アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

ゼブラ アルベス ピールト BA66



※シャーペンは不良品の可能性が大いにあり要注意。不良品はノックが軽く(約250g)作動音が殆ど無音。良品はノック感がある(約700g)。
色違いが出た2011年秋以降は改善されたようだ。
 ゼブラの新規ブランド、アルベスの第一弾ピールトの油性ボールペン。他に0.5シャーペン、蛍光マーカーがある。いずれも百円。中国製。2011年3月発売。
細部はやはり安物、分割線や湯口が見え、軸間にガタツキもあるが書くには支障ない。
 高級ブランドなど使いたくないが、明らかな安物は困るという者にはボールドミニやアクメを、安物のほうがいいがゴムグリップや見るからに事務用はイヤだという者にはこれを薦めたい。

 昨今の日本製品には見かけない先細り軸。クリップがペン軸に埋没し、三ヶ所の面取りがささやかな転がり止めとなっている。
 デフィと同じく前軸(下軸)を回す回転繰出式だが、その回転方向が通常と逆、後方から見て時計回りだ。よって右利きが片手で繰り出すには苦労する。しかも作動が重い。同社ワークダッシュ用ばねに換えれば作動が軽くなる。
 芯先の露出量が少なめで口金が肉厚なため、芯先はやや見づらい。
 口金を外し替芯交換。このねじを力いっぱい締めなくとも回転操作時に緩みにくい。
替芯SK-0.7芯(Φ2.95mm×90, ペン先径2.25mm, 筆記距離700m)。4色。ボール径0.7の他0.4あり。
 ゼブラは1990年代に油性インクを更新、新油性インクと称した。新油性はパイロットだけではなかったのである。更なる低粘度化を果たした三菱SXN以後旧来の油性インクとなったが、そのなかでは良好なほうだ。但し当たり外れがあるらしい。当たりはパイロットAインキに肉迫する。
 設計者はフィンランド人、錐を元にデザインしたんだそうだが文具で楽しいひとときによれば鉄筆。
「鉛筆と人間」(H.ペトロスキー/1993/晶文社)3章鉛筆前史に、一方を尖らせ一方を平たくした金属製尖筆stylusが紹介されている。蝋を塗った板コデックスcodexやプジラレpugillareに文字を書く道具で、へら状の後端で線を引いたり蝋を均して文字を消したりしていた。本品の後端がこんな形をしているのはその種の尖筆に範をとったためか。
次のブログやWikipediaも参照されたい。
蝋板と尖筆:Studia Porphiriana:So-netブログ
鉛筆と人間The Pencil: A History of Design and CircumstanceThe Pencil
現在も同様の形状をしたケガキ針がある。
  1. 2011/10/24(月) 06:30:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ゼブラ ワークダッシュ BA60 | ホーム | マークス ボールドミニ DA-BP1>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/189-1bc9ed8b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)