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モンブラン クラシック221,320第一回


1960年代から70年代へ移るとモンブランは二桁を製造終了し"クラシック"シリーズを一新した。
現在のモンブランクラシックとは違い、二桁を原型にニブと首軸の輪郭が連なる製品群。機構は回転吸入式と、品番末尾にPがつく両用式。
 この70年代クラシックは、二桁を三桁へ拡張した百番台から五百番台までの品番を持ち、他に四桁の貴金属軸製品があった。
18kニブ、山型帯金
二百
14kニブ、二連/一連帯金
三百
14k又は鉄ニブ、一連帯金
四百
鉄又は14kニブ、一連帯金
五百
鉄又は14kニブ、帯金なし
また六百番台のジュニア(Soennecken製)がある。
今回紹介するのは221(初期後期)と320(初期後期)と少し。
 二桁では万年筆の軸が大小あったが70年代では統一され鞘も嵌合式のみとなった。百から三百はニブ形状によって初期後期に分かれ、帯金刻印は初期はMONTBLANCと品番、後期はGERMANYが追加された。但し両方が混合した過渡期の製品もある。

※622のOEM元はsoenneckenではなくreformだった。→万年筆評価の部屋
ニブ形式は初期と後期で大きく違う。初期はニブを首軸前部に据えて硬め、後期はペン芯に据えてしなやか。どちらも外せないが経年変化によって外れるものもある。またどちらも爪ニブと呼ばれる。

左から初期ペン芯、後期ペン芯+ニブ、初期首軸+ニブ、後期首軸
後期のみ221と320のニブを共用可能。

黒軸221,緑軸320,各画像上初期、下後期
 18金にせよ14金にせよ後期型ペン先はやわらかく穂先がしなり(同時代のノブレスや先代の二桁もそうだ)、筆圧が高い人間はペン先を傷めることしかできない。であるから、中古で廉いからといって初モンブランにヴィンテージを選ぶことは勧めない。
  1. 2007/09/30(日) 22:25:14|
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