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モンブラン22,24,32,34第一回



 1960年代にモンブランが製造した品番二桁の万年筆。当時、インクカートリッジが開発されていましたが吸入式がまだ主流で、紹介するものも吸入式ばかりです。
 二桁には10番台から40番台、70番台から90番台の製品があり、万年筆は末尾に2若しくは4がつき、22と32は小さく24と34が大きな万年筆です。品番による分類は「趣味の文具箱」3号が詳しい。
 今回紹介するのは中級の20番台万年筆、廉価版の30番台万年筆です。


 22と24大小二つの万年筆は同構造同形状であるのにあらゆる部品の大きさが違います。この時代は細かいですね。
左から22,24,34,32
 20番台のペン先は首軸前端に覆われたsemi hooded nib形式でインク流量が潤沢な利点があり、ペン先とペン芯がユニット化されています。キャップは落とし込み式。
 30番台はペン先を首軸前端の隙間に据え付けたintarsia nib形式。ペン先とペン芯はユニット化されていません。キャップはねじ式。

 20番台のペン先はしなやかで30番台は硬め、と違いがあります。ペン芯はどちらもエボナイト、胴軸はほぼ同設計です。


Amazonでもヴィンテージモンブランを買えるんだから驚きます。#031は金ペンだったっけ。
  1. 2007/06/11(月) 17:36:35|
  2. 万年筆Fountain pen
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

二桁モンブランのニブの全露出状態を 拝見しました。
私の中では、どうしても外観から254と同じ形状のニブが収まっているようには想像できませんでしたが、このページでようやく納得できた様です。


>20番台のペン先はしなやかで

ウイングニブには この表現がピッタリのように感じます。過剰に「柔らかい」という表現が一人歩きしているように思います。


31と32のモンブランを数本陳列していた 老夫婦の営む文具店が、悲しい事に最近シャッターを開きません。
30番台のニブがあまりに硬かった(←自爆)ので 購買には至りませんでしたが、このページを見ているとやはり入手しておくべきだったかと後悔しております。
  1. 2009/05/04(月) 09:49:56 |
  2. URL |
  3. Hagy #-
  4. [ 編集]

実行したことはありませんが、廃業した文具店には直接連絡をとろうかと思うことしばしばです。

ウイングニブがしなやかに感じるのは切り割りが開かないからだと考えていますが、このような感触を持つペン先は今では失われたようで少し淋しいですね。
  1. 2009/05/06(水) 19:00:22 |
  2. URL |
  3. 魚眼 #-
  4. [ 編集]

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