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Koh-I-Noor テクニグラフ5611C

 チェコのKoh-I-Noor社が発売するイタリア製?2mm芯ホルダ。クリップなしが5611,クリップつきが5611Cで今回紹介するのは後者。
 ドロップ式かつ前装式、ノックは軽くないが堅くもなく、指を痛めることはない。固定プッシュボタンは6色あり、硬度表示を代用できる。簡易芯研器ナシ。φ8.8(前軸径φ8)×148mm,13g,可納芯長146mm。

 大きなチャックは3.15mm芯も銜えられるがやはり2mm用、チャック先端と3.15mm芯の間に隙間が空く。またチャックが大きいためにアルヴァン及びロットリング芯研器の差込口に干渉して回らず、適合芯研器はステッドラー502やダーレ301となる。※訂正;ロットリング芯研器緑差込口適合。但し5611C及びその同型には中心がズレているチャックがあり、それは合わない。同型を都合4本持っているがうち1本がズレている。ズレていたら黄色差込口かステッドラーで削るとよい。

 ホワイトメタル製?前軸を握ると指に金属粉が付くことがある。滑り止めが細かすぎるのか材料が脆いのか不明だが、ガムテープ等で金属粉を取り除くことになる。フロン洗浄すればよいのだろうが……

 品質管理は悪い意味での欧州基準で、機能面に影響することがあまりないとはいえ、日本製品しか知らない者には粗雑に思えるだろう。特にクリップは雑だ。クリップはステッドラー925 25用パイロットH-563等を転用可。
左からステッドラー780、三菱ユニホルダー、ロットリング600、コイノア5611C

前軸とチャックの長さは全長の1/3。先端円錐部が短く鈍角で芯先が見づらいこともあって、芯を長めに出し、軸を傾けて持つ(軸を長めに持つ)者に向く。と同時に前軸先端を握れるため軸を立てて持つ(短く持つ)者にも向く。
いったいどちらか、と質したいところであろうが、個々人の心象に大きく左右される使い勝手に言及すると野暮になりがちなものだ。まあ、どちらにも向く。

 原型はイタリアのアルヴァンテックDA、スティルスからは同型が、クレタカラーからは芯硬度表示(9H-6B)と芯研器内蔵プッシュボタンを持つTOTIENS210が発売されている。流通量も多いと思われるが、芯ホルダやkoh-I-noorそのものがマイナーなためか店頭では見かけない。
 5611は改造用としても需要がある。→the uncomfortable chair:Pentel Graph 600 0.5 mm into 2.0 mm #1
  1. 2010/09/05(日) 06:30:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
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