アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

キリン鉛筆 エース50-100


日本の鉛筆会社には三菱、トンボの二強のほかにも北星鉛筆やアイボール鉛筆、そして今回のACE50を製造していたキリン鉛筆がある。
 キリンACE50の書き心地は舶来鉛筆に程近く私の好みだったが、これの取扱店が廃業したため入手できなくなったのが悲しい。また本品自体廃番となっていた。生産期間は不明。
 米国では鉛筆は黄色軸でなければ売れないと言われる。それは20世紀初頭に米国で好評を得た米国産鉛筆が黄色軸であったことから米国消費者にそれが良品という刷り込みが為されたためであり、また机上で目立つ色だからだが、この黄色は極東シベリアや朝鮮半島産の黒鉛を用いていたことを示す色、即ち人種の色であった。
スイスのカランダッシュはそのことを知ってか知らずか黄色軸で、藍色のキリンと並べると栄える。

1ダース600円+税、光沢ある藍色の六角軸に銀色の銘が二面に箔押しされ、軸尾は芯の湿気防止のために白くシーリングされている。
より古いものは軸尾が白と藍色で交互に塗り分けられていた。
 記憶では芯硬度3H-2B(Fなし)。芯質は、高硬度物質の混入は感じられないものの日本製上級品に比べれば滑らかさに劣り、Hはザラつきがある。書き減りしやすいことから密度はそう高くはないのだろう。
筆跡の色の濃さや軸材の削りやすさは他の日本製と変わらない。

φ7.8×178mm
表銘:DRAWING [ロゴ] KIRIN ACE50 - 100 [芯硬度]
裏銘:高級製図用 [JISマーク、のち除外] JAPAN [芯硬度]
裏側にはKと数字四桁から成るロット番号と思しき打刻がある。
キリンへの言及はないが参考資料鉛筆と人間
  1. 2008/06/20(金) 06:30:00|
  2. ┣鉛筆Pencil
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<サクラクレパス ラビット ラディック510 | ホーム | シェーファー タルガ>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://schreibzeugkritiker.blog105.fc2.com/tb.php/64-52cc35f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)