上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
翻訳することがある。原文を左ページに、訳文を右ページに書き、
2014年、そのために無地ノートを選んだが、方眼へ戻ってきた。今月は
ハンガリー小学生ノート、
edcベイシス、そして今回の中村印刷所「水平開き」方眼ノートを取り上げる。

糸かがり綴じではなく無線綴じなのにノド(ページの合わせ目)まで開くのが特徴で、2016年初に話題になった。
→「おじいちゃんのノート」注文殺到 孫のツイッター、奇跡生んだ偶然 - withnews(ウィズニュース)→特許 第5743362号 無線綴じ冊子の製本方法 - astamuse判型A5, B5, A4
罫線;5mm方眼、横罫
本文紙不明(上質紙)
無線綴じ、30枚60ページ、発売年不明、日本製。A5判は2016年発売のようだ。
正寸判型。左右ページが面一になる水平開きは、作図目的以外にも筆記用としても利がある。
中綴じノートはノドが盛り上がってページ奥まで書けないのみならず、その隙間に消しゴムかすが入りこんでしまう。水平開きではそれがない。
方眼罫の端に余白を設けるのは蛇足に思う。


このノートは判型の二倍(本品の場合A4)の紙を半分に折って4ページとし、それを15枚重ねて製本されている。実際の枚数は30枚ではなく15枚。
であるから左右ページの合わせ目がつながっているノドと、貼り合わせているノドが交互に現れる。見開きで作図するなら前者がいい。
貼り合わせられたノドは左右で罫が合っているが、ズレていることもあり、三冊中二冊で一ヶ所ずつズレていた。
気になるのは、ページが剥がれるかもしれないこと。ページを一枚つまんで持ち上げてみたが剥がれなかった。中身が散逸することはなさそうだ。
紙は日本製らしく平滑。天然ゴム消しゴムとの相性も悪くなく上質だが、平凡でもある。万年筆ではパイロット ブルーブラックに耐えられる。
次回は日本製より粗末な紙で製本されたハンガリー小学生ノート。粗末だから悪いわけではないことをその紙で知るだろう。
- 2016/07/10(日) 07:00:00|
- 画材製図用品Others
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0