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ファーバーカステル TK9440


 前回TK9441の補足。あれの比較に並べたのは旧TK9441ではなくこれだったのである。廃番、価格不明おそらく2000円以下、ドイツ製。
TK9071/HB芯1本付属、簡易芯研器内蔵。適合芯研器ステッドラー502、ロットリングR505 250N緑差込口、ダーレ301等。

左画像、左から
ファーバーカステルTK9400
同TK9441新
同TK9440
ステッドラー780C

 本品と旧TK9441はクリップ有無を除き同仕様。クリップ脱着可能な新型にクリップ無しモデルは無いようだ。
 新旧ともに仏塔形前軸でありがたいデザイン。
新型は前軸の三分の一ほどが直筒、旧型は円錐部が前軸根元から始まる。
 本品の滑り止めはワッフルや海鼠壁のようなリヴァースチェッカリング。これは転造加工、綾目ローレットを刻んだ硬鋼等を部材にあて圧痕をつける省力化製法による。切削加工ローレットよりエッジが甘く滑り止め効果が低いが、間欠して輪状に加工されていることもあり痛くない金属ローレットとなる。
 但し先細りグリップは握る力を「吸って」しまい疲れやすいから、ペン軸を短く握る者にはたぶん合わない。また筆記用としては、ときに長いペン軸が疎ましい。
 これはやはり、芯ホルダの主用途が製図や描画だった時代の設計なんだろう。重量配分はよろしいほうに感じる。
 昔はファーバーカステルもステッドラーも芯に脱落防止環(ストッパ)つき。
 中身は新旧でさほど変わらないが、こちらは芯室内径が若干広くφ2.7mmあって三菱ユニのストッパつき芯もするする入る。
新型は僅かに狭くφ2.6mmでストッパがつっかえやすく、TK4600(1990年代以後)に至ってはφ2.4mmしかなくストッパつきが入らない。
内径変更で新型のペン軸肉厚が変わったわけでもなく単なる費用節減と考えられる。ファーバーカステルはこのようなところで費用節減するからいかん。

画像左から右へ新しくなる、と思われるが確証なし。
 同社2mm芯TK9071は6Hから3Bまで11硬度、昔は10Hがあったことからたぶん15硬度。
同社#9000鉛筆と同じように造られているそうだが、こちらのほうがするする書ける。ぬるぬるではなく。
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ファーバーカステル 芯ホルダ TK9071芯;Amazon検索
  1. 2013/04/08(月) 06:00:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
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