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本日からアフィリエイト目的でブログを始めた文具評論家です。まだアフィリエイト導入できておりませんが、よろしくお願いします。
初回にレヴューするのはファーバーカステルの芯ホルダ、TK9400/2mmとTK4600です。

軸尾に白い環があるのがTK9400、白い環がなくクリップ付きがTK4600です。
*私の手元にあるTK9400は1970年代ものなので軸色が明るい緑ですが、現行品はTK4600と同じく暗い緑です。
この二本の芯ホルダは基本的に同一ですが、なぜかクリップ付きのほうが廉く、またノックボタン内蔵簡易芯研器が、TK9400現行品では廃止されたのに廉価なTK4600には内蔵されています。ふしぎ。※現在は価格が逆転した。以前のTK4600は700円で、しかもカタログに写真が掲載されていなかった。
しかしこの太軸全盛の時代にあって最大軸径8.3mmφという鉛筆に次ぐ細さで、機構と形式もさることながらこんな前時代的な細軸でこの二本の芯ホルダはこれから先やっていけるのか……
では、細軸が罪なのかと言えば、描画においてはそうでもありません。
イーゼルに画板を立てかけ、芯ホルダを手のひらで包むように握ると、軸の太さが優劣の決定的要因ではないことがわかります。むしろ、軸が紙面に触れ難く利点にすらなります。

ノックはステッドラー780と並んで堅く、コイノアやカランダッシュに慣れると重くてかないませんが、そのぶん強筆圧に耐えうる製品でもあります。
しかし、その堅いノックに使われるばねが強力なためか、それともばねの取付位置が悪いのか、古いTK9400はペン軸が曲がっている場合があり、画像のそれも僅かながら軸が反っています。
ファーバーカステルは少なくとも1950年代にTK9400を売り出していますが、対するTK4600がいつごろからなのか不明です。1992年カタログには載っているため1990年代からあったことが窺えます。

ところで、2007年4月現在NHKで放映中の、TK9400並みに細軸のステッドラー788を使っている「趣味悠々色鉛筆」に登場するイーゼルが良さげですね。
と、ここにNHKテキストやイーゼルの広告が張られていたらクリックポチポチですよ。早くアフィリエイトを導入したいものですな。
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TK9400 3.15mmTK9500184100芯研器二穴式186600芯研器
導入した。
- 2007/04/26(木) 13:09:15|
- ┣芯ホルダLeadholder
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