上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-


イノックスクロムはスペイン企業。
クリップは厚い生地にも対応し、パーカー型(JIS油性G2型)替芯を用いる。廃番。
替芯容器は替芯挿入方向を逆にするとペン軸となる代物。
樹脂外装でインク残量がわかり、パーカー純正と同じくステンレスソケットに炭化タングステン鋼ボール。
前軸口金内径φ2.6mm,替芯ティップ径φ2.54mm,繰出式の宿命である芯先のガタツキからは逃れられない。ソケット外周にマニキュアを塗るとよいらしい。書き味は重く、冬の戸外では書けなくなる。
他のG2型より0.5mm短く
カランダッシュ849に無加工で流用可。
本体のほうは、2006年に販売提携を結んだOHTOのニードルポイント樹脂外装芯と相性が悪い。

画像上、後軸内部
最近では当のパーカー社自身も忘れがちな替芯後端のギザギザの役割は、後軸のノック機構と噛み合うためのもの。ノックするたびに替芯が1/2回転し、筆記時のボールの片減りを防ぐ、とともに部品点数を減らしている。
画像下、前軸内部
替芯交換時、替芯芯先が復座ばね中心から外れてばねをひしゃげないように、前軸内には漏斗状の替芯受けが入ってる。

インクはともかく、口金と一体化した前軸などなかなかの良品。
文具店より雑貨屋で見かけられ、次回はこれの万年筆。
- 2008/02/20(水) 06:30:00|
- ボールペンBallpoint pen
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0