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パイロット スクールグリップ

 小学生向けフレフレ機構(シェイカー)つきシャープペンシル、スクールグリップ。今回もまた製造中止品で何か申し訳ない。
20070620133806220070620133806
 筆箱に入れて携帯することを前提としてクリップも消しゴムも廃し、ノックボタンは紛失を防ぐため固定され、0.5,0.7,0.9の三種の芯径とそれに合わせた異なる太さのゴム握りを具え、記名欄まで設けた製品。握りは柔らかいゴム製で埃だらけになりやすい。
 芯径と握りの太さの組み合わせは反比例し、.9mmには細い握りが、.5mmには太い握りが付属する。
設計者は低中高学年に合わせて芯径と握りを三段階にわけ、低学年には.9mmを、高学年には.5mmを使わせることを想定したのだろう。品名表記まで芯径ごとに変えている。
 口金は.9以外フルスライドスリーブ。尖端部を極力少なくしようとしたのかもしれない。
 フレフレ機構を組み合わせたノックの感触はたいへんに軽い。
20070620134403芯補充はボタンの蓋を開けて行う形式で、とても珍しい。
しかし、蓋のヒンジが劣化して割れないか心配。このノックボタンには屈伸耐性が高い樹脂が用いられていると思われ、五年ほど前に購入して以来壊れていないものの、なにぶん使用頻度が低いので耐久性が高いかどうかは不明。
 長さが90mmある付属芯はパイロット純正NEOX芯と思われるが、定着性が悪くすべらかな紙に書くと擦れて汚れやすい。芯硬度は2Bあたりなのでこれまた擦れやすく、意外な弱点である。

 要求される条件をわき道に逸れることなく満たした完成度が高い製品と考えられるが、これの設計者の最大の誤算は、小学校低学年はシャーペン禁止が多いことと、当の小学生がこども向けを嫌うことだったのではないだろうか。

 さて、私がシャーペンを使い始めたのは中学へ上がる直前だったように記憶してます。
現在は鉛筆と芯ホルダばかり。たまに.7や.9シャーペンを使う程度ですな。

資料;1998カタログp58,p66
  1. 2007/06/20(水) 11:38:16|
  2. ┣シャープペンシルMechanical pencil
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