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トンボ鉛筆 ZOOM LA NAVE マノ


線、線、線、・・・・、いくつもの線が生命を生み出していく。風変わりな小説、歴史についての論文、料理の作り方、風刺文、子供のなぐり書き、デザイナーの夢、建築家の気まぐれ、ラブレター、・・・・
紙に書かれた線は、生命の輪郭。
(ZOOM LA NAVEリーフレットから)
トンボZOOMは欧米でも人気が高く、スペインの設計事務所LA NAVEが設計案をトンボに持ち込むほどだった。そうして1990年ころZOOM LA NAVEシリーズ四種が発売され、マノはそのうちの一種。廃番。

軸尾端を約135°回して芯を繰り出す回転式であるとともにシャープ(0.5mm)/油性ボールペン(JIS油性G2型替芯)両用型。
このシャーペン機構は他のG2型ボールペンへ転用できるようでできない。
 特段の理由なく同型シャープ/ボールペンを造るならマノのような両用型が望ましい。

 結論から言うとマノは駄作。
 指を置くための左右非対称の凹みがあるが、人間工学的に優れると信じられているこのような形状は実はちっとも使いやすくはない。軸が凹んでいるぶん軸径が細くなっており、そのいっぽうで軸の最大径部分が手のひらや指関節に当たって指の動きを阻む。
なぜ最も細い部分を握らなければならないのか。そしてなぜ最も太い部分が干渉して指先の動きが阻害されねばならないのか。
 手首から後ろの動きだけで筆記するならともかく、指先の細かな動きも合わせてペン先を制御するなら、指の形に軸を凹ませるよりは環状に盛り上げたほうが指の自由度を奪わずペン先を制御しやすい。
 指の形に添った軸形は扱い難いということを、私はこれで学んだ。
外見と機能が相関する場合、見た目で機能を判断できるが、私にはそれができなかったのだ。
 私有品の軸尾端にはヒビが発生。
  1. 2008/05/10(土) 06:30:00|
  2. ボールペンBallpoint pen
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