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オート 木軸ニードル NBP-15RW-T ツイスト


 ゴムや合成樹脂アレルギー(体質ではなく心因的な)が多いのか木軸製品も珍しくない世の中、パーカー型替芯(JIS油性G2型)適合木軸がある。
90°捻った六角軸に削られたローズウッドは個体差があって、大きくヒビが入った軸もあり最高級材というわけでもないのだろう。同材でウェーブNBP-15RW-Wもある。金属部は艶消し仕上げ。日本製?

 替芯復座ばねは広がっているほうが前。逆にすると作動不良を起こす。
 ニードルポイントと顔料系油性ソフトインクの特徴を持つ替芯PS-207NP(筆記距離を問合せたところ1300-1500mとなぜか短い)は日本製200円税別。JIS油性G2型のなかではかなり廉く、原型であるパーカー製の25%。更に廉い樹脂製P80-07NPは0.1mm太くてばねが合わず装填不可。また同社製同型ゲル替芯PG-205NPがある。
ペン先はニッケル製?で強度は低いと思われるも、筆圧1kgでも折れ曲がりはしない。また油性ボールペンにしては筆記角度浅めでも書ける。しかしOHTO替芯はティップ径が若干細いのか、ペン先がガタつく。
 この特徴的なニードルポイントは軸の外見と似合わず、円錐形ペン先のパーカー純正に換えるのもよろしかろう。他社製芯に換えるとペン先の揺動は減る。
画像はカランダッシュゴリアテ替芯

 ノック作動は快調、しかしノックボタンが左右にぐらつくところや、クリップ先端の縁(ポケット生地に触れる部分)が十分丸められていないのはいただけない。色合いも形も悪くないが細部で損をしている。
 捻られているとはいえ六角軸のため無難に三点支持でき、違和感を持ったとしても最初のうちだけで済む。最大軸径は太めながら軸前部の対面径は10mm弱で太くも細くもない。
 大して重くなく、重心位置は中央で取り回しやすいはずなのにどうも重く感じる。おそらく両端が重く中央が軽いため慣性モーメントが大きくなりやすいのだろう。

 木軸で特徴づけられているが機構は平凡すなわち確立された技術で信頼性があり、1500円税別という価格も高級品の枠内ではなく軽装にも合い、しかも替芯が油性/ゲル両用品で、舶来G2型が割高なため大きな価格競争力を持つ。早い話が良品である。
  1. 2009/11/25(水) 06:30:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
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コメント

良いかも

オートのニードルチップになぜかアレルギー(体質ではなく心因的な)のある私。
これは換装すると良い感じになりますね。確かにペン先のガタつきはいただけませんしね。
  1. 2009/12/27(日) 12:28:05 |
  2. URL |
  3. Hagy #-
  4. [ 編集]

 新年あけましておめでとうございます。
寒い日は、金属軸のように冷えない木軸の隠れた利点を発見します。
 OHTOは一部を除いてクラシカルな軸形状が多いことを踏まえると、ニードルチップはちぐはぐですね。
  1. 2010/01/01(金) 10:48:39 |
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  3. 魚眼 #-
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