アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ぺんてる エナージェルアロイBL407


[ぺんてる 9159457] (まとめ)ぺんてる ハイブリッドテクニカノック用替芯 0.5mm 青 10本入:Amazon.co.jp
ぺんてる ボールペン替芯 ハイパーG XKLR7-A 0.7黒 10本セット:Amazon.co.jp

 ぺんてる海外支社が販売しているアルミ合金軸。$9.95, £9.50, 発売年不詳、インド製。米国市場では軸色が3色、欧州市場ではエナージェルスターリングの名で8色ある。替芯は国内版と同じくLR / LRN

 エナージェルはゲルインクボールペン。国内ではプラスティック軸BL70系を標準に、キャップ式や廉価版、金属軸回転繰出式高級版などがある。書き味に定評あり、低い筆圧でも明瞭な線で書ける。
 欧米向け本品は、つや消しアルミ合金製ペン軸に浮きあがった光沢が目をひく。一見塗り分けられたような光沢は、ワイヤ放電加工か多重鍍金かわからないが陽刻、0.1mmほど浮き彫りされている。とくにグリップは効能ありながら肌を痛めない滑り止めとなっており、ゴムグリップも菱目ローレットも苦手な者にぜひ薦める。
しかし仕上げがザツ、ルーペで見れば粗く、上級品ではあるが高級品ではない。パイロット エヴォルトストライプ(おそらく蝕刻、たぶん日本製)と比べると差がわかる。これを造るインド工場も指導されれば「キズ一つ無く製品出荷」とか「精確こそが美しさ」などと言い出すのだろうか。

・ノックボタンは押しやすく、仕上げがザツでも作動に支障ない。ボタンは定位置に戻る。作動音あり、ノック負荷約450g、BL70系と同程度。
・ポケットクリップは狭持力が強い。磁性あり。ペン軸尾端に深い溝が彫られ、ポケットから抜き出す動作を補う。
・ペン軸のバーコードラベルは剥がせる。

a) 本品BL407
b) エナージェルBL75Z
c) エナージェルX BL107
d) ゼブラF701
e) ラミーロゴL206
f) 三菱ジェットストリームプライムシングルSXN-2200

・ペン軸はグリップから胴軸まで直筒形。重心はほぼ中央、重量配分が偏っていない。
・エナージェルシリーズはペン軸が大きめ。本品もやはり大きめ、でありながらアルミ合金のため20g程度。20gは決して軽くないのだが、ほぼ同重量のステンレス軸ゼブラF701より大きいため、相対的に軽く感じられる。
・ペン軸表面の模様はBL70系を踏襲し、クリップ反対側の二重三日月模様もグリップの波紋模様(ぺんてるは指紋模様と呼んでいる)も陽刻で再現している。通例、金属表面に施される彫刻は陰刻。陽刻が全面にあるのは珍しく、滑り止めとしても装飾としても本品を特徴づけている。
・グリップは従来品よりやや長く、ペン軸中央付近を握れる。握る位置とペン先(支点と作用点)の間が長ければ、自ずと低筆圧で書くことになる。後述するように、インクが水性ゲルであることも書きやすさを助けている。
・口金は金属製。従来品よりやや長い。替芯のぐらつきは標準的だが、極細0.3mmで5mm罫に書ける。金属製なのに口金先端が厚く、替芯ペン先を見づらいのが難点。ペン先出没孔をφ2.5mmへ拡張してJISゲルL型用へ改造できるくらい厚い。とくに0.3mmや111.0mm長替芯(後述)が見づらい。ロゴ206のように面取りしたら見易くなる。

グリップを外して替芯交換。ねじは凹凸ともに金属のようだがアルミではなく、弛んだことがない。
◆替芯XLRN3, 4, 5 (ニードルペン先)、XLR7, 10 (円錐形ペン先)、φ6.3mm×111.0~111.5、ペン先径2.3mm、JISゲルK型、日本製。
型番にはXがついたりつかなかったりする。Hがあれば多色用で型が異なる。
黒赤青、海外市場向けに色芯あり。付属芯0.7黒。
ボール径/筆記距離;0.3mm/500m、0.4/400、0.5/700、0.7/400、1.0/300

・ゲルインクは水性インクの発展型で、経産省統計にもゲルインク項目はなく水性ボールペンに合算される。エナージェルは染料系インクで色が鮮やか、走り書きでも線が途切れずインク詰まりせず、2006年製替芯が2018年今なお涸れていない。
・反面、耐水・耐光性が低く修正テープ上で色が淡くなる。ボール径によって、またインク色によって耐候性が多少異なるが、公文書用とは言えない。同社には耐候性高い顔料系もあるが本品ほど売れてないらしい。
・書きやすさは定評通り、高精度なペン先と相俟ってなめらか。ボールペンにしては筆記角度を浅くして書ける(細字を除く)。だから旧油性ボールペンと異なり低筆圧で書ける。
・そして速乾インクだ。ゼブラ サラサドライが現れるまで、左利きに最適なボールペンと言われていた。いまもその評価が揺るがないが、裏抜けしやすい特徴もまた変わらない。紙に浸透しやすいから速乾インクなのだった。
・ニードルペン先がステンレス鋼削り出しで強度があり、筆圧に耐える。
・最大径が他社製同型よりわずかに太く、他社ペン軸ではノック作動が重くなる場合がある。

互換品:同社ハイブリッドテクニカノック用KFRN及びハイパーG用KLR、ゼブラ サラサ用JF芯及びサラサドライ用JLV芯、三菱シグノノック式用UMR-80系及びR;E用URR-100

代用品:サクラクレパス ボールサインノック用R-GB及びR-GBP、三菱SXR-、そして、
パイロットBRFN10を24mm延長すれば転用できる。
三菱パワータンク用SJP芯を20.5mm延長し、SJP芯前方に13mm長の管を嵌めれば転用できる。
・ばねをゼブラ サラサクリップ及びサラサドライ用もしくは三菱ジェットストリームSXN150/250及びシグノノック式用へ換えればゼブラEQ芯を転用できる。

 全長が111.0mmと111.5mmの二種ある。製造ロットか字幅による差か不明だが、私有品では0.3と0.4──海外では売られていない字幅が短い。BL407は111.5mmに合わせられているらしく、厚い口金と相俟ってペン先を見づらい場合がある。

太字1.0mmペン先が他社製より鋭角。LR10はジェットストリームSXR10やサラサJF1.0芯より筆線が太い。またスプリングティップ構造を実感できる。
口金内に固定されたばね(画像では取り出した)は、替芯交換しやすくするため端が拡がっている。

 Amazon.co.jpで売られる未輸入品にはゼブラF701もあり、ラミーロゴL206もそうだった。国際的な販路を持つグローバル小売業者はこのような未輸入品をもっと輸入したらアフィに好都合でよいと思うのだが、製品保証等が面倒なのだろう。なかには法外な値付けもあるから要注意。

今回でブログを休止する。
  1. 2018/01/15(月) 06:00:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
| ホーム | 北星鉛筆 #9500>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/372-390de999
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。