アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版The Critique of the Stationeries with an Affiliate blog

ファーバーカステル 9000番ダストフリーイレーサー587122


 緑は同社コーポレートカラー。紙巻きの印刷文が変わったようで、届いた品はカタログ画像と異なっていた。開封帯あり。発売年不詳、マレーシア製。150円税別。
 同社がマレーシアに消しゴム工場を構えたのはあそこが一大ゴム産地だからと思うがしかし、これは天然ゴム生地ではなくプラスティック消しゴム。
Amazon.co.jp説明ではPVCフリー(非塩ビ)と説明されているが、ファーバーカステル公式→Faber-Castell - Art eraser DUST-FREE greenではビニール製でフタル酸系可塑剤不使用。


◆消字力:良好
消す際の堅さなど、カランダッシュやリラの透明な塩ビ消しゴムに似ているが、あれらより消字力が高い。9000番ジャンボ/6Bも消せるし、舶来消しゴムとは相性悪いナノダイヤえんぴつも消せる。
消しかす:通例、まとまる消しゴムの消しかすがまとまり始めるのは、カドが丸まってから。これは新品時からまとまるうえ、消しかすが少ない。
消耗:やや遅い
消し心地:案外軽く消せる。
折れにくさ:折れにくい。トンボ モノより堅く感じる。

 特徴はカドは無いこと。四角柱の稜線を面取りして八角柱にしている。使うにつれカドが無くなるのだし、カドで細部を消せるのは始めのうちだけなのだから、始めから無くてもいい。
そのぶん細部を消しにくいが、実のところ従来品と大して変わらず、一行消しくらいはできるから実用上あまり問題ない。
面取りされた四隅は折れも防ぐ。ただ折れやすい消しゴム生地には感じられない。

 八角柱にしたのは材料を減らす目論見もあるはず。体積/10円を比べよう。
体積約15,600mm3÷150円税別×10=1,040mm3
トンボ モノPE-04(百円サイズ11mm×23×55)の約1.3倍。なんでも割高にする同社にしては控え目だ。

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→ファーバーカステル 鉛筆削り582800

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ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー582800


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー 582800 ゆうパケット対応
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 9000番鉛筆及びジャンボのために発売された二穴式鉛筆削り。
先に発売されていた子供向け(赤カステルと呼ばれている)角型182700系を元に切削角度を鋭くしてアート&グラフィック(緑カステルと呼ばれている)へ展開した製品。2012年?発売、中国製。
替え刃ナシ、刃が鈍ったら買い替えることを同社は勧めている。ねじは七角形で分解し難く、同社は安全ねじと呼んでいる。
口径φ8.5mm、切削角度19° - 19.5°、とんがり係数1.02 - 1、削りくず厚約0.2 - 0.25mm
公称21°だがそれより尖る。鋭く削る──芯先の円錐を長くすると、鉛筆と刃の接触面も長くなって抵抗が増えるため、削れ味がやや重い。
元型となった角型182700系同様、このφ8.5mm口径は同社水彩色鉛筆アルブレヒト デューラーφ8.4mmに合わせたらしく、9000番鉛筆φ7.5mmやふつうの鉛筆φ7.5 - 8mmには緩くて不安定に削れるため、切削角度も一定せず18°になることもある。そこで低く評価されがちだが、口径に合う鉛筆を削れば良品であることがわかる。
とはいえ9000番用なのだから、それに合わせてもらいたいところだ。
その口径に合う鉛筆であるカランダッシュ グラフウッドφ8.3mmを削ると19°になることから、設計上の切削角度も19°と考えられる。
コンテ ア パリφ8.5mmはギリギリ合わない。
他の同社製品と。
上から本品
角型182797/魚型183520
角型ミニ182702/丸型ミニ183502
トリオボックス183800下側
他社製鋭角鉛筆削りと。
鉛筆は一本めのみF - C 9000番、以下全てカランダッシュ テクノグラフ777。
上から本品
トンボKSA-121
KUMオートマティックAS2M
KUM 202-24で削った鉛筆は芯が何度も折れたカランダッシュ777/2B。今回は折れずに尖った。
KUM 400-5L
鉛筆は上二本カランダッシュ グラフウッド775 φ8.3mm、下一本F - C アルブレヒト デューラーφ8.4mm。
鉛筆削りは上から本品
魚型183520/角型182797
φ10.6mm、∠24.5°、とんがり係数0.78、削りくず厚約0.3mm
公称切削角度は24°、ほぼ公称通り。太軸でここまで尖る鉛筆削りは珍しい。
色芯より硬い黒鉛芯を削るためか、こちらのみチタンコーティング刃。しかし削れ味が重い。ちゃんと削れるし芯先も尖るが、元型のほうが削りやすい。

鉛筆は上四本が同社9000番ジャンボ、下二本がK-I-N 1820
鉛筆削りは上二本めから、本品
同社魚型183520/角型182700系
同社183800
M+R 203
Dux 9249
 やや大きく、筆入れに収められないのが難点だが、蓋の紛失と閉め忘れを防げる優れたデザイン。角型には小型化した角型ミニ182702もある。
*挿入口に蓋なし
1) 9000番角型582800, 21mm厚(最大厚22.4)×33.3mm幅×71mm長 約24gと角型ミニ182702, 20.8(最大22)×25×53.5 約12.5g
2)魚型183520/183525, 24×43×81 約27gと*丸型ミニ183502, 20×33×56.2 約9g
3)*トンボippo! KSA-121 21.4×30.9×43 約11g
4)*KUMオートマティックAS2M 27.5×34.8×67 約25g
5)KUM 4 in 1, 34.8×45.25×61.3 約28g
6)リラ グルーヴ用二穴式7311250, 38.5×39×52 約25g
7)*M+R 207 21.8×21.7×25 約10g
8) F - Cトリオボックス183800 46×46.4×66 約32.5g
9)ステッドラー512 001 φ42×58 約43g
10)スタビロ4518 24.5(最大厚25.5)×26.6×45 約8.5g
11)カール くるくるカールくんCPS-80 19×54.5×56 約17g
12)三菱パレット・ポケシャDPS-101PLT 18×24(最大26.4)×34 約5g
13)ソニック ラチェッタカプセルSK878 φ30(最大厚31.2)×90 約18g
14)クツワ ケズールRS007 22.2×46×55.7 約18g
以下消しゴム
15) F - Cダストフリーイレーサー587122
16)スタビロ1191
鉛筆削り本体の接合部は対称形、大小二穴の上下を入れ替えられる。

組みこまれた鉛筆削り本体は角型182700系と基本的に同じもの。それは丸型183500系とも同じもの。

 この優れた鉛筆削りにも欠点がある。鉛筆削り刃と周囲枠との間隔が狭く、三~五回程度削ると詰まって削りにくくなる。画像は二回削った状態。
詰まったら、鉛筆挿入口を上に向け、鉛筆削り本体をいったん外すと、削りくずが削りくず容器奥へ落ちるから、そこで本体を戻す。

 この点、角型ミニ182702と丸型183500系は間隔が広く、数本程度では詰まらない。丸型には蓋が無いのが欠点だが、その変種である魚型183520/183525やテントウムシ型183526、鷲型183527には消しゴムキャップが付く。

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→ファーバーカステル ダストフリーイレーサー587122


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ファーバーカステル 9000番ジャンボ1193**


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番ジャンボ鉛筆 5硬度デザイン缶入 ゆうパケット対応


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番ジャンボ鉛筆 ゆうパケット対応


FABER-CASTELL / ファーバーカステル 9000番2穴ジャンボシャープナー 582800 ゆうパケット対応

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【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:HB)

【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:2B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:4B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:6B)
【FABER-CASTELL/ファーバーカステル】9000番ジャンボ鉛筆(硬度:8B)
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 2025年までに大学入試が選択式から記述式中心へ変わり、しかも紙を廃止する気配すらあることから、マークシートに適していそうな鉛筆を売りこむなら今しかない、というわけで鉛筆を紹介する。ただし今回はふつうの鉛筆削りで削れない太軸太芯鉛筆である。

 同社を代表する緑軸の鉛筆9000番を太軸太芯化したもの。発売年不詳(日本発売2012年7月)、ドイツ製。たぶんFSC認証材使用、ASTM D4236(米国無毒検査)適合。

φ10.3mm×174~176六角軸、芯径5.3mm、約10g
芯硬度:HB、2B、4B、6B、8B
5硬度セット1,500円税別@300円税別、先付け鉛筆(芯先が削られて出荷される鉛筆、約∠26°)、封蝋あり
芯硬度標示が三面にあり、金字の銘が二面にあり、バーコードは緑がかった白。無地ではないため試験には今ひとつ不向きだが、とやかく言われるほどの内容ではないだろう。
[CASTELLロゴ] 9000 JUMBO [闘う騎士ロゴ] FABER-CASTELL [芯硬度]
[バーコード] [芯硬度]
Water-based varnish Wasserlack [SVマーク] Made in Germany www.Faber-Castell.com [芯硬度]
SVとは芯と木鞘を接着し芯が折れたり抜けたりすることを防ぐ製法。現在ではきわめて一般的。
昔の日本版カタログではセキューラル方式、米国公式HP→Faber-Castell - Faber-Castell FAQs
でもSekuralverfahren (Sekuralは造語に思われる)と説明されているが、ドイツ公式HP→Bleistift CASTELL 9000 Jumbo HBでは現在Spezialverleimung(特殊接着)と説明されている。

 書き味はKoh-I-Noor1820よりなめらか、黒鉛粒子が微細に感じられる。
しかしマークシート試験に書き味は関係なく、素早く塗れるか否かであり黒鉛が含まれるか否かであって、本品はその条件を満たしている。
 鉛筆一本でも解答できる文系問題に対し、理数系問題は筆算用とマークシート用を使いわけるのが望ましく、太軸鉛筆を併用すれば見分けやすい。太芯は芯露出が大きく、マークシート用なら一度削れば書き減っても二日は削らずに過ごせるうえ、先付け鉛筆だから鉛筆削りがなくても当座は塗れる。もっとも私は大学へ行こうと思ったことすらない人間であるからこの方法を無視してもよい。

 これを削れる鉛筆削りには同社9000番角型582800、角型182797、魚型183520、トリオボックス183800があり、他社製品にはKUM 4 in 1やDUX9249、リラ グルーヴ用、M+R602、同603、同203等々がある。
 どの鉛筆削りを選んでどう削るかなどお好きにすればよいが、芯先の円錐頂点が現れるまで削ることはない。鈍った芯先を残せば(戴頭円錐にすれば)接紙面積が増してマークシート用にも色鉛筆用にも益がある。
注意点は、この鉛筆の新品時芯先約26°に比べ多くの鉛筆削りは切削角度が鈍く、削ろうとすると、刃が芯先に深く食い込んで欠けやすくなること。この点、本品用鉛筆削り9000番角型582800は鋭角24.5°に削るため、その問題が発生しない。
 鉛筆は左から本品HB φ5.3mm、スタビロ イグザム288/HB φ2.2mmキャメル鉛筆No.CA-P4/HB φ2.2mm
2016年12月はこれら三本を芯径が太い順に紹介する。
 OMR(光学式マーク読取装置)に反応するかナンバーズ3で試し、いずれも赤外光を吸収した。センター試験での再現性を保証しないが気に病むことはない。
各鉛筆でマークを9ヶ所塗り、うち6ヶ所をそれぞれの消しゴムで消しても、読取エラーが起きなかった。
消しゴムは左からF - C 587122スタビロ1191、消しゴム付鉛筆キャメルCA-P4はその消しゴムで消した。

 センター試験出題数は二日間で三百強と思われる。マークはおよそ長径4mm短径2.5mmの楕円。これを長径方向に320コ並べれば1280mm。楕円を三本の線でマーキングすると仮定すれば、線を3840mm引くことになる。
次に、鉛筆の芯先を鈍らせる。ここでは先端が約1.5mm径になるまで鈍らせた。
次に、マークシート答案用紙はロト6用紙と同じ紙質に思われ、その用紙には4mm×1mmマークが計243コある。
であるから、その紙にマーク1コあたり約4回、計960回マーキングすれば、おおよそ線を3840mm書いたことになり、そこで芯がどれくらい減ったかを見れば、試験中に鉛筆を削る回数を推定できる。
 さて実行すると、960回書いても(定規不使用)、芯が0.3~0.4mm程度短くなったくらい。二日間でもマーキング用鉛筆を削り直す必要がなさそうであるから、鉛筆削りも紹介する立場としては困ったことである。
 芯先の切削角度は、本品が出荷時状態約26°、スタビロ イグザムグレード288はKUM AS2Mで削って約1918°、キャメルCA-P4はスタビロ鉛筆削り4518で削って約22°。減った体積は計算していない。左画像に写るのは比較のための1.4mmシャーペン
 いつも通り機械的な試験ではなく、また私の筆圧は低く80gあるかどうかだ。

参考リンク
→受験生のためのマークシートQ&A|教育ソフトウェア
→@nifty:デイリーポータルZ:マークシートは本当にボールペンを読まないのか?
→受験案内(PDF形式)| 大学入試センター [ファーバーカステル 9000番ジャンボ1193**]の続きを読む
  1. 2016/12/08(木) 23:00:00|
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伊東屋 イートンペンシル


【ITO-YA/伊東屋】イートンペンシル(マットレッド)

【ITO-YA/伊東屋】イートンペンシル(マットホワイト)
【ITO-YA/伊東屋】イートンペンシル(マットグレー)
【ITO-YA/伊東屋】イートンペンシル(マットブラック)

【ITO-YA/伊東屋】ROMEO ペンシル No.3


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 一文具店の独自企画商品ながら広く知られ、現在は木軸シャープWSPとともにヘルベチカシリーズに組みいれられた消しゴム付き鉛筆。軸色4色、つや消し塗装。1985年発売、同年グッドデザイン選定品。日本製。
共に画像に写っているロメオNo.3鉛筆は木鞘を黒染めして近年発売された同型。三本の六角軸はこれらの元型と思われるキャメル鉛筆CA-P4

φ7.6mm×183.5丸軸、芯径2.2mm、約4.5g
芯硬度HBのみ。
以前は金字でITO-YAと瀟洒に銘が入っていたが、2016年ころから黒字でHelveticaと銘打たれ、それ以外には芯硬度さえ記されていない。

*1行め(上段)は書いて消す行為を1回、5行めはそれを5回繰り返した。

 一見塗装に見える尾軸は消字力良好な(おそらく非塩ビ)消しゴム。金具を介さず直に付けられ、丸軸がその簡素な外見をさらに引き立たせている。設計が伊東屋なのか製造元(たぶん)のキャメル鉛筆なのかわからないが、本品を有名にしているであろう優れたデザインだ。
 この直付けされた消しゴムが、補助軸へ抜挿した際に外れるか試すと、分度器キャップでは適切に保持されてぐらつきもせず抜挿できた。あれは日本製に適している。
一方、ファーバーカステル9000及びUFOパーフェクトペンシルでは消しゴムが外れないものの軸木が傷つくくらいキツい。あれは舶来鉛筆に適している。


 木鞘は削りやすく良質。
 芯はキャメル鉛筆CA-P4よりやわらかく色が濃い。ロメオNo.3鉛筆もイートンと同じ芯のようである。
芯径2.2mmはKUMオートマティックAS2MM+R207で芯を剥き出すに適し、マークシート試験にも適しているが、丸軸のため机上で転がりやすく、キャメルCA-P4より書き減りやすい。
画像はソニック ラチェッタカプセルSK-878(二段階調節のうち短い状態)
クツワ ケズール(五段階調節のうち最も短い状態)
KUM AS2M
M+R 207
で削った芯先。

イトーヤ ヘルベチカ:Amazon.co.jp検索
  1. 2016/11/15(火) 06:00:00|
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メビウス&ルパート Nr.0203 二穴式鉛筆削り


M+R Mobius+Ruppert メタル2穴シャープナー

M+R Mobius+Ruppert 真鍮2穴シャープナー

M+R/Mobius+Ruppert Double brass Sharpener Round/丸型2穴シャープナー

DUX/ダックス シャープナー用替え刃・12N

KOH-I-NOOR/コヒノール 太軸六角色鉛筆 / JUMBO NATUR(12色入り)
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 メビウス&ルパート略称M+Rのマグネシウム合金製二穴式。
 ドイツでは新自由主義が下火にでもなっているのか、同社は旧産業かつ家族経営される従業員数75人の中小企業でありながら意欲的なことに、2016年に新製品ポルックス0601、カストール0610、ミノフィクス0614を発表した。
今回は残念ながらそれらではないが、挿入口の配置が特徴的な、鉛筆をやや鋭角に削る製品である。発売年不詳、ドイツ製。替刃はDUX 12Nが適合。
φ8.3mm
切削角度22°~23°、とんがり係数0.9~0.85、削りくず厚0.2mm~0.25mm
設計上は22°のようだ。
鉛筆直径は通例φ7.5~φ7.9だからφ8.3というのは少し広く、三角軸を削れる。またカランダッシュ グラフウッド775をギリギリ削れる。
φ11.2mm
切削角度29°、とんがり係数0.66、削りくず厚0.2
太軸用としては鋭角。
リラ グルーヴ及びカラージャイアント、F - C #9000ジャンボ、K-I-N 1820及びJUMBO NATURやMAGIC色鉛筆等を削れる。K-I-Nトリオグラフ1830 φ12mmは削れない。

 鉛筆を削る際に①方向へ傾けて(刃に沿わせて)削るか、②方向へ傾けて(刃に相対するように)削るかで、切削角度や芯先の仕上がりが変わる。軸径が細い舶来鉛筆はその変化も大きい。②では芯先が尖りきらず、ねじれて仕上がる。
 同社の他の二穴式と比較。細軸(標準的軸径)用はどれもだいたい22°。

 その特徴的な刃の配置から、DUX9249に組みこまれている鉛筆削りと同一かと思ったら少し違う。幅が狭いのが今回のM+R203。切削角度も異なる。

各鉛筆、上がM+R203で削った芯先で概ね22°、下がDX9249本体で削ってだいたい23°。太軸は画像の通り。

 DX9249鉛筆削り本体を蓋から外して使うと、太軸を削っても芯先がねじれることなく尖り、またK-I-Nトリオグラフ1830をギリギリ削れるようになって、カランダッシュ グラフウッド775も削れるようになった。DX9559でも同様。ちょっとDX9249記事を加筆修正してこよう。
 さて、M+R203でグラフウッド軸径φ8.2~φ8.3を削ると、六角軸の稜線がわずかに削り残される(緑矢印)。それでも削り続けることはできる。
  1. 2016/10/17(月) 06:00:00|
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