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ウォーターマン エドソン



1993年に発売されたウォーターマンの高級ライン。鞘20g+軸23g、嵌合式、両用式。吸入器とインクカートリッジ二箱付属。クリップは可動式。緑軸は1996年限定生産、のち赤軸も限定発売され、黒軸は近年発売された。標準は金色鞘に青軸。

ほぼ同径のモンブラン149より前を握ることができ、ニブは厚く三次曲面ぎみで切割りが短いため18kといえど堅く、万年筆を立てて書く初心者にも向く。重心は中央付近だが、鞘をつければ後ろ寄りになり149と大差なくなる。

 首軸の金帯装飾は単なる鍍金ではないのかホールマークが打たれている。首軸後部の三ヶ所の金色突起は鞘との連結部品で、ねじのOリングは緩み止め。
 ペン芯はカートリッジ一本ぶんのインクを蓄えられそうなほどに大きくインク供給の不安はないのに対し吸入器は貧弱。
首軸内はインクを弾かないよう?シボ加工されているが、ニブは高級ラインのわりに磨かれているのは表面だけ、裏も磨くとインクの流れを阻まないと言われる。
ペン芯と首軸がニブの傾斜部を押さえるためぐらつかず、万年筆としては高筆圧にも耐えられる。
 分解する人間はそうはいないと思うが、ニブ下側のペン芯覆いを外したら糊がべったりついており、除去するとペン芯覆いと首軸の境目からインクが滲むようになった。とくに吸入器使用時滲出しやすい。そうなった場合はカートリッジでの使用を勧める。

 書き心地は程よい摩擦があり鉛筆のよう。ペン先が堅く前方を握れるエドソンは、価格を除けば初心者にも向いている。

 本品の名の由来であるL.E.ウォーターマンLewis Edson Watermanは「ペン芯」を発明し、万年筆の父と呼ばれる同社創業者。当然この本でも言及され、ウォーターマン以前の万年筆にも詳しい。

万年筆クロニクル

  1. 2008/10/20(月) 06:30:00|
  2. 万年筆Fountain pen
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