アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

ステッドラー マルステクニコ780C 第二回

ステッドラー マルス200|マルス ルモクローム204;Amazon検索

 先月のステッドラー芯ホルダに続いて780C現行品。ドイツ製。今月は8の倍数日に更新。

 日本では三菱ユニホルダーと並んで標準的な2mm芯ホルダ。国際的には最も標準的な芯ホルダだろう。
 同社の現行芯ホルダは本品とその廉価版788Cのみ。数年前に濃い軸色の780を見かけたように記憶しているが、今回届いたものは明色だった。
これと同社マルスカーボン200 4H芯をアフィリエイト報酬で購入。多謝。クリップ下のロット番号?はG2だった。

a)ステッドラー780C 1980年代
a')同1990年代
a")同2010年代
b)ファーバーカステルTK9441
c)サンフォード ターコイズ10C
d)カランダッシュ77

 著名な本品の長所はよく知られているので、ここでは短所を挙げよう。

●チャックがあまり拡がらない:2mm芯が反っていると芯が出てこなくなる。そんな質の悪い芯なんかないだろうと思われるだろうがステッドラー純正芯にもそんなのが稀にある。

●安っぽい:現行品を見てずいぶん安っぽくなったもんだと思う。昔からこんなだった気もするが、もはや価格対満足度(所有欲満足度)ではリネックスLH1000やKoh-I-Noor5216、またステッドラー925 25-20にかなわない

●ノック負荷が重い:製図用シャーペンの二倍から三倍、1.5kg、1980年代ものに至ってはノック負荷が1.8kgある。
芯ホルダを使い始めた頃この堅い感触に辟易したものだった。反面、芯把持力が強く小型芯研器使用時にも芯が空転しない。そして以前に較べ明らかになめらかな作動になっている。

●細長い:鉛筆と大して変わらない細さで握り続けると疲れる。反面、描画とくに画架に掛けた画板や膝に乗せた画帳に向けて描くには細軸が運筆しやすく、ペン軸が太ければ紙面に干渉しやすい。
 1980年代、1990年代、今回入手した2010年代の三本の780を並べた。古いものは経年により金属部品が曇っている。

●チャック:内部滑り止めの目が変わった。
●下軸(前軸)滑り止め:ローレットが甘くなった。まったく軟弱なことだ。
●プッシュボタン:現行品には横溝がなく、一部が合成樹脂化され、軽量化された。
溝付き旧型ボタンを1980年代ものと称しているが、実際には1990年代前半までこの形式で、百円で別売りされた(カタログ記載なし)。
内蔵された簡易芯研器の研削角度約30°。
※追記 2010年代ものはストッパ付き芯が合わず途中で詰まる。ステッドラー780よ、おまえもか!
芯室内径が狭まっているか芯室自体が反っている。ひょっとすると製品のばらつき(個体差)かもしれないが、いずれにせよストッパ無用芯ホルダだ。

 本品と重量配分が似た製品では他にF-C TK9441、三菱フィールドhttp://nanos.jp/schzkr/blog/1/196K-I-N 5611Cがある。
※追記 ステッドラー780Cを知らない人々が、この記事を読み短所を知って、これが傑作と呼ばれているのは威勢のいい空疎な宣伝の結果だと思われるかもしれない。
その場合にはこの記事が一面的であることに気づくよう願うが、不幸にして780Cが合わなかった人々には、同社925 25-20, 925 35-20、Koh-I-Noor5208S、次回のファーバーカステルTK9600等をおすすめする

関連記事
ステッドラー780C第一回

  1. 2013/06/08(土) 06:00:00|
  2. ┣芯ホルダLeadholder
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ファーバーカステル TK9600 138200 | ホーム | ステッドラー パンテクニコ787C>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/253-81ba7363
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)