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ゼブラ スラリ BN11


ゼブラ スラリ;Amazon検索

 油性インク中に水性ジェルインクを分散させたエマルジョンインクを採用したボールペン、品名はスラリ。さすがゼブラ、シマウマンを世に放っただけのことはある。エコマークつき。

 各社とも低粘度油性ボールペンを個性的な外見にして次世代を示していたが、ゼブラの低粘度油性ジムノックUKはこの点、完全に失敗していた。スラリは軸内側を六角形にしてプリズムとしているもののやはり控えめ、価格も百円+税。
 ほぼ一体成形されたペン軸は中央がくびれ、使い勝手にはとくに不満なく、ノックも軽く感じられる。ノックボタンは同社サラサと共用。口金は替芯交換のために外れ、ねじの締めすぎによる割れや緩みを防ぐためゴム握把と接する。

替芯EQ芯、φ3.9×111mm(ペン先径2.25mm)、JISゲルJ型派生品。樹脂玉なし。ボール径/筆記距離、0.5mm/1200m,0.7/550,1.0/450。黒赤青のほか0.7のみ蛍光6色。乾燥に少々時間がかかるが耐水紙に筆記可能。
裏ぬけはなく書き出しは擦れず、線引き以外ではダマが発生しない。ただ私有品は当初低調で、ならし運転が必要だった。インクではなくペン先の工作精度に起因するように思われる。

 EQ芯はパイロットを除く日本のノック式単色ゲルインクに概ね換装可。純正芯以外適合しないSXN250に無改造で入り、4.2mm延長するとアクロボールに、また日本製替芯を移植し易いモンブランには小改造で入る。
 インクの種類は違うが書き味や描線の太さは三菱ジェットストリームSXNによく似ており、代用が利く。あれを追い抜くのではなく伴走を目指したようだ。
1.無為2.日光曝露(約一ヶ月)
3.水(2時間浸漬)
4.アルコール(1時間浸漬)
 低粘度油性は改竄耐性が低い傾向にあるが、本品はそれを覆し他社製に優る(蛍光色除く)。とはいえ同社サラサインクには及ばない。修正テープへの滲出は今のところ見られない。
追加画像

 目新しい技術を用いながら新奇さに乏しく、マニア以外は冷ややかな反応を示すように思えたが、他社製より低い価格と蛍光インクが奏功し歓迎されている。但し先行の三菱SXN150は量産効果により実売百円強になっている。
 本品に用いられている油中水滴型エマルジョンインクはプリンタ関連技術だという。パイロットの熱変色インクももとはプリンタ関連技術と記憶しているが、帳票類もプリンタ出力が主流となり、手持ち筆記具が二線級となったことがここでもわかる。

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  1. 2010/06/30(水) 06:30:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
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