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ファーバーカステル 186600ハンディ芯研器

 描画とマークシートに好適な3.15mm(3.2mm)芯用芯研器のなかで、最も一般的な卵形。おそらくドイツ製。
誰もが感じているはずなのに誰も言わないのでこの機会に言わせていただくが、これは卵形ではなく、ふいご形とかくさび形ではないか。

 私はこの芯径で筆記も行うから芯研器を用意して頻繁ではないにせよ使っている。
 簡便に扱える芯研器はこの刃式削り(と呼べばいいのか?)よりやすり式回転式バケツ型だと重ねて主張したいところなれどバケツは携帯用ではなく3.15mm用でもない。それどころか単体の3.15mm用芯研器などラミーabc旧型おまけ以外見たことなく、本品も2mmと抱き合わせた二穴型。
 実のところこれくらいの太芯になると刃物で削ることもでき、芯研器が必需でもなければ本品が完璧な製品でもないが、不満もあまりなく、私は2mm/3.15mm両用芯研器を(現行品に限れば)これしか使っていない。もちろんminfix50/65が再生産されるかそのレプリカが造られたら飛びつきます。

 11.7mm長×6.5幅×0.75厚刃を二枚、取付角度を違えて台座にねじ留め。どちらも芯を12mm以上出して削る。
削れ味はまあ良くて労せず削れる。3.2mm芯も実寸3.15mmだから削れる。ノック式2mmも削れる。

 2mm用と抱き合わせなければ売れないといえども本品は3.15mm用が主役だから2mm用が偏心している。
上蓋ロゴを側方に向かせれば(上画像左下の状態)指の間で穴がほぼ中心に位置し、違和感なく芯を回せてしかも条痕が現れにくくなる。また研削角度がやや鈍く約18°になる。
 鋳造マグネシウム合金台座は曲者。
金属製は所有欲を満たし、耐久性を高め、再資源化しやすい材料でもあるのだが、鋳物の仕上げがザツなため芯先に条痕がつくことがある。
それでも筆記中に折れたことはない。が、芯研中に折れたことがある。芯先を限界まで尖らせようとしつこく芯研闘争していると折れる。
 腕に覚えのある者は刃を外して精密やすりで細部を磨くのもいいと思うが、現在は合成樹脂化されたはずだから条痕も出ないはず。安っぽくとも寸法精度が安定するのはあちら。
 携帯用で上蓋つきとはいえ芯挿入孔が空いたままだから、削り滓を溜めて携帯できない。削り滓を捨てられない状況にある3.15mm使いがいるか疑問だが……。
上蓋は削り滓を溜めるためというより、刃や芯研器についた削り滓を飛散させないためなんだろう。


 製造元がたぶんKUMで、上蓋の文字と下の成形色を変えた同型製品が各社から発売され、著名かつ普及しているのはステッドラー513 85DSBK。そちらを選ばずファーバーカステル名義を紹介するのは、ついに私も宣伝を頼まれるようになったから、ではなくてステッドラー名義を所有していないため。
 私がこれを入手したのは1990年代後半、当時480円税別で他と同価格だった。2007年末に値上げしたらしい。
下側にGERMANY、上蓋にはW.-Germanyとゴシック体ロゴ(1992年まで使われた)があり、古い在庫が出てきたと思ってS社ではなくFC社を選んだ。
 ところがこの上蓋は2000年代でも供給され続け、近年更新された。
W.-Germany型版が出来上がったのが幸か不幸か統一1990年直前だったのであろう。ファーバーカステルはこのようなところで費用節減うんぬんかんぬん。
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3.15mm芯研器は2mmとの抱き合わせばかりで単体が無いと書いたが、見つけてしまった。

STABILO/スタビロ イージーエルゴ・シャープナー/3.15ミリ用芯研器(左利き用・ピンク)


STABILO/スタビロ イージーエルゴ・シャープナー/3.15ミリ用芯研器(左利き用・ブルー)

STABILO/スタビロ イージーエルゴ・シャープナー/3.15ミリ用芯研器(右利き用・ピンク)


STABILO/スタビロ イージーエルゴ・シャープナー/3.15ミリ用芯研器(右利き用・ブルー)
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  1. 2013/04/22(月) 06:00:00|
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