アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

モンブランクラシック221,320第二回


上から320吸入式、吸入式インクタンク、両用式カートリッジ受け

左吸入式(ピストンとインクタンク前面)、右両用式(カートリッジとカートリッジ受け前面)
この透明部品は首軸と胴軸を繋ぐ役割を兼ね、首軸側は同形状のためペン芯を共用できる。
またノブレスと異なり吸入器は新旧双方を利用できる。
 60年代二桁では吸入式と両用式とでペン芯後部のインク導管径が異なるが、70年代では共用できるよう同径となってペン芯後部が細く突出し、合わせてピストン前面中央が凹んでいる。これはアウロラのリザーブタンクと同構造。
 インクタンクは胴軸に糊付けされており、ロットリング洗浄液等に浸けたのち分解する。

70年代クラシックの鞘は全て嵌合式、軸側のワイヤが鞘側の溝に嵌り込む。
モンブラン樹脂は全般的に脆く画像上のように鞘側が割れたりワイヤを支える樹脂部品が割れたりする。
60年代と同様70年代でも鞘は金属製に分がある。

上から522カレラ、225(後)、121(後)、220(初)
 60年代二桁でインク供給を潤沢にすると評価されたセミフーデッドニブを廃したモンブランは新たに象嵌を模した爪ニブを採用、機能より流行を選択しながらも、多くの部品を共用できるよう設計を合理化した。
日本製万年筆にもよく真似られた爪ニブは80年代以降、万年筆の没落とともに影が薄くなり、万年筆が再興し始めた90年代に注目を集めたのは軽快な爪ニブではなく古風で重々しいスタイルであった。
  1. 2007/09/30(日) 22:26:33|
  2. 万年筆Fountain pen
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ゼブラ ペンポッドBA17 | ホーム | モンブラン クラシック221,320第一回>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/22-f207cd68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)