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シェーファー タルガ

1977年に発売された.9mm複動式回転式。軸全長の52%の位置を境に回り、一回転で芯を8mm繰り出す。後軸を引き抜くと消しゴムが現れる。90年代には.5mmツイストノックへ変わり廃番となった。
 回転式の扱いで留意すべきは回し過ぎないこと。可動範囲(芯を銜える把芯管が前後動できる範囲。本品なら67mm/約8回転)以上に回すと内部部品が傷み、緩み始める。
といっても可動範囲内なら回したほうがよく、寧ろ回さないと、つまり使っていないと作動が渋くなる。

クリップ先端には金属片が鑞づけされている。軸表面の溝は浅く滑り止め効果は低い。
 口金には横縞の切削加工跡が見え、右のクロスと比べるとその差がわかる。このタルガ1006は925銀軸だがクリップがクロム鍍金されるなど、あまり外観に気を遣われていない。
左:芯を銜えている把芯管。
右:把芯管内から針金が出て芯を排出した状態。これ以上は前進できない。
回転式は自動給芯できず、替芯は前から装填する。※口金を外す必要なし。
付属の替え消しゴム(左側)は廃番、インシグニア用(右)で代用可。
芯室に67mm長の替芯を2本ずつ計6本収められ、消しゴムを外すと取り出せる(左下)。
 店頭に数十年間売れ残っていたこのタルガは、内部の螺旋溝に芯が引っかかる作動不良を起こしたことがある。
注油したり静かに軸を逆回転させるなどしてなんとか芯を取り出してみると僅かに湾曲していた。芯は本体の芯室に収められていたもので、長く在庫されている間に反ってしまったのだろう。
 ノック式に比べ簡便さに欠ける回転式も、本品のように軸の半分が回れば書き乍ら芯を繰り出すことができ、手帳等のペン挿しへ挿す際に不意にノックボタンを押すこともなくボタンを紛失することもない。
  1. 2008/06/10(火) 06:30:00|
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