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ロットリング 2000とイソグラフIPL第一回

単品にはインクつかず、セットはインクつき。
rotring isographIPL(Amazon検索)

 1978年、バリアントを改良したロットリング2000(10線幅)と2000イソグラフ(iso9175 Wikipedia準拠9線幅)が発売された。
線幅標示:天冠、首軸
線幅識別色:首軸
軸色は共にロットリングボルドー。バリアントⅡの名で売られたこともあり、それは黒軸だった。
2000は1985年にイソグラフIPLへ改良、iso線幅を中心に15線幅にまとめられる。
バリアントと同じくインクは別売り、23mL品番591 017と250mL 591 217、それにインクカートリッジ5本入り590 217がある。
イソグラフへの改良点
 ニブ前方のプッシュオンカバー/プッシュオンスリーブ(後述)を取り外しやすくするため鞘内に溝が追加された。2000には溝が無くプッシュオンカバーの条が長い。


※追記改稿した
 製図ペンの主な不調はインク詰まり。線が引けないからといってニブをいくら紙面に押しつけてもインクは出てこない。
インクが通気溝を塞いで通気(空気交換)を阻んでいる場合が多く、インク残量によっては逆にボタ落ちする。
この場合、通気溝のインクをインクタンク側へ戻す。それにはペン先を上にして尻軸側を机等に軽く打ちつけて(あくまで軽くだ)、通気溝に溜まったインクを落とす。
 但しインクが凝固している場合この限りではない。
 その場合バリアントではニブを外し、通気溝を洗浄するがしかし、首軸にニブをねじ込む旧来の形式では、再組立の際にニブがピストンの役割を果たして首軸内のインクを押し出し溢れさせ、再び通気溝をインク塗れにする。
使用中に通気溝を洗うとなるとインクタンクを外し、首軸も洗わなければならない。
 ロットリング2000はニブ外周部"プッシュオンカバー"を外すことで通気溝のみ洗浄可能とし、他社の製図ペン(その多くはバリアントの亜流だった)に対し一日の長を示した。
またニブと首軸を一体化することでぐらつきも解消した。
 ニブ内でインクが凝固している場合、通気溝洗浄では回復せず、クリーニングボックス585 281による漬け置き洗浄か超音波洗浄を要する。

 インクタンク、インクカートリッジ共にバリアントと互換。首軸のねじは、径、ピッチ、位置までもバリアントと同じであり胴軸や拡張部品の多くを共用可能。但し鞘は互換しない。

*ロットリング2000発売年はサンフォードより教わりました。厚くお礼申し上げます。
Amazonには一応4色揃っている。
ロットリングイソグラフIPL用インク 水溶性・注入式250ml 黒 591217
製図用注入式インク(23ml)【白】【イソグラフIPL用】591-018
シチズン 超音波洗浄機 SW1500
  1. 2008/08/10(日) 06:30:00|
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