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シュヴァンスタビロ 消しゴム1190/30

 天然ゴムを意味するkautschukを品名に頂く、平べったくやわらかな色合いの古風な消しゴム。月光荘消しゴムより大きい。
発売当初は品名通り天然ゴム製だったようだが、現在はどうやら合成ゴム。しかしミラン合成ゴムやサクラファイトグリーンと違って紙面への残留物が少ない。
 銘は表に印刷されるのみ、紙巻きはなくPP袋で個包装される。廃番? ドイツ製?

 1990年代当時のドイツ製に散見された自然志向製品の一つ。
スタビロは「森のみつばち・ウッディー」シリーズと称し、蜜蝋クレヨンやナチュラル仕上げの鉛筆を発売した。
同種の製品はステッドラーやファーバーカステル、リラからも発売され、リラ2515にその面影が見られる。


 この扁平なかたちを立てて稜線を紙面に当て、ノートの罫線に添って文字を消せば、一行消しに適していることがわかり、一般的な四角消しゴムが厚すぎると思うようになる。

 消し心地はなめらか、消字力は良。
0.3mm芯HBも消せなくはなく実用上問題ないが、今月の五品のうち本品の消字力が最も低い。但し一回めなら問題なく消せる。また消し滓が細かく紙面にへばりつきやすい。
 低い消字力は当然劣位を示すが、失敗を許さず間違いが少ないほど信用される社会でなら本品は異なる評価を得られるはずだ。
失敗を何度もきれいに消す者より、書き間違いが少ない者のほうが優秀なのだから、本品に不満を持つ者は不出来ということになり、ひいては正常なら消字力が高い消しゴムなど不要、劣った者こそ優れた道具を使ってその能力を補わねばならないという評価に至る。
 どうしたらこの考えを覆せるだろうか? それともこれも再分配だろうか。
学習が試行錯誤の連続だと思い出せば覆せるが、それなら自他共に失敗を受け容れなければならない。
恫喝的叱責を積極的に是認する社会で我々はそれほど我慢強く理知的でいられるだろうか?
 コクヨキャンパスノートでの反復消字テスト(と呼ぶことにした)があまりにひどかったためモレスキンで再試行。さすがモレスキンだ、何ともない。黒鉛芯と消しゴムのために滲み止め剤を減らして費用節減しているのだろう。
左から三菱ハイユニHB, ナノダイヤ.9HB, ユニ鉛筆B, ユニ2mm芯B
脂っこい芯や軟芯とは相性がよくない。
資料;1993カタログp15-16、1998カタログp31
どれかひとつ買っておけばよかったと今さら思う。

現在、木目を見せるウッディーシリーズからFSC認証されたグリーンシリーズへ変わったらしい。またビッグビーが姿を変えて売られ、ウッディーの名が残っている。

【STABILO/スタビロ】グリーンライター/蛍光色鉛筆(イエロー)

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  1. 2013/03/24(日) 06:00:00|
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