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プラチナ万年筆 ダブルアクション3 サラボ花柄 MWB-2000RS


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 前回のビクーニャEXと同時期に発売された低粘度油性ボールペン。これまたあまり注目されなかった。
三芯・二機能(黒赤ボールペン+0.5mmシャーペン)、回転繰出式、軸柄4種、各限定10,000本、ハート型ポーチつき、2012年2月発売、たぶん日本製。
オマケのハート型ポーチには本品が収まりきらない。

 サラボは他の低粘度油性ボールペンと異なり元から複芯式かつ金属芯、替芯はJIS油性D型派生品
 外見も目方も軽いが作動も軽く快適。商品の性格上重厚ではなく軽妙に仕上げられている。
 のちに地味な定番品サラボMWB-1000Gが発売された。そちらは二段階停止機構を具え、作動がやや重い。
そしてなんと2014年2月頃、ハート型ポーチを除いたサラボ花柄単品MWB-1000RSが発売された。おゝプラチナよ……
 次回のスラリシャーボ1000とOEM元が同じらしく前軸、天冠(消しゴムキャップ)、消しゴムを交換可能。替芯互換せず。

●操作法
・ペン軸をひねって(回旋して)ボールペンを繰り出す。摺動式ほどではないが作動音あり。
・シャーペンは、その機構部を繰り出したのち後軸全体を押してノックするキャップスライド式。
・色を選択するにはペン軸を120°ずつ回して、黒→赤→シャーペン→黒……と繰り出し、任意の位置で停める。逆回転可能、片手で操作可能。
ノック式にせよ回転式にせよ繰出式ボールペンはその芯先がガタつく。本品もその例外ではないが、実にうまくごまかしている、いや回避している。
クリップを上向かせ、手に干渉しないように握ると、芯先ガタツキが解消する。回転繰出式かつ複芯式だからこその仕掛け。

●ペン軸
合成樹脂製。
上軸・後軸表面には花柄が、下軸・前軸にはチェック模様が印刷された。私有品はビオラ。

 後軸帯金付近にM-Re-.Sarabo-Bの表示あり、シャーペン―赤―黒を表す。
ところが、ペン軸を何度回してもクリップ先端が常にReを指したままだから、この表示がわかりにくい。ここが回転繰出式の難点。

 前軸内部に空転防止溝が多数あり、位置決めできる。
そして前軸チェック模様の一部が重なり合っているから、それを目安にすると機能表示を代用できる。一例として、シャーペンとクリップが直列する位置に組み付けた。この方法を歓迎する使用者がいるかはわからないが……

 前軸に縦溝を施せば滑り止めとなり、120°ごとに間欠して彫れば機能表示兼用となる。もうちょっと外装に機能を反映させてもよいのではないか。

●クリップ
細身でも狭持力がありクリップ自体がずれることもなく、厚地にも差しやすい。

●頭冠・天冠
金属に見えるが合成樹脂製。替ゴム、ケシゴム100-AA、おそらく非塩ビ。ステッドラー77R56(トリプラスマイクロ775、ペンシルホルダー900 25用)で代用可。
 回転式だからノックボタンがなく、手帳のペン差しに挿しても不用意にペン先が出ない。
贅沢を言えば、ポケットから取り出す際つかみどころがない形状が難点。

 前軸を引き抜き、さらに替芯を引き抜いて替芯交換。
◆替芯SBSP-120S, φ2.3mm(最大径2.35)×67, ペン先径2.3, 黒赤、ボール径/筆記距離;0.5mm/1100-1200m, 0.7/800。日本製。
0.5mmのみのはずだが問い合わせたら0.7mmも回答頂いたので発売するらしい。そして低粘度油性として筆記距離が最長。
添付取説

ぺDa)ぺんてるKFS
ぺDb)同KBXES7
ぺB)同BXS7

プDa)プラチナBSP-100S
プDb)同SBSP-120S(本品)

ゼDa)ゼブラ4C
ゼDb)同ESB芯
ゼB)同EK芯

菱Da)三菱SE-7
菱Db)同SXR-200
菱B)同SXR-80

Da)JIS油性D型(φ2.35mm×67)及び派生品、油性インク
Db)JIS油性D型及び派生品、低粘度インク
B)JIS油性B型(φ3mm×98.2)及び派生品、低粘度インク
B型は普及品多色・多芯・複芯式に採用されている。
●互換性;同社BSP-100S, トンボBR-VS及びBR-VMP, パイロットBRF-8及びLHRF-20C, ぺんてるKFS及びKBXES7, 三菱SE-7及びSXR-200
代用品:パーカー小、ペリカン38, モンブラン116用、ロットリングR074 42*等々
未確認:セーラー18-0103, カランダッシュ6528-100, ステッドラー92RE, ファーバーカステル148760, ラミーM22等
互換不可:ゼブラ4C型(把芯管・替芯取付部が緩くなる)、オートR-4C7NP(取付可能、但し回転動作が制限される)
・ペン先の色別帯が赤のみ。
・最大の欠点は互換性に欠けること。替芯が僅かに細いため他社製ペン軸へ転用できない場合がある。
同社製ペン軸では互換するが、ゼブラ4Cを挿していた場合は合わない。その場合でも同社BSP-100Sなら合う。
 ペリカンK300, モンブラン116へ転用できず、おそらくカランダッシュエクリドールXS, モンテグラッパ ミクラにも合わない。それらの低粘度互換替芯にはぺんてるKBXES7三菱SXR-200を薦める。
 同社製品は高級筆記具売り場で売られるのだから、もう少し互換性があってもよかったのではないか。
・インク色は旧油性に近い。
・0.5mmにしたところに先見性がある。
●書き味
・その0.5mmのため書き味を他と比較しづらいが、他社低粘度油性インクに較べて粘度が高いと感じた。もちろん旧来品よりは軽いが今月の四品中では、たぶん最も重くパイロット アクロボールに近い。
・一番を目指した前回のビクーニャEXと違って制御しやすいインクを目指したようだ。五番めか六番めである。
・だから書き味が良すぎると字が踊ってしまう人々に向いている。
◆シャーペン機構部
芯径0.5mm。芯繰出量0.55mm。
機構部を引き抜いたのち、取付部に芯を補充。
ぺんてるスリッチーズS+2やパイロット ハイテックCコレト用シャーペン機構部と同一、であるからして0.3mm化可能。ゼブラ シャーボX及びプレフィール用不可。

 一千円のビクーニャEXに合わせて同価格の地味なサラボMWB-1000Gを選んだら比較記事としてもう少しマシになったんだが、どうせだからと限定花柄を注文した。
で、届いた品を見て、二年経っても売れ残っていることに納得。これのかわいらしさは雑貨的な安っぽいかわいらしさ。
 高級な「かわいい」があるかという議論はさておき、かわいくて高級感ある多機能ペンならセーラー優美蒔絵を選んだほうがいい。それも印刷だが立体感があって印象が全く異なる。
プラチナも同様に立体的な印刷技術を近代蒔絵の名で、熟れた図柄で発売している。
ともにJIS油性D型仕様。

関連記事→付録:夏の低粘度油性ボールペン
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  1. 2014/03/18(火) 06:00:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
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