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北星鉛筆 #9500

ブンドキにHとFはない。

【北星鉛筆】事務筆記用鉛筆 #9500(硬度:HB)

【北星鉛筆】事務筆記用鉛筆 #9500(硬度:B)
【北星鉛筆】事務筆記用鉛筆 #9500(硬度:2B)
ブンドキ.com Yahoo!店

 2021年から2025年にかけて大学入試が変わる。高大接続システム改革会議が紙とマークシートを残すと決定したが、電子化は覆ることのない時代の流れであるから、やがて訪れる変化を拒めないだろう。
よってマークシートに適していそうな鉛筆を売りこむなら今しかない、というわけで鉛筆を紹介する。今回はHとF、摩耗が少なく、売れ残っている芯硬度である。

 木軸2mmシャーペン、大人の鉛筆で知られる同社の事務用鉛筆。発売年不詳、日本製。

φ7.7mm×175六角軸、両切り、芯径2.05mm/H、2.1mm/F、2.2mm/HB、約4g
芯硬度:4H~4B (F含む)
1ダース480円@40円税別

銘は二面にあり、表銘金字
Super Drawing ”KITA-BOSHI” [北星ロゴ] 9500 [芯硬度、白抜き囲み文字] [JISマーク、1998年3月まで]
裏銘銀字、ロット番号
FOR RETOUCHING & SPECIAL DRAWING *[芯硬度]*

 マークシート試験ですばやくマーキングするため太芯を薦めてきたが、今回は摩耗が少ない硬芯を薦めよう。摩耗が少なければ削り直す回数も減り、太芯と同じく時短できる。ここで薦めるのは日本のHとF。舶来鉛筆のそれらは色が淡くてOMRに反応しないことがある。
 日本の軟らかいHBは、書き味が良く色が濃くても書き減りやすく、細かい計算をし続けたり、(導入が予定される)記述式試験で文を推敲・斧鉞すれば芯先が丸まってしまう。シャーペンに馴らされた受験生にとってそれは忘れてしまった鉛筆使用上の注意だろう。
芯先が丸まったらマーキングに使って、削っておいた予備鉛筆を新たに出して交替させるローテーションを組めばいいのだが、ここではHかFで交替までの時間を延ばして、いや予備を予備のまま脇に置いて交替させることなく解答に集中することを目論む。
ちょっと何を言っているのかわからないと思うが、従来、マークを塗りやすい方法として芯先を尖らせないことを勧めてきた。だから太芯を薦めてきたし、標準的な芯径であれば芯のみを露出させる鉛筆削りや芯先を尖らせない鉛筆削りを併せて紹介してきた。
対して理数系問題では筆算が必須となり、それには別途尖らせた鉛筆かシャーペンを要し、尖った筆算用と鈍ったマーキング用二本を使い分けることを勧めた。
それを硬芯にすれば使い分けずに一本で解答してしまえるのではないか、という目論見である。その成功を保証しないが、しかし失敗も保証しない。
 いっぽう難点は、書き味が堅くて手が疲れ、芯先が尖っていると硬いために紙面を凹ませて筆跡が消えにくくなることだ。逆に鈍っていれば紙面が凹まず、跡も残りにくい。だから鉛筆を削り直す際には半端に削るか、尖らせずに削れる鉛筆削りを使う。


ソニック かるスピンSK837 (五段階調節、鈍1.1mm→0.9→0.7→0.5→0.3尖、数字はおおよその芯先径、以下同、切削角度25°)、
クツワ ケズールRS007 (五段階調節、鈍1.8→1.5→1.2→0.5→0.3尖、∠23°)
ナカバヤシ楽らっち6 DPS-T201 (六段階調節、鈍1.4→1.2→0.9→0.7→0.5→0.3尖、∠22°~23°)
新品鉛筆を尖らせずに削ると芯先が平らに仕上がるから、模試等で使って丸めておく。

 この鉛筆は軸径も芯径も標準的だから、木鞘のみを削って芯を剥き出す鉛筆削りで削れる。
一日めの文系問題では芯を露出させるだけで尖らせないア)。
それで解答すれば芯が減ってイ)になり、それを削れば尖りすぎずマークも塗れる芯先ウ)になるはずだ。
細い線でマーキングすると読取エラーを起こしやすくなるから、尖端に丸まった部分が残るくらいがいい。
M+R207KUMオートマティックロングポイントAS2M、同マスターピースで芯を露出させる削り方ができる。


左から
カランダッシュ グラフウッド775芯径2.5mm、本品φ2.05~2.2mm
2017年12月はこれら二本を芯径が太い順に紹介する。

OMR(光学式マーク読取装置)に反応するかナンバーズ4で試し、いずれも赤外光を吸収した。センター試験での再現性を保証しないが気に病むことはない。

 センター試験出題数は二日間で70強、マーク数は770コ程度と思われる。解答数を数えなおして前回2016年12月より増えた。
マークはおよそ長径4mm短径2.5mmの楕円。面積は約7.9mm2、これをφ0.7mm (筆記線幅約0.36mm)で塗りつぶせば22mm弱の線を、φ0.9mm (筆記線幅約0.46mm)で塗りつぶせばおよそ17mmの線を引いたことになる。770コぶんならそれぞれ16,799mm、13,147mmの線を引くことになる。
次に、鉛筆の芯先を鈍らせる。ここでは先端が約φ0.7mmになるまで鈍らせた。また北星9500は芯先調節機能つき鉛筆削り、楽らっち6で削って約φ0.7mmにした。
次に、マークシート答案用紙はロト6用紙と同じ紙質に思われ、その用紙に16,799mmぶんの線を引く。今回は定規を使った。

そうして減った芯の長さを見れば、試験中に鉛筆を削る回数をおおよそ推定できる。
・カランダッシュ グラフウッドHBは約19°、長さが約1.2mm減って芯先がφ1.1になった。マーキング専用なら削り直さなくていいだろう。
・北星9500/HとFはともに約22°、ともに約0.8mm減って約φ1mmになった。マーキングと筆算を兼用できるかもしれない。
・比較の北星9500/HBも約22°、約1.8mm減って約φ1.4mmになった。マーキング専用ならむしろこれがよいが、筆算を兼用するなら削り直す必要がある。

いつも通り機械的な実験ではないから、筆圧によって結果が多少変わる。

参考リンク
→受験生のためのマークシートQ&A|教育ソフトウェア
→@nifty:デイリーポータルZ:マークシートは本当にボールペンを読まないのか?
→受験案内(PDF形式)| 大学入試センター

紙はライフ シェプフェル
左から、
カランダッシュ テクノグラフ777/H, F, HB
同グラフウッド775/HB
アイボール鉛筆OLENマークシート/HB
本品/H, F, HB
OLENは日本のHBとしてやや淡いが、こうして見るとあまり変わらない。

 本品のHB芯は日本製らしく軟らかく濃いめ。三菱9800と同程度かそれ以上で日本人に馴染んだ書き味。
対して本品F芯は摩擦抵抗が大きく、Hのほうがなめらかだった。そんな芯でも透写紙並みに紙面が粗いハンガリー小学生ノートでは書きやすくなる。あの紙は偉大だ。
だがマークシート試験に書き味は関係なく、黒鉛が含まれるかどうかでありOMRに反応するかどうかであって、本品は充足している。

 HがhardでBがblackそしてFという芯硬度はfirmの頭文字とする説が一般的だが、fineやfemale説もある。HとHBの中間にあたるFは、Hの硬さでHBの濃さを目指した事務筆記用芯硬度として開発された、だったように思うが、どこでそれを知ったのかまったく憶えていないので、記憶違いかもしれない。
 私は日本のFを好む。日本の芯に特有な脂ぎった感触を敬遠する者にとって快適に感じる。欧州のFはHのように硬く淡い。

 日本の大学受験で指定される芯硬度がH, F, HBなのは、日本の鉛筆芯の色が濃いからだ。舶来鉛筆のHは反応しないことがあり、マークシート方式を開発した米国ではHB (米国式表記#2)、中国と台湾では2Bだという。
芯硬度は限定されるほどでなく推奨程度で済むとつねづね思っており、実際、他の資格試験では指定されずシャーペンも禁じられていない。だがアフィブロガーはこの制限を利用できる。大学入試センターが指定しているとか推奨していると表現すれば購入を促せるからだ。
これが非関税障壁として構造改革論者から非難されないのは、鉛筆がもはや日米間で貿易摩擦を起こすことはなく、米国鉛筆産業も衰退し、日本のも斜陽産業だからだろう。軍産複合体の一角である自動車産業とは違う。

ロット番号はおそらくYYMM。上二本 (JISつき)はおそらくY-M。
軸色は三菱9800より青みがかった深緑(画像は明るく調整してある)。製造時期によって少々濃さが違うのは気にしなくていい。

「ソニック ハンディ鉛筆削り かるスピン ブルー SK-832-B 1個」 - LOHACO(ロハコ)


cocoatta - クツワ 鉛筆削り ケズール ピンク RS018PK|Yahoo!ショッピング


cocoatta - ナカバヤシ ハンディシャープナー 楽らっち6 グリーン DPS-T201G|Yahoo!ショッピング



※2017年12月27日追記:

 前回のスイス製と違って40円税別、日本の普及版鉛筆としては標準的で、三菱9800並びにトンボ8900と同価格。
小学生が使う鉛筆芯の主流がHBから2Bへ移り、ますます需要低下が予測される硬芯であるため、どこにも売ってないうえ文具店に注文したら断られ、直接注文した。ついでにこれまた売ってない着火材「着火薪」も注文した。
 スタイラスな鉛筆キャップに表徴されるように、鉛筆を基幹商品とする同社は、工場見学やまんが学校など市場性・社会性をもって、少子化と脱物質化が進む市場並びに産業構造転換を図る政府のもとで鉛筆産業を存続させることに挑んでおり、工場は資源生産率が高いらしく、鉛筆製造工程の副産物であるおがくずを木粉粘土と着火材として商品化している。

 着火薪(ちゃっかまき)はおがくずを大きなハンバーグのような塊に固めたもの、一箱三個入り200円税別。
燃え始めるとよく燃えるが、火がつくまで時間がかかり、火をあて続けなければならない。でないと、くすぶるだけに終わる。くすぶりやすいものは野外ではよく燃えるから、野外用なのだと思う。薪ストーブで着火するには練炭のように穴を開けて成形したり、鉛筆状に成形し焚き木効果を利用したほうが燃えやすくなると思った。
短冊状に切ったダンボールを束にするなど、すぐに燃えてしまうが燃えやすいものを介して着火させると燃え始める。
塊を四ツに割って燃やすと一片7分くらい、一個まるごとなら25分ほど燃えて、短時間だが燠火になる。素手で割れる。

 薪ストーブで火を熾す着火材には、伝統的な杉の葉や藁、古新聞、ダンボールがあるほか、近年見つけたのは食用油を綿くずに吸わせる廃油処理剤。これが一包20分くらい燃え続ける。燠火にはならない。食用油は発火点が高く、これまた直に火をつけることは(できなくはないけれど)なかなか難しく、フライパンを拭いたペーパータオルを一緒に保管し、それから燃やすと手早く着火できる。問題は廃油を吸わせたそれらを保管しているところを他人に見られてはならない、ということである。
類似品があることから、特許はたぶん失効してる。北星もおがくずで油を吸う同様の製品を造ったらどうか、と思ってみたものの、米国産鉛筆用材には快削性を増すためにロウを含浸させてあるからあんまり吸わないのかもしれない。
 着火薪をネット検索しても取扱店が見つからずブログ記事も殆どない。その過程で見つけた。DUX 4112を使うとは粋だ。→枯れ枝と鉛筆削りで着火剤をDIY! | DIYer(s)

 震災後、薪ストーブに復活の兆しあり、だそうで悪くないと思うが、都市部の住宅密集地では問題になると思う。EVシフトで自動車用排気濾過技術が余るから、それを転用すればいいんじゃないだろうか。農村部や積雪地帯では誰も買わないと思うが、都市部と、そして西欧では売れるに違いない。
 同じく自然エネルギー発電機の潜在需要も西欧と新興国の都市部にあると予測している。売電を誘因にしたドイツ方式では、(私人には)初期投資が大きくて各部材へのコストダウン圧力が高まるうえ、投資を回収できる規模の戸建てや土地持ちを対象とするから普及が進まず賦課金を支払いすぎる難点がある。だから売電を誘因とせず、単身世帯にも賃貸にも普及できるよう小型化して家電と接続、低い発電量で売電も逆潮流も行わず制御装置を簡素化し、足りない電力を既存の電力網から買うセミオフグリッド程度でも十分に思う。全体としては需給弾力性が増し、供給側が調整に苦労することもなければ、送電網を組み直すこともない。むしろ需給逼迫する酷暑日でも電力会社の負担が減り、消費側は遠慮せずエネルギーを使える。そのぶん電力会社の利益が減るかもしれないが、余った電力を産業界へ集中投入すればどうとかこうとかこれは新たな家電だから、白物家電事業を丸ごと売却することはなかったし、不安定な自然エネルギーに逐次応じて不足分を既存電力網から買う制御装置には半導体部品が使われるから、日の丸半導体も少しは喜んだだろう。
 小さな製品ばかりで大きな事業がないというのなら、洋上風力発電機を並べればいい。直接電気を取り出してもよいし、水素化して水素社会や船舶用燃料電池に用いてもいい。一部にソナー等をつけて海保庁と防衛省に貸し出して賃料を得てもいい。増えた防衛費を民間に還流させることで風力発電企業や漁協を支えられる。反面、防衛省の影響力が増して軍国化しやすくなる副作用がある。
 発電方式をなんにするかはお好きにすればよいが、日本は水田のために水路を張り巡らせた国なのだから筆頭に挙がるのは水力のはずだ。太陽光は実に優れているし日中しか発電できない欠点も先進工業社会では大したことではないが(昼の電力需要が夜の約二倍あるからだ、そのことは産業界がよく知っている)、あれは都市部・集住地向けで、農村部では水力・風力が主流となるのではないだろうか。もちろんこの発電機──補助電源でしかないものを発電機と呼びたくないなら能動的節電装置でもいい──は輸出できる。停電頻度が高い地域で、ゼロサムゲーム思考の者には、周りが停電してもあなたの家だけは空調が停まりません、と言って売ればいいし、ウィンウィン思考の者には、送電網への負担が減るから停電頻度が下がり各施設の稼働率が上がって経済が回るようになり社会が豊かになります景気は一義的にはフローの発生頻度で定まりますから、と言って売ればいい。
もっとも日本の政官財界・産業界は原発との心中を選んだのだから、この種の製品はよその国の企業が造ったらよろしい。回帰不能点を過ぎていると思われるし、この期に及んで自国製に義理立てすることもない。それが市場性である。
  1. 2017/12/24(日) 21:00:00|
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