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ステッドラー マルステクノ 770

 1992年発売の製図用。日本支社の925系に押されたのか前世紀中に廃番。品番は770でマイクログラフと同じ、発売当初は区別のため770Nとなっていた。
右は廉価版マルスマイクロ775。


φ8.9×148(収納時144)mm、一部が線幅識別色で成形され、芯径四種、芯硬度表示3H - B(Fなし)、スリーヴ長3.5mm(外径0.85mm)、芯繰出量約0.5mm(.3芯径の場合)、重心は芯先から軸長比約43%の位置にあり、ノックは軽い。
スリーヴ収納可、筆圧吸収機構つき。製図用に筆圧吸収機構は不要だが、製図用品の衰退に応じ筆記用途をも狙ったのだろう。

 ノックボタンを強く深く(5mm)押せばスリーヴを、軽く浅く(3mm)押せば芯を繰り出す。
他の可動スリーヴと違って一旦押し出されたスリーヴは口金に固定され、芯が書き減っても後退しない。
 押し出されたスリーヴを再度収納するにはノックボタンを深く押す、のだがコツがいる。
ペン軸を手のひら全体で握り、芯を収納、親指でノックボタンを深く押しながらスリーヴを机等に軽く押しつけ、軸だけを放すと軸が前進、スリーヴ収納する。
 スリーヴが樹脂を介して口金に接しているためか不快な筆記音を発し、他社製芯に変えても発生する。

 芯硬度表示は芯室(中軸)に印刷され、芯室を回して変える(1)。ノックすると見えなくなる(2)。

参考資料:同社テクニカルサプライカタログ1998
isoカラーコードが.5mm/赤、.9mm/赤茶色に見えるが、実際は.5茶色、.9橙。


STAEDTLER ステッドラー MARS MICRO 775製図用シャープペンシル(0.3mm)


STAEDTLER ステッドラー MARS MICRO 775製図用シャープペンシル(0.5mm)


STAEDTLER ステッドラー MARS MICRO 775製図用シャープペンシル(0.7mm)


STAEDTLER ステッドラー MARS MICRO 775製図用シャープペンシル(0.9mm)

STAEDTLER/ステッドラー マルスマイクロカーボン/シャ−プペンシル替え芯(0.3mm/HB)


STAEDTLER/ステッドラー マルスマイクロカーボン/シャ−プペンシル替え芯(0.5mm/B)


STAEDTLER/ステッドラー マルスマイクロカーボン/シャ−プペンシル替え芯(0.7mm/2B)


STAEDTLER/ステッドラー マルスマイクロカーボン/シャ−プペンシル替え芯(0.9mm/B)
ブンドキ.com Yahoo!店
  1. 2009/02/20(金) 06:30:00|
  2. ┣シャープペンシルMechanical pencil
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

スリーヴ収納

>スリーヴ収納可

これも知りませんでした。自分はこんなにも無知であったと再認識いたしました。


>スリーヴが樹脂を介して口金に接している

ここが理解できずに箱に入れたまま。でもローレットからスリーヴまで4段階に細くなってゆく造形美が好きで(Pentel Graph 600 も美しくて、並べてエントリしようと思っていました)、いつも目に付くところに転がしてありました。
同じ口金を使い回す為にこうなっているのだろうと思っていました。

ステッドラーを見くびっておりました。

勉強になります。m(_ _)m
  1. 2009/04/22(水) 01:03:21 |
  2. URL |
  3. Hagy #-
  4. [ 編集]

 私はカタログで見知った記憶がありますが、店頭POPも無かったと思いますし、これは言われないと気づかないと思います。

 ぺんてるグラフレットも段階的に細る口金で、初見時「エンパイヤステイトビルのようだ!」なーんて私は言ってました。
今ならバウハウス的、とか言いそうです。
  1. 2009/04/23(木) 00:30:30 |
  2. URL |
  3. 魚眼 #-
  4. [ 編集]

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