アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

パイロット アクロボールBAB-15


パイロット アクロボール;Amazon検索
Aインキを投入しているにも拘わらず三菱ジェットストリーム登場後、パイロットが2008年に同価格で発売した低粘度油性ボールペン。軸はφ10.8(最大φ11.3)×142.5mmで成田亨的ラインを持ち、モンブランPiXより甲高いノック音を出す。ペン先のがたつきは殆ど無くゴム握把の感触も悪くない。9g。エコマーク品。替芯BRFV-10F(.7mm)/10M(1.0mm),筆記距離F:1200mらしい。
 必然ジェットストリームと比較されるが、それについては他を参照頂くとして、ここではアクロボール替芯BRFVが専用芯(独自規格)かつパイロット製でありながら三菱シグノRTに適合する点に着目したい。カフェイン依存症気味なエンジニアの雑記
これが意図的ならパイロットは替芯市場開拓に積極的と言えよう。しかし移植可能な事務用がそれ一種では大した利益になるとは思えない。そしてパイロット製品には本品以外BRFV適合軸が無い。アクロボールはパイロットの鬼子か。
 替芯に対する潜在需要がエコブームや選択式多色ボールペンによって現れ発展したことを知れば、規格外替芯の開発は疑問視される。共通規格なら多くの製品に換装でき、低コストで低粘度油性へ更新できる利点が生まれる。
これに対し、専用芯で顧客を囲い込むのが有益と同社が判断したとなれば、大量発注する法人を主客層として設定したのであり、個人向け展開例えば共通規格や同社コレト芯への展開は期待薄となる。
 もし他社への替芯換装が偶然でしかないなら、アクロボールインクとBRFV芯はこれ一代で終わる可能性すら見えてくる。
 本品はインク粘度においてジェットストリームに肉薄しなくもないものの、商品展開と知名度に劣り、異常故に評価される競合品に追いつけないようで、小売店に訊くと売上はジェットストリームに敵わないという。あちらは本品の1.5倍売れていると推測される。本品が優るスペックは筆記距離と再生樹脂使用率。

 さて、その低摩擦油性ボールペンへの更新であるが、私にはどうも実感がない。私的購入はいざ知らず、見かけるボールペンはゼブラ油性ばかりでゲルもろくろく見ない。ゲルは筆記距離が短いから当然とはいえ、これではBRFVが入る軸がない。
 赤入れにサラサを使う事業所を見たことがあるが、そこが発色でゲルインクを選んでいたならば、本品も替芯換装より赤に注目してみよう。

赤は益々それらしく、ノックボタン周りなどカラータイマーの如く。
1.BRFV,2.シグノ,3.SXR.4.ペリカン337
ボールペンインクの場合、発色は顔料系が優れる。これを覆すのは難しいようだ。

 インクが漏れている店頭試筆用を発見。芯先を出したままペン立てに入れる粗忽者に低粘度油性は向かないのだろう。


パイロット アクロボール3;Amazon検索


パイロット アクロボールBAB25;Amazon検索
  1. 2009/07/01(水) 06:30:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<パイロット VボールRT LVK-15 | ホーム | ゼブラ プチ☆ノックスターBN7S>>

コメント

近隣スーパーでの出来事

はじめまして 通りすがりの者です。
IYでのことですが、アクロボールの棚が一掃されて横のほうに追いやられ、アクロボールのみどれでも100円のセールをやってました。とうとう新商品に入れ換えになるのでしょうか。製品自体なくなることも考えられますね。
昨日見たところではアクロボールが入っていた棚はまだ空のままでした。
  1. 2009/09/23(水) 03:10:01 |
  2. URL |
  3. みみどん #z8283xuI
  4. [ 編集]

みみどんさん、コメントと情報ありがとうございます。

 IYはイトーヨーカドーと思いますが、こちらでもアクロボールやOHTOアメリカンテイストが百円になっています。しかし近隣の文房具屋では別段変わっていないようなので、私は店が定期的に行っている在庫処分と捉えました。
ジェットストリームのほうはと言えば棚が拡張されて取扱いが継続されるらしく、商品入れ替え対象にはならないようです。
 両品に差が表れているとはいえ、アクロボールはまだ製造中止にならないと思いますが、何か変更を加えるなら共通規格替芯にアクロボールインクを詰めて、色を選べるようにインクを選べるようにしてくれないかなあ、なんて思ったりします。
  1. 2009/09/26(土) 20:34:52 |
  2. URL |
  3. 魚眼 #-
  4. [ 編集]

ご返答ありがとうございます

最近の低粘度インク採用のボールペンはボールを押すスプリングが入っているものが多いのですが、レントゲン写真撮影したところ、アクロボールもスプリングが使われてました。
ところがスプリングの固定方法が他とは違ってまして、リフィルの灰色の部分(樹脂)でスプリングの根元を固定してるように見えます。Aインクやジェットストリームはペン先チップの金属製の筒の内面に突起があって、そこで押さえているのに対してアクロボールは違う、というわけです。
スプリングがないと粘度の低いインクはボールとチップとの間の隙間から滲み出てボタ落ちし易いと聞いてますが、パイロットにはAインクという製品があるのにわざわざ違う構造にしたわけは、製造コストでしょうか。Aインクが装填可能なのにAインクではないリフィルをつけて売ってる製品(クーペなど)もあり、いつも訳のわからんことをするメーカーだなぁとは思います。
以上ご参考まで~
  1. 2009/09/27(日) 02:33:05 |
  2. URL |
  3. みみどん #z8283xuI
  4. [ 編集]

レントゲン!?
スプリングティップの仕組みが違ってそれに理由があるとしたら、製造コストのほかには特許使用料でしょうか。

クーペのラベルは替芯としてBRFN10を指定しているのに付属替芯はBRF10、Aインク宣伝のいい機会だと思うんですが、確かにあれは謎です。
  1. 2009/10/01(木) 23:59:31 |
  2. URL |
  3. 魚眼 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/143-655e01fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)