アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

アルヴァン ジップポイントNo.3436

 靴べらのような芯ホルダ用芯削り。ステンレス製? 磁性あり、127mm長、0.7mm厚、13g、台湾製。モレスキンのポケットにも入る。

 鉱物を焼き上げた黒鉛芯を削るに刃では鈍り易く、特に高硬度芯には刃が入りにくいこともあり鑢のほうが傷みにくい。

 Zip-pointは表が#800,裏が#1000くらいの紙やすりに相当か。しかしざらついておらず、削った後、本品に付着した芯粉末は布で拭き取れるほど。
軸木がない全芯鉛筆にも合う。

 鉛筆削りならどんな鉛筆でも削れると誤解されているが、スケッチ用鉛筆はφ10mm以上の太軸が多く、また軟芯や砕け易い成形木炭芯が使われ、これほど鉛筆削りを選ぶ鉛筆もない。最も汎用的な鉛筆削りは剥き出しの刃物である。
前時代的労働環境をもって増加せしめた無産階級を警戒するかの如く武器規制する昨今に、刃物に拠らず芯を研げるZip-pointは似つかわしい。ただ本品で木軸は削れないため、やはり芯ホルダ用。


 やすりを用いた鉛筆削りは19世紀末には存在し、昔の製図屋は「鉛筆を正しく削るには、木の部分だけにナイフを」(鉛筆と人間,p283,H.ペトロスキー,1993,晶文社)使い、やすりで芯を仕上げると教えられたという。
画像は細目(#240)と荒目(#150)双方を貼り付けた1960-70年代のファーバーカステル51/2。ほぼ同型の185100が現在も生産されている。
芯が崩れやすいパステル鉛筆はスクラブナイフで削る、と読んだ憶えがあるが、これがスクラブナイフか?
鉛筆と人間The Pencil: A History of Design and CircumstanceThe Pencil

【KOH-I-NOOR/コヒノール】紙ヤスリ型芯研器/4900価格:546円(税込)
  1. 2009/01/20(火) 06:30:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<アイボール鉛筆 ノースモーキング鉛筆Eyeball pencil No Smoking Cigarette Pencil A-111 | ホーム | ロットリング600>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/116-50860975
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)