はどちらもBBでの筆跡で、筆記角度を合わせると単調な線に、立てると細くなる。他のドイツ製は「鉈研ぎ(角研ぎ)」で丸くない。
 ロットリング吸入器251 300は分解し易く、金輪で新旧判別できる。モンブラン製万年筆には装着不可。
 生産開始から20年以上、ペン芯はモンブランのころを含めると30年以上になる本品は、同社を代表する万年筆と捉えられることは少ないながら廉価で字幅が豊富なために入門用に好適で、この先も10年は生産され続けてほしい良品である。
Amazonで扱われ始めていた。筆記ならEF、Fだが、そんなのは他製品で間に合うので特徴的なM、Bを薦める。
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インクカートリッジは純正のほかウォーターマンやペリカンGTPを装填可。吸入器251 300はウォーターマン製で代用可。ペリカン、モンブラン不可。
  1. 2008/09/30(火) 06:30:00|
  2. 万年筆Fountain pen
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